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あなたに当てはまるものはありますか?
- 投資を始めたいけど何を勉強すればいいか分からない
- 投資で成功するためにはどんな勉強が必要か知りたい
- 数ある勉強方法の中から自分に最適なものを知りたい
- できるだけ簡単に株式投資の基礎知識を身につけたい
- 自分が実践している投資の勉強方法が正しいのか不安
上記のどれか1つでも当てはまったあなたには、こちらの記事が役に立つことをお約束いたします。
逆に1つも当てはまらないという方は読む必要がないので、貴重なお時間を無駄にしないようにブラウザバックで戻ることをオススメします。
こちらの記事を読むだけで、あなたは投資で成功するにあたって、何から始めればいいか、どのように勉強するべきかが分かります。
しかも、記事を読み終える頃には、初心者にオススメの投資に関する基礎的な知識を身につけることができるでしょう。
もし「投資の勉強」に関して、少しでも悩んでいるのであれば、上から一字一句丁寧に読み進めることをオススメします。
まずは基礎知識を勉強しましょう。投資を行う上で失敗や後悔を防ぐためにも、マインドは大事ですのでマインドについても基本的なことを学んでおきましょう
こちらの記事は生徒数・講義数日本一の投資スクール「GFS(グローバルファイナンシャルスクール)」の精鋭の投資人・投資歴20年以上のベテラン投資家監修のもとまとめています。
監修者:市川雄一郎
グローバルファイナンシャルスクール校長。CFP®。1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)。日本FP協会会員。日本FP学会会員。 グロービス経営大学院修了(MBA/経営学修士)。
日本のFPの先駆者として資産運用の啓蒙に従事。ソフトバンクグループが創設した私立サイバー大学で教鞭を執るほか、講演依頼、メディア出演も多数。著書に「投資で利益を出している人たちが大事にしている 45の教え」(日本経済新聞出版)
公式X アカウント 市川雄一郎@お金の学校 校長
短期的に投資で利益を出すのではなく、いつの時代でも再現性をもって投資で成功できるようになるために、本質的な内容お伝えしているので、最後までご覧ください。
目次
投資で最初に勉強すべき8つのポイント(基礎知識編)
投資の勉強をはじめたいと思っている人は投資のことについて先に知りたいと思います。そこで1章では投資の基礎知識について最初に8つのうちの4つのポイントを解説します
投資で最初に勉強すべき8つのポイント(基礎知識編)
- 分散投資について勉強する
- 長期投資と複利効果について勉強する
- 投資商品の選び方とその買い方を勉強する
- 投資で出た利益に対する税金について勉強する
投資の基礎の基礎ですが、この知識がきちんと頭に入っているか入っていないかで、その後の運用の成績がかなり変わってくるはずです。
① 分散投資について勉強する
「分散」は投資で最も大事な概念です。
「卵は1つのカゴに盛るな」という投資の格言があります。
これは特定の商品だけに投資をすることなく、複数の商品に投資を行い、リスクを分散させた方がよいという教えです。
1つの銘柄の値上がりに賭けて資産を全部そこに投資していた場合、その企業が何かでダメになった場合に、資産が全部失われてしまう危険があるからです。
では、自動車会社が好きな人が、トヨタ、ホンダ、日産、スバルに分散するのはどうでしょうか。
これも、自動車業界全体が何かの理由で総くずれする可能性があり、適切な分散とはいえません。
では、金融やハイテク、医療、不動産など異なる分野の銘柄に分散投資するのはどうでしょう。
これはある程度効果があります。
ただし、景気後退局面や何らかの理由で暴落が起きると、株式はどの分野だろうと全部下落します。
では、株式(日本株、米国株、世界株)、債券(日本国債、米国債、社債、新興国債券)、コモディティ、不動産、金、現金などジャンルの異なる投資先に分散は?
これはかなり分散がきいていて、資産の一方的な下落からは免れるでしょう。
しかしこれも、良しあしです。
少ない資金であまり分散しすぎても、一向に資産は大きくなりません。
どこにどれだけの割合で投資するかを「アセットマネジメント」といいます。
これについては、ノーベル経済学賞をとったようなすごい研究もありますが、実際のところ最適解があるわけではありません。
あなたの資産規模、リスク許容度(どれくらいの振れ幅に耐えられるか)、リスクコントロール(素早い損切りができるか)等によって大きく異なってくるからです。
投資を始めた人もある程度経験を積んだ人もずっと悩み続け、さらに勉強し続ける必要がありますね。
② 長期投資と複利効果について勉強する
投資先を選ぶ際、企業業績などをつぶさに分析することをファンダメンタルズ分析といいます。
この反対が、業績分析をすることなく、株価の推移を示したチャート図などを分析することをテクニカル分析といいます。
テクニカルは主に短期でトレードするための投資法であり、正確には「投資」ではなく「投機(タイミングを見計らって売買すること)」にあたるため、投資には向きません。
しっかり資産を増やしたい人は、長期投資を心掛け、これに欠かせないファンダメンタルズ分析をしっかり学ぶようにしましょう。
長期投資の場合、短期の値動きにいちいち一喜一憂せず、設定した目標株価になるまでじっと保有する必要があります。
また、つみたて投資をする場合も、長期にわたって一定額を積み上げていく必要があります。
これは複利効果を使って資産を大きく増やすためです。
毎年一定額の利息・リターンがある場合、これを単利といいます。
複利とは、単年で増えたリターンが次の年にその増えた分にもリターンが上乗せされること。それが毎年繰り返される仕組みです。
たとえば100万円を年利10%の投資先で運用した場合、翌年には10万円のリターンがついていますよね。
その翌年は、この増えた10万円にもまた10%のリターン(1万円)が生じることから、元金+利息の10%、11万円が増えることになります。
利益が利益を生んでいくため、最初のうちはそれが小さくても、年を重ねて資産が増えていくほど加速度的にリターンが大きくなっていきます。
これはつみたてに限らずどんな投資にもあてはまることで、複利は資産を増やしていく上で欠かせない最強のパワーと言えるかもしれません。
世界一の投資家ウォーレンバフェット氏は、これを「スノーボール(雪玉)」と呼んでいます。
小さな球を雪の上でころがしてくと、どんどん雪がくっついて玉が大きくなっていくイメージですね。
ためしに金融庁のNISAサイトを使って積立投資のシミュレーションをしてみましょう。
月に3万円ずつ、20年間、投資をするとします。
投資先は米国大型企業500社の株価指数「S&P500」に連動する投資信託。
だいたいこれまでの実績で、年平均9%の高いリターンが期待できるすぐれたインデックスファンドです。
これを当該サイトに打ち込むと、こんな棒グラフが出てきます。
金融庁NISA特設ページより
あなたが投じた金額は3万円×12ヶ月×20年だから、720万円です(グラフの青い部分)。
しかし、20年積み立てると1300万円近い利益が乗り(黄色い部分)、総額では2000万円を超えています。
これは毎年9%の利益(投資信託の価格の成長)があり、さらに複利によってこれが雪だるま式に大きくなるためです。
この複利の恩恵を最大限享受したいなら、何があっても途中で積立を中断せず、配当などもすべて再投資に回すことが大切です。
③ 投資商品の選び方とその買い方を勉強する
投資をする意味、投資にとって大切な考え(リスクとリスクコントロール、長期分散と複利など)など、初心者が投資でまず身につけなければならないことについて理解したら、あとは実践あるのみ。
全部の勉強が終わって自信を深めてから、なんて悠長なことを言っていたらいつまでたっても投資は始められません。
投資の勉強はこの先もずっと続くので、とにかく同時並行で投資を始めてみることです。
また、投資商品は細かく分けると数多くの種類があるため、全てを勉強するのは難しいです。
選択と集中をすることで、選んだ投資対象で成果を上げることができるようになります。
下記の画像は投資商品ごとのリスクリターンの目安です。
※上記の図には一般的に投資ではなく投機に分類されるものが一部混ざっております。投機は投資に比べてギャンブル性が高くリスクが大きくなります。資産形成を目的とするのであれば、初心者には投機は難しくオススメできません。
それぞれの投資商品の細かい特徴は下記の記事にまとめていますので、そちらをご覧ください。
→【初心者おすすめ度がわかる】投資するなら何がいい?14種類を徹底比較
初心者がまず始めるのにオススメなのが「株式投資」と「投資信託(特にインデックスファンドへの積立)」です。
※詳しい理由に関しては「初心者には「株式投資」と「投資信託」の勉強がオススメ」の章で説明しています。
株式投資が初心者にオススメな理由
- 少額から始めることができる
- 少額からでも資産を大きく増やせる可能性がある
投資信託(インデックスファンドへの積立)が初心者にオススメな理由
- 少額から始めることができる
- 一度積立設定をすれば基本放置でOK
- 限りなくリスクを小さくすることができる
「株式投資」と「投資信託」を始めるために、まずは証券会社を選んであなたの証券口座を開きましょう。
そのとき、つみたてをするなら(しなくても)NISA(新NISA)口座をあわせて申請することを忘れずに。※NISAは2024年から新NISA制度に変わります。
証券会社はいくつ口座を開いてもかまいませんが、NISA(新NISA)口座は1人1つしか持てませんのでご注意ください。
そして口座が開けたらといって、最初から有り金全部突っ込むようなマネは絶対にしないでください。
投資信託の買い付けは100円からできるし、米国株なら1株単位(日本円で数千円〜数万円程度)から購入も可能です。
日本株は100株単位の売買なので少々値が張りますが、小型株なら100株でも10万円以下で買える株も多く、証券会社によっては端株(=1株)単位の投資も可能です。
まずは上記で紹介したS&P500インデックスファンドのような投資信託の定額積立を設定してみてはいかがでしょうか。
これをメインに据えて、あとは小さな額で個別株などもう少しリスクの高いものを購入していきましょう。
どこに投資するかはじっくり考えないといけませんが、先にも触れた通り、「投機」に手を出すのではなく、「投資」の本質にお金を投じるようにしてください。
具体的には、きちんと成長性を見極めた上で投資先を選ぶということです。
そうすれば、よほどひどい事業でない限り、企業は少しずつでも成長していくものです。
デイトレのような、海千山千のプロトレーダーとわたりあって「勝ち負け」を決めるような投機に手を出してはいけません。
成長する株を長く保有していれば、自然と上がっていくのですから。
新NISAを活用してインデックスファンドへの投資をする方は、攻めと守りの投資「コア・サテライト戦略」について知っておくとよいでしょう。
今なら、この戦略を詳しく解説した学習動画を配布中です。
④ 投資で出た利益に対する税金について勉強する
投資の利益には原則として下記のように税率20.315%の税金がかかります。確定申告が必要ない会社員でも投資を行うと、税金が発生して確定申告をしないと行けない場合もあるため忘れないようにしましょう。
投資にかかる税金 |
---|
投資にかかる税金 = 投資の利益 × 税率20.315% |
なお、この税率20.315%には所得税や住民税が含まれます。
<参考>投資の利益にかかる税金20.315%の内訳
- 投資の利益にかかる税金:20.315% =(所得税15% + 復興特別所得税0.315%)+ 住民税5%
※2037年までは所得税15%に復興財源確保法により0.315%が上乗せされる。
例えば下図のように10万円投資をして10万円の利益が出たとします。
丸々20万円受け取れるのではなく、20.315%の税金が課されて、利益は7万9,685円で
合計17万9,685円の受け取りになります。
基本的には利益が丸々受け取れないことを知っておいてください。
確定申告が不要な場合もある
投資をして利益が出ると20.315%の税金が発生しますが、以下の場合は確定申告が不要です。
- NISA口座のみで運用している場合
- 特定口座(源泉徴収あり)で取引を行っている場合
- 年収2000万円未満で投資利益と給与以外の所得の年間合計が20万円以下の場合
- 専業主夫・主婦などの扶養家族で投資利益が年間48万円以下の場合
それぞれ解説していきます。
NISA(新NISA)口座のみで運用している場合
NISA(新NISA)(少額投資非課税制度)は個人投資家のための税制優遇制度です。このNISA(新NISA)口座の限度額内で取引をしている場合は、利益に税金はかからないため確定申告は不要です。
特定口座(源泉徴収あり)を利用している場合
投資をする際に「特定口座(源泉徴収あり)」を利用している場合は、確定申告の必要がありません。
「特定口座(源泉徴収あり)」の場合、管理している証券会社などの金融機関が税金の計算を行い、源泉徴収という形で、投資家に代わってすでに納税を済ませています。口座には税金分を差し引いて利益が入金されているため、投資家は、改めて確定申告をする必要はありません。
年収2000万円未満で投資利益と給与以外の所得合計が20万円以下の場合
「特定口座(源泉徴収あり)」でなく「一般口座」や「特定口座(源泉徴収なし)」を利用している場合でも、年収2000万円未満で給与以外の所得が20万円以下の場合は、確定申告の必要はありません。
投資の利益と副業などの給与以外の収入の合計が20万円以下であることを確認しましょう。20万円以下であれば、「申告不要制度」が適用され、確定申告が不要となります。
専業主夫・主婦などの扶養家族で投資利益が年間48万円以下の場合
「特定口座(源泉徴収あり)」を利用していなくても、専業主夫・主婦などの扶養家族で投資利益の合計が年間48万円以下の場合は、確定申告の必要はありません。
ただし、これは納税者である扶養者の年収が1000万円未満である場合のみです。扶養者の年収が1000万円以下である場合、扶養家族の年間の合計所得金額が48万円以下であれば、配偶者控除が適用され、その所得には税金がかかりません
専業主夫・主婦の場合、株の利益が年間で48万円を超えると、扶養家族から外れて配偶者控除が受けられないなどのデメリットが生じることに注意しましょう。
確定申告が必須ではないがやった方がいいケース
確定申告が必要でない場合でも、下記ケースに当てはまる場合は、確定申告をすることがおすすめです。
確定申告をすることで、納める税金を少なくすることができます。
- 投資信託・株式投資トータルで損失がある場合
- 損失分の繰越控除を受けたい場合
- 「特定口座(源泉徴収あり)」を利用した専業主夫・主婦で投資利益が年間48万円以下の場合
詳しく見ていきましょう。
投資信託・株式投資トータルで損失があり損益通算する場合
投資信託・株式投資などトータルで損失がある場合など、確定申告で損益通算を行うことで税金が節約できます。
損益通算とは、同じ年に生じた利益と損失を相殺することです。例えばある金融商品の取引で利益が出る一方で、他の金融商品の運用で損失が出ているような場合、損失の分だけ税金を減らすことができます。
例えば、下記のような節税が可能となります。
■投資信託の運用で投資利益が100万円ある一方で、株式投資で70万円の投資損失を出した場合
損益通算前 | 損益通算後 | |
---|---|---|
課税対象 | 100万円 | 30万円 (100万円-70万円) |
納税額 | 20,315円 (100万円×20.315%) | 6,095円 (30万円×20.315%) |
損益通算前と損益通算後とでは、納税額に14,220円の差(=20,315円-6,095円)があることがわかります。このケースでは、14,220円の節税が可能となります。
■証券会社A社での株式投資で100万円の利益がある一方、証券会社B社での株式投資で110万円の損失をだした場合
損益通算前 | 損益通算後 | |
---|---|---|
課税対象 | 100万円 | -10万円 (100万円-110万円) |
納税額 | 20,315円 (100万円×20.315%) | 0円 |
損益通算前と損益通算後とでは、納税額に20,315円の差(=20,315円-0円)があることがわかります。複数の証券会社の「特定口座(源泉徴収あり)」を利用している場合は、他の証券会社との損益通算は自分で行う必要があります。
損益通算をしたい場合は確定申告をしましょう。
損失分の繰越控除を受けたい場合
投資で損失が出た場合、損失を翌年度から最大3年間繰り越すことができる「繰越控除」を使うことができます。ただし、繰越控除を使うために、確定申告をしておく必要があります。
例えば、投資取引において1年間の通算損失として50万円の損失が出た場合、確定申告で「翌年への繰越譲渡損失」とすれば、翌年の投資利益から前年の損失分を差し引くことができます。
なお、繰越控除を行う場合は、「特定口座(源泉徴収あり)」であっても確定申告が必要です。損が出た年に確定申告を行っていないと翌年以降に繰越控除を受けたいと思っても受けられないことに注意しましょう。
「特定口座(源泉徴収あり)」を利用している専業主夫・主婦などの扶養家族で投資利益が年間48万円以下の場合
「特定口座(源泉徴収あり)」を利用していて利益の年間合計額が48万円以下の場合は、確定申告を行うと支払いすぎた分の還付を受けることができます。
「4-1-4. 専業主夫・主婦などの扶養家族で投資利益が年間48万円以下の場合」で紹介した通り、専業主夫・主婦の場合、投資利益の合計が年間48万円以下の場合は、投資利益に税金がかかりません。
しかし「特定口座(源泉徴収あり)」を利用している場合、投資利益の合計が年間48万円以下であっても、自動的に納税を済ませていることになります。
例えば投資利益の年間合計額が20万円の場合、配偶者控除でこの20万円には税金がかからないものの、すでに40,630円分(20万円×20.315%)の税金を払っていることになります。
この場合は、確定申告を行うと、支払わなくてよかった税金分の還付を受けることができます。上記の例では40,630円分(20万円×20.315%)が返金されます。
このため、「特定口座(源泉徴収あり)」を利用している専業主夫・主婦などで投資利益が年間48万円以下の場合は確定申告をすることがおすすめといえます。
投資で最初に勉強すべき8つのポイント(マインド編)
ここでは投資の勉強の8つのポイントのうち、マインド編の心に刻むべき以下の4つのポイントを解説します。
初心者にオススメの「株式投資」と「投資信託」の細かい勉強方法と内容(何からどんな内容を勉強するべきか)は記事の後半に書いています。
→【株式投資の勉強】初心者が何からどんな手順で進めるかが分かる4ステップ
→【投資信託の勉強】初心者が何からどんな手順で進めるかが分かる6ステップ
しかし、この章の内容もこれから投資の勉強をするにあたって非常に重要な内容なので、読み飛ばさないようにお願いします。
投資で最初に勉強すべき8つのポイント(マインド編4つ)
- 投資しなくてはならない意味を勉強する
- 投資の目標設定と道すじについて勉強する
- 投資のリスクとリスクコントロールについて勉強する
- 損失が出たときの対処、心の持ち方について勉強する
それぞれ説明していきます。
⑤ 投資しなくてはならない意味を勉強する
投資はなぜ必要なのでしょうか。
これがきちんとわかっていないと、モチベーションも上がりません。
お金持ちになりたい!
老後のお金の不安をなくしたい!
FIRE(金銭的自立と早期リタイア)したい!
など、人それぞれ理由は異なるかもしれませんが、いずれにせよ「労働収入とは別の収入を上げる」ことが投資の第一の目的でしょう。
フランスの著名な経済学者であるトマ・ピケティ教授は著書『21世紀の資本』の中で、「資本家による資本収益率(r)は常に経済成長率(g)を上回る」ということを明らかにしました。
「r>g」(アール・大なり・ジー)の不等式でも知られるこの理論。もう少しかみくだいて説明すると、
「いつの時代も、投資家が投資でもうけるお金は労働者が働いて得るお金より大きい」
と言い換えることができます。
そのため、資本主義の下では「富める者は貧しい者よりさらに富を増やせる」という不平等な社会が続いてきているわけです。
今の仕事で一生懸命働いて稼ぐことももちろん大事ですが、資産を大きく増やすには残念ながら限界があります。
つまり、お金持ちになりたければ、投資をして現在の労働収入とは別の収入の道をつくらないといけないということ。
労働者から資本家へと転身する必要があるということですね。
一生懸命働いて預貯金を増やしていけばいいんじゃないの?
と思う人もいるでしょうけど、それは経済を知らない人の考え方です。
時代が進み経済が成長していけば、必ず物の値段が今よりも上がっていきます。これをインフレと言います。
インフレは悪いイメージがあるけど、そうではありません。
日本やほかの国々の経済が成長し、人々の収入が高くなったり、さまざまな物やサービスの値段が上がっていくことで、自然と上がっていくものなのです。
預貯金(現金)は額面こそずっと変わらない安全な資産に見えますが、実はこのインフレ進行とともに「価値」がどんどん目減りしていきます。
たとえば、ある国で
- 10年前に100万円で買えていた車が今は150万円となり、10年後には200万円になると予想される。
- 10年前に1000万円で買えていたマイホームが今は1500万円となり、10年後には2000万円になると予想される。
とします。い
この場合、過去10年からこの先10年までの20年間で、物の値段は2倍になる計算ですよね。
10年前に車とマイホームは1100万円で手に入ったのに、10年後には2200万円ないと手に入らなくなる。
つまり10年前にためたお金の価値(購買力といいます)は、10年後に2分の1になるということです。
この物価上昇がインフレの正体です。
稼いだお金の価値を失わないようにするには、増えるところにお金を置かないといけません。
銀行や郵便局の預貯金はその点でいえば最悪の選択となります。
現在の利息は大手銀行で高くて年0.02%程度。100万円預けていても年に200円増えるだけです。
ATMで1回おろしたら手数料で消える額だ
それより、まともな事業をしてきちんと利益を上げ、成長し続けている企業の株式を買えば、その何十倍、何百倍ものリターンが得られます。
しかも、売る商品の価格がインフレとともに上昇すれば、インフレに見合う利益を上げて成長することが可能です。
資産を守り、価値を減らさない。これが投資をする最も大事な理由かもしれません。
お金の勉強法はこの記事だけ見ればOK!初心者がやるべき手順を解説 の記事でも、お金の勉強をするべき理由や勉強法について解説しています。
⑥ 投資の目標設定と道すじについて勉強する
将来的にどれくらいの資産をつくりたいか。
5000万円?1億円?10億円?
それは5年後?10年後?20年後?
この何年後にいくらほしい、という目標をまずは決めましょう。
その上で、今の収入から月々どれくらい投資にまわせるか、自分の年齢からそれがあと何年くらい続けられそうか考えます。
月に2万円をあと20年はためられる?
それなら元本は2万円×12か月×20年=480万円です。
このお金を何に投資し、利回りをどれくらいと想定するか。
たとえば年利回り5%の株に投資したら、元本の2倍近い822万円まで増えます(税引き前)。
これは次の章で触れる、長期投資と複利の力によるものです。
しかし、思ったほどの資産にはならないな、最低2000万円はほしいな、と思ったあなた。
資産は「投資金額×年数×投資先の利m回り」で加速していくものです。
したがって、資産目標額に足りないと思ったら、それぞれの数字を上げていく努力をしないといけません。
短期で爆益を狙おうとリスクの大きな投資商品にどんどん突っ込んでいったら、かえって失敗してあっという間に投資市場から退場を迫られることになります。
コツコツと投資額を増やして積み立てつつ、勉強して少しでも利回りの高い投資先を探す努力が大切です。
⑦ 投資のリスクとリスクコントロールについて勉強する
投資にはリスクがつきものです。
投資におけるリスクとは「危険」のことではありません。
リスクとは上にも下にも価格が振れる「振れ幅の大きさ」を指します。
当然、リスクの大きい投資商品ほどリターンも大きくなり、リスクの小さい投資商品はリターンも小さくなります。
その逆もまたしかり。
リスクが大きい投資商品ほど損失も大きくなりやすく、リスクの小さい投資商品は比較的損失も小さく抑えられます。
大きな資金を一度に高リスクの株などに投資してしまうと、失敗したときにやり直しがきかなくなります。
かといって過度にリスクを恐れていては、資産はなかなか増えていきません。
投資で大事なのは、このリスクをどれくらいにするか考え、しっかり管理することです。これを「リスクコントロール」と言います。
下の図は様々な投資商品のリスクとリターンの関係を示したものです。
ざっくりと株式、投資信託、債券に分けていますが、それらはさらにリスクの大きさによって細かく分類ができます。
たとえば、デフォルト(債務不履行)の可能性が比較的高い新興国の国債は、日本や米国の国債よりもリスクが大きくなり、その分利回りが高くなります。
株式は、まだ成長途上で利益の出ていない企業の株式は、トヨタなど時価総額が大きい企業の株式より株価が上下しやすく、急に株価が上昇することもあれば、何かあると一気に暴落する可能性もあります。
話題のテーマに沿う成長株ばかりを集めた投資信託(アクティブファンドといいます)は、株価指数に連動する投資信託(インデックスファンドといいます)よりリスクが高く、その分リターンも損失も大きくなりやすくなっています。
預金はリスクゼロの投資と考えればいいでしょう。減る危険はない代わりに、増えもしません。
厳密には、万一預金先の倒産などがあると1000万円までしか補償されない小さなリスクがあります。
最初に触れた通り、インフレ進行で価値が減っていく(購買力が低下する)リスクもあります。
このように、それぞれの投資先のリスクの大きさがどれくらいなのかをきちんと勉強し、資産を失わないよう気を付けて分散投資していくことが大事です。
また、株式の売買では「信用取引」といって、証拠金を入金することでその額の3倍の取引ができる制度があります。
さらに、信用取引では株式を「空売り(からうり)」して、株価が下落するときに利益をあげることもできます。
信用取引は「レバレッジ(てこ)」のきいたリスクの高い投資方法であり、いわば借金をして取引をしているのと同じです。
資金が少ない人がこの信用取引をうまく使えば、飛躍的に資産を増やせるでしょう。
しかしその半面、失敗するとダメージもかなり大きくなります。
元金がゼロになるだけでなく、大きな借金をかかえてしまうこともあり、これで破産して人生が狂ってしまう人も大勢います。
初心者はできるだけ信用取引は避け、「現物」投資だけにしたほうがいいでしょう。
⑧ 損失が出たときの対処、心の持ち方について勉強する
投資は、リスクがつきものであり、それを管理することが大事だと上で書きました。
でも、いくらうまくコントロールできていると思っても、投資において損失(元本割れ)は必ず出てしまうものです。
市場の下落局面では、あっという間に10%も20%も株価や投資信託の基準価格が下落することがあり、タイミングによってはかなりの元本割れ(含み損といいます)になります。
このとき、どんどん増えていく含み損を見て、どれだけ冷静さを失わずに淡々と対処できるかが投資家には問われます。
投資ではこのマインドコントロールも重要であり、これを意識的に学んでいく必要もあります。
そのための専門書もあるくらいです。有名なのは『ゾーン』という米国の書籍です(画像をクリックするとAmazonページに飛びます)。
正しくマインドコントロールするためには、株価が上がったらいくらで売るか、逆に下がったらどこで損切りするか、または含み損が増え続けてもずっとホールド(=保有)するのか、暴落がきたらどうするか、などいろいろな状況をあらかじめ想定しておき、ルール通りに淡々と対処することです。
これは頭でわかっていてもいざ実行するとなるとなかなか難しいもので、座学で勉強するだけでなく、実践を積んで経験の中から学んでいく必要もあります。
初心者には「株式投資」と「投資信託」の勉強がオススメ
投資の基礎知識と投資をする上で知っておくマインドについてある程度勉強できたところで、初心者がまず始めるのにオススメなのが「株式投資」と「投資信託(特にインデックスファンドへの積立)」です。
この2つに関してはこの後の章で「株式投資の勉強ロードマップ」、「投資信託の勉強ロードマップ」として、どのような内容を何から勉強するべきか詳しく説明しています。
ここではこの2つが初心者にオススメな理由をお話ししていきます。
株式投資の勉強が初心者にオススメな理由
株式投資を初心者にオススメする大きな理由は次の2つです。
株式投資が初心者にオススメな理由
- 少額から始めることができる
- 少額からでも資産を大きく増やせる可能性がある
投資にあまり大きな金額を回せない方でも、株式投資なら大きな資産を作ることも可能です。
実際に日本株の中にも1年で10倍になるものもありますし、1.5倍や2倍であれば、数多くあります。
※下記は株価が年内に2倍超を達成した銘柄の数です。
・2013年:562銘柄
・2014年:265銘柄
・2015年:148銘柄
・2016年:260銘柄
・2017年:286銘柄
・2018年:122銘柄
・2019年:253銘柄
・2020年:334銘柄
・2021年:268銘柄
・2022年:227銘柄
このような株を複数見つけられるようになると、年間で資産を2倍、3倍と増やしていくことも不可能ではありません。
もしかしたら「自分にはそんな株見つけることができない・・・」と思うかもしれません。
しかし、株式投資の勉強をすることで、そのような株を見つけられる可能性を限りなく高くすることができるようになります。
下記の記事では株価が2倍以上になるダブルバガーの株や10倍以上になるテンバガーの株の探し方を紹介しています。
記事で紹介している内容が全てではないですが、気になる方は参考にされてみてください。
→プロ直伝!資金100万円でも株式投資で利益を出せる2つの方法
→投資初心者だから勝てる!「テンバガー」の見つけ方と7つの条件
投資信託が初心者にオススメな理由
初心者の方はまずは投資信託から始めてみましょう。
特にインデックスファンドに積み立てるところから始めるのがオススメです。
「インデックスファンドって何?」という方は、下記の記事を一度読んでみて、インデックスファンドについて理解しておきましょう。
→投資初心者が選ぶべき投資信託はインデックスファンド(インデックスファンドとは)
インデックスファンドへの積立投資が初心者にオススメできる大きな理由は次の3つです。
投資信託(インデックスファンドへの積立)が初心者にオススメな理由
- 少額から始めることができる
- 一度積立設定をすれば基本放置でOK
- 限りなくリスクを小さくすることができる
インデックスファンドへの積み立て投資であれば、長期運用前提なら限りなくリスクを小さく資産を増やしていくことができます。
他の投資と比べて、手間が少ないのもオススメな理由です。
例えば、米国の代表的な株価指数、S&P500で運用をしたとすると、20年以上の長期運用であれば、過去に1度もマイナスになったことがありません。
そして、リスクが少ないにも関わらず、過去30年の平均の利回りは9%以上あります。
毎月10万円を年利9%で運用した場合、20年経てば下記のような数字になります。
株式投資のように年利50%などを狙えるものではないので、少額から短い期間で大きな金額にするのは難しいですが、長い時間をかけることで小さなリスクで資産を増やしていくことが可能です。
【株式投資の勉強】初心者が何からどんな手順で進めるかが分かる4ステップ
株式投資の勉強を始めるときに、どのような内容をどんな順番で進めるべきかが分かる4つのステップを紹介します。
株式投資の勉強のステップは下記。
株式投資の勉強4ステップ
- ステップ1:株式投資の基本を勉強する
- ステップ2:株の買い方を勉強する
- ステップ3:株の選び方を勉強する
- ステップ4:株の出口戦略を勉強する
この流れで勉強していくことで、株式投資の基礎的な知識を身につけ、投資家として成功する第一歩を踏み出すことができるようになります。
あとは実践しながら勉強です。
まずは、ここに書いていることを上から下までしっかり読みましょう。
ステップ1:株式投資の基本を勉強する
まずは株式投資の基本的な知識を勉強していきましょう。
ここで紹介する株式投資の基本は下記の4つです。
- 株取引の仕組み
- 株価が上下する仕組み
- 株での利益の出し方
- リスクリターンの関係性
もちろん、他にもやっていきながら身につけて欲しい知識はありますが、まずはこの4つを抑えるようにしてください。
株取引の仕組み
株取引の仕組みを理解する前に、「株」とは何かをまずは理解しておきましょう。
株(株式)とは、企業が資金調達のために発行するもので、株を発行した資金を使って、企業は事業を行っていきます。
株を購入することで企業のオーナーの一人になることができます。
株取引の仕組みは下記です。
※引用 楽天証券
基本的に株を売買する場合は証券会社を使いますが、証券取引所が間に入っています。
株価が上下する仕組み
株価(1株あたりの株式の価格)が上下に動く理由を理解しておきましょう。
簡単に説明すると、株価は需要と供給のバランスによって決まります。
株を買いたい人が多ければ株価は上がり、売りたい人が多ければ株価は下がるということです。
※引用 東京証券取引所
そして、需要と供給は下記のような条件に基づいて決まっています。
内部要因 | 外部要因 |
|
|
これらの情報を分析して、投資家がどのように予想するかを判断し、株価が上がるか下がるかを予想していく必要があります。
株での利益の出し方
株の利益には下記の3つがあります。
【株での利益の出し方】
- 売買益(キャピタルゲイン)
- 配当金(インカムゲイン)
- 株主優待
どの方法で利益を得るかは目的次第ではありますが、資産を大きく増やしていきたいのであれば、基本的に売買益を狙っていくことになります。
成功している投資家の多くは売買益で利益を出したことによって、大きな資産を手に入れています。
それぞれの利益については下記に説明を書いておくので、理解できていない方は読んでおきましょう。
【売買益】
株式を安いときに購入して、高いときに売却すればその差額が利益になります。この差額による利益のことを「売買益」と呼びます。
株の利益として真っ先にイメージするのもこの売買益かと思います。
【配当金】
配当金は企業が利益を上げた際に、その一部を株主に分配する形で支払われます。
これは、株主が企業の所有者であるという考え方に基づいており、企業の利益はその所有者である株主に還元されるべきであるという原則からきているものです。
【株主優待】
株式を保有していることによって得られる特典のことを指します。これは、特定の企業の株式を保有している株主に対して、特別なクーポンや割引など、お金以外のもので還元されます。
投資または株の勉強をして利益を出したい!と思っているそんなあなたにおすすめしたいのが、オンラインで無料視聴できる「投資の達人講座」です。
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リスクリターンの関係性
まず、投資で言われる「リスク」について正しく把握しておきましょう。
投資で使われる「リスク」という言葉は「振れ幅」のことで、一般的に言われる「危険」という意味のリスクとは意味が違います。
投資のリスクリターンは基本的には比例します。
つまり、リスク(振れ幅)が大きいほど、リターンも大きくなり、逆にリスク(振れ幅)が小さいほどリターンも小さくなるということです。
投資におけるリスクとリターンに関しては下記の記事で詳細を説明しています。
リスクを軽減する方法も書いてあるので、合わせて確認しましょう。
→投資のリスクと軽減方法!リスク許容度別にオススメの投資方法も紹介
ステップ2:株の買い方を勉強する
ステップ2では株の買い方を勉強していきましょう。
株を買うには証券会社を選び、証券口座の開設をする必要があります。
下記の流れで説明していきます。
まだ口座開設ができていない方は読みながら進めてみてください。
1.証券会社の選び方
2.口座開設の方法
3.株の買い方
コラム 株式投資はいくらから始めるべきか
証券会社の選び方
まず、証券会社は大きく分けると2種類あります。
実店舗があり、対面でお客様に対応する総合証券(対面証券)。実店舗が存在しないネット証券です。
そして、オススメはネット証券です。
【ネット証券がオススメな主な理由】
1.手数料が安い
2.手軽に取引ができる
3.リアルタイムで情報を確認できる
ネット証券の中でも圧倒的に多くの人に使われている証券会社が楽天証券とSBI証券です。
SBI証券10,038,000口座、楽天証券9,000,000口座で3位の野村證券の5,353,000口座と大きく差をつけています。
楽天証券とSBI証券がオススメな理由
1.圧倒的に使いやすい
2.国内、海外ともに取引できる銘柄が多い
これから投資を始める方は、まずはどちらかの証券会社で口座開設をしましょう。
口座開設の方法
まず前提として口座の種類には一般口座、特定口座、NISA口座があります。
選ぶ口座によって、確定申告が必要かどうかが変わってきます。
下記はそれぞれの口座をの特徴を書いています。
一般口座と特定口座の違いは下記の記事で詳しく説明しているので、そちらをご覧ください。
→初心者はどちらが正解?特定口座と一般口座のメリット・デメリットを比較
NISA口座は少額投資非課税制度が適用される口座で、売買益や配当金にかかる税金(20.315%)が非課税になります。
2024年からNISAの体制が変わり、新NISAとなります。
現行のNISAと新NISAを比較して下記の記事で説明しているので、NISAについて理解を深めるために1度ご覧ください。
→【プロが監修】2024年からの新NISAとは?制度の変更点と賢い運用方法を紹介
【口座開設の申込方法】
まずは選んだ口座の公式ホームページを開き、そこから口座開設の申し込みが可能です。
「口座開設はこちら」などと書いているところを探し、そちらから進んでいきます。
例としてSBI証券と楽天証券のトップページの画像を貼り付けておきます。
申込の際は、氏名、住所、メールアドレスなどの必要事項を入力するとともに、本人確認書類とマイナンバーが必要です。(マイナンバーカードがなくても、個人番号通知書があってマイナンバーが分かるなら、口座開設の申込ができます。)
※本人確認書類の例
・運転免許証
・マイナンバーカード
・住民票の写し
・印鑑登録証明書
・パスポート
・健康保険証
・在留カード・特別永住者証明書
・住民基本台帳カード
SBI証券や楽天証券は、マイナンバーカードを持っていればスマホで口座開設の申込ができ、早ければ翌日には口座開設が完了します。
PCやスマホでの口座開設が不安な方は、郵送で書類を送付する方法でも、口座開設が可能です。ただし書類に不備があったら、返送された書類を訂正して再度送付…というように、日数がかかることを理解しておきましょう。
株の買い方
各証券会社ごとに、株の購入方法は詳しく説明されています。
ご自身が開設した証券会社のページを見て確認しておきましょう。
楽天証券とSBI証券のページを参考にはっておきます。
基本的に「目的や目標を達成するために必要な金額」から投資へ回す資金を考えるべきですが、そもそも株式投資を始めたことがない場合はまずは少額から始めることをオススメします。
人によって「少額」と思う金額も違うかもしれないので、具体的にイメージしやすいように言えば「今無くなっても問題ない金額」から始めてみましょう。
「投資の勉強をしている」という方で、いつまでも勉強ばかりしていて、実践をしない人がいます。
しかし、実践でしか学べないこともあるので、まずは実際に自分のお金を使ってやってみるのが重要です。
下記の記事では少額から投資を始めて成功するための3つのルールを説明しています。
初心者に知ってほしい本質的なことが書いているので、一度読んでみてください。
ステップ3:株の選び方を勉強する
ステップ3では、株の選び方を勉強していきましょう。
自分で購入する株を選べるようになるために、ここでは下記の3つについて説明しています。
- 銘柄の選び方
- 投資スタイルの違い
- 株価指標について
銘柄の選び方
株を選ぶときには、相場状況を確認した上で、下記の図のように「投資目的」「時間軸」「リスク許容度」などの観点をふまえてご自身に合った株を選ぶ必要があります。
初心者は「中長期投資でのキャピタルゲイン」を狙って株の銘柄を選ぶのをオススメします。
大きな理由としては、初心者には短期的な値動きの予測が難しいからです。
中長期で株を選ぶポイント
①:その企業の実力と株価の比較
②:業績や景気との連動性
具体的な銘柄選びの方法は下記の記事をご覧ください。
→元証券ディーラーが教える、初心者でも失敗しない株の選び方8つを大公開
また、下記の記事では長期保有でのおすすめの3つの戦略を紹介しています。
銘柄を選ぶ際に参考になるので、合わせてご覧ください。
→人気銘柄に飛びつく前に!株の長期保有でおすすめの戦略3タイプを紹介
投資スタイルの違い
銘柄選びのところの図の中にある内容ではありますが、あなたの生活や目指すべき目標によって投資スタイルを選ぶ必要があります。
様々な投資スタイルを紹介するので、自分に合った投資スタイルを選んで投資をするようにしましょう。
【時間軸による投資スタイル】
投資スタイルはいくつか分け方があり、時間軸で分けると下記の4つに分けられることが多いです。
・スキャルピング
・デイトレード
・スイングトレード
・中長期投資
それぞれの特徴は下記の表をご覧ください。
前の章でも言いましたが、初心者にオススメなのは中長期投資です。
その理由や時間軸による投資スタイルに関しては、下記の記事に詳しく書いています。
自分に合った投資スタイルを選べる比較表もあるので、参考にしてみてください。
→たったこれだけ押さえれば100万円でも株で成功する2つの投資手法
どうしても短期売買をしたいと考えている方は、一度下記の記事を読むようにしてください。
→株の短期売買をおすすめしない理由|それでも初心者がやるならこの2つ
【狙う銘柄による投資スタイル】
狙う銘柄によって分けられる投資スタイルもあります。
例えば「グロース投資(成長株投資)」と「バリュー投資(割安株投資)」です。
グロース投資とバリュー投資とは?
グロース投資(成長株投資)は将来的に成長していきそうな企業に投資をすること
バリュー投資(割安株投資)は企業の本来の実力(保有資産の価値)と比較して、株価が割安な状態である銘柄に投資をすること
グロース投資とバリュー投資については、銘柄選びでも紹介した下記の記事で触れています。
→元証券ディーラーが教える、初心者でも失敗しない株の選び方8つを大公開
【分析方法による投資スタイル】
分析方法によって投資スタイルを分ける場合もあります。
「テクニカル分析」、「ファンダメンタルズ分析」と言われる分析方法があり、それぞれどちらを重視するかなど、人によって考え方が違います。
テクニカル分析とファンダメンタルズ分析とは?
テクニカル分析・・・銘柄の株価や売買実績(出来高)をグラフ化したチャートからパターンを分s値騎士、将来の値動きを予測する分析方法
ファンダメンタルズ分析・・・企業の財務状況や業績状況の基礎データ(ファンダメンタルズ)をもとに企業の価値(成長性、安全性、収益性)を分析し、投資価値があるかどうか判断する方法
「ファンダメンタルズ分析の方が良い」とか「テクニカル分析の方が良い」ということではなく、それぞれに特徴があります。
自分の投資スタイルに合わせてそれぞれの分析方法を使い分けるといいでしょう。
下記の記事ではファンダメンタルズ分析に関して詳しく書いています。
特に中長期投資で結果を出したい方は理解しておきましょう。
→株のファンダメンタルズ分析とは?必要性や方法をわかりやすく説明
自分はマイナス100万円の損をした経験から、
短期投資型から中長期投資に切り替え、
積立投資の重要性も学んだので、積立投資もはじめました。
積立投資を組み入れたことで、資産の土台ができたので、安心感も確保できました。
このように自分の投資スタイルを調整しました。
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株価指標について
銘柄を選ぶ際に次の指標に関しては知っておきましょう。
株価の割安感を知るための「PER」と「PBR」。
会社がどの程度資本をうまく使って効率よく稼いでいるかが分かる「ROE」。
まず、それぞれの指標について簡単に説明しておきます。
【PER】
PER(Price Earnings Ratio)とは「株価収益率」のことで、株価が企業の収益に対して割安なのか割高なのかといった関係を示す指標です。
PERは、値が低いほど割安となります。
【PBR】
PBR(Price Book-value Ratio)とは、「株価純資産倍率」のことで、株価が企業の純資産(資産価値)に対して割安なのか割高なのかどうかを示す指標です。
PBRの値については、PBR=1を上回るか下回るかで割安かどうか判断されます。1を下回る方が割安、1を上回ると割高となります。
【ROE】
ROE(自己資本利益率:Return On Equity)とは、会社の自己資本でどれだけの利益をあげたか、その割合を%で表したものです。
一般的にROEが高いほど投資した資金を使って効率的に稼いでいることを示すため、経営効率が高く、投資価値が高いと考えられます。
上記の意味だけ知っていても使えなければ意味がありません。
それぞれの指標の活用方法は下記の2つの記事で詳しく説明しています。
→株のPERとPBRの違いとは?株価の割安感を見極めるための指標の使い方
ステップ4:株の出口戦略を勉強する
株式投資では出口戦略も重要です。
投資を始めるときは「いかに儲けるか」を目指す人がほとんどですが、合わせて出口をどうするかを考えておきましょう。
出口をまったく考えずに投資を始めてしまうと、大きな危険を伴う可能性があります。
【投資の出口戦略3パターン】
投資の出口戦略には主に次の3パターンがあります。
出口戦略の3パターン
① 一気に売り抜ける・一括売却パターン
② 少しずつ売っていく・定期売却パターン
③ 売却はせず配当や家賃を得ていく・配当パターン
下記の記事では投資の出口戦略の3パターンについて詳しく説明しています。
合わせて人生のステージに合わせた出口戦略や、定期売却をする際のオススメの取り崩し方などもお伝えしています。
「株を買うことばかり考えていて、出口戦略なんて頭になかった」という方は必ず読むようにしてください。
→プロ直伝!初心者でもわかる投資で失敗しないための出口戦略総まとめ
【投資信託の勉強】初心者が何からどんな手順で進めるかが分かる6ステップ
「そもそも投資信託って勉強する必要あるの?」という疑問をもつ方も中にはいますが、投資信託も勉強しなければ痛い目を見る可能性があります。
この記事では投資信託に関しても基礎的なことを網羅してい書いているので、ここに書いてあることをまずは理解しておきましょう。
投資信託の勉強のステップは下記です。
投資信託の勉強6ステップ
- ステップ1:投資信託の基本を勉強する
- ステップ2:投資信託の種類を勉強する
- ステップ3:投資信託の始め方・買い方を勉強する
- ステップ4:投資信託の商品選びを勉強する
- ステップ5:投資信託保有中のことを勉強する
- ステップ6:投資信託の出口戦略を勉強する
この流れで勉強することで、投資信託の基礎的な知識を身につけ、投資家として成功する第一歩を踏み出すことができるようになります。
まずは、ここに書いていることを上から下までしっかり読みましょう。
→投資信託で損したくないなら勉強は必須!はじめに知っておくべき知識も紹介
ステップ1:投資信託の基本を勉強する
まずは投資信託の基本について理解しておきましょう。
ここでは下記の3つについてお話ししていきます。
【投資信託の基本】
・投資信託の仕組み
・投資信託のメリット
・投資信託の手数料
→【図解】投資信託の仕組みを理解して投資成果を上げる3つのコツ
投資信託の仕組み
そもそも投資信託とは何か分かっていない方は、そこから理解するようにしておきましょう。
投資信託とは「投資家から集めたお金を一つの大きな資金としてまとめて、運用の専門家(ファンドマネージャー)が株式や債券などに投資・運用する金融商品」のことです。
お金の流れは下記のようになっています。
【投資信託のお金の流れ】
投資信託のお金の流れ
- 投資家が販売会社で投資信託を購入する
- 投資家が投資信託に支払ったお金は、大きな資金として一つにまとめられる(ファンド)
- まとめたお金を信託銀行で保管する
- 運用会社に所属している運用の専門家(ファンドマネージャー)がまとめたお金(ファンド)をどのように投資するのか考えて、信託銀行に運用の指図をする
- 信託銀行は指図を受けて株式や債券に投資をする
- 投資・運用によって運用成果(利益・損失)が出る
- 投資家に運用成果(利益・損失)が戻される
投資信託のお金の流れが分かったところで、流れに登場した機関についても合わせて理解しておきましょう。
【投資信託に関する機関】
販売会社
販売会社は、投資家と投資信託をつなぐ窓口の役割をしています。販売会社には証券会社や銀行などがあります。販売会社の役割内容としては、投資家ごとの口座を管理して、投資信託の販売や換金、分配金などの支払いを行います。
運用会社
運用会社は、投資信託を作り、投資家から集めたお金を運用する役割をしています。運用会社の役割内容としては、経済・金融情勢に関する情報を収集・分析して、運用の専門家(ファンドマネージャー)の知見をもとに投資家から集めたお金をどのように運用するのか考えて、信託銀行に運用の指図をします。
信託銀行
信託銀行は、投資家から集めたお金を保管・管理する役割をしています。信託銀行の役割内容としては、運用会社からの運用の指図に従って、株式や債券などの売買や管理をします。投資家から集めたお金(信託財産)は、自社のお金と分けて保管・管理(分別管理)することで安全を守っています。
投資信託のメリット
投資信託のメリットは下記の4つです。
【投資信託の4つのメリット】
少額から始めることができる
自分で投資・運用をする手間が省ける
分散投資ができている投資信託を選ぶことでリスクを抑えることができる
個人では買いづらい商品に投資ができる
4つのメリットに関しては下記に詳細が書いていますので、そちらをご覧ください。
デメリットも合わせて書いてあるので、合わせて確認しておくといいでしょう。
投資信託の手数料
投資信託には「買う時」「持っているとき」「売るとき」のそれぞれのタイミングでかかる手数料があります。
それが下記の3つです。
【投資信託にかかる手数料】
買う時にかかる「販売手数料」
持っている間にかかる「運用管理費用(信託報酬)」
売る時にかかる「信託財産留保額」
投資信託は手数料の大きさにより、投資の成果がかなり変わってきます。
以下は手数料が高いものと手数料が安いものを比較したときのシミュレーションです。
※毎月3万円を積み立て、20年間年利5%だと仮定した場合
手数料が高い商品を選んでしまうと、利益が出たとしても「手数料負け」してしまう可能性もあります。
投資信託の手数料は安いものを選ぶのがオススメです。
投資信託の手数料については下記にまとめてあります。
詳しくはそちらをご覧ください。
ステップ2:投資信託の種類を勉強する
投資信託の種類は大きく分けると「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の2つがあります。
インデックスファンド・・・投資成果が特定の市場平均指数に連動するように運用されている投資信託
アクティブファンド・・・プロのファンドマネージャーが投資商品を選別・運用している投資信託
他にも投資信託の種類として、下記のような分け方があります。
・国内株式型
・海外株式型
・国内債券型
・海外債券型
・バランス型
ステップ3:投資信託の始め方・買い方を勉強する
投資信託を買うには次のステップで進めていく必要があります。
- 証券会社を選ぶ
- 口座を開設する
- 口座に入金する
- 投資信託を購入する
このステップの詳細は下記の記事で詳しく説明しています。
もし口座の開設ができていない、投資信託を購入したことがないという方は、記事を読みながら進めていきましょう。
→【5分でわかる】投資信託の始め方 初心者に知ってほしい4つの手順
ステップ4:投資信託の商品選びを勉強する
投資信託の商品を選ぶ時に、これだけは外していけないポイントと手順を下記の7つにまとめました。
【投資信託の選び方7つの手順】
- 投資先を選ぶ前に資産の種類を選ぶ
- 複数の証券会社で投資先を探す
- 投資先と投資対象を決める
- 投資先の資産規模を確認する
- コストのかかる投資先を除外する
- 信託期間が無期限の投資先を選ぶ
- 運用実績をみて将来性を見極める
詳しくは下記の記事をご覧ください。
記事を読むことで、投資信託を選ぶ際にチェックするポイントが分かり、投資信託選びで失敗する可能性を下げることができます。
→知識ゼロからわかる!あなたに合った投資信託の選び方と投資家おすすめ銘柄
ステップ5:投資信託保有中のことを勉強する
インデックスファンドに積み立て投資をしている方の中には、一度積み立て設定をしてほったらかしにしている場合も多いです。
しかし、経済状況の変化が激しい時代ですので、自分の資産状況がどうなっているのか把握せずに完全にほったらかしにしてしまうのは適切とは言えません。
パフォーマンスを最大限上げたいなら、年に1回以上、もしくはコロナショックのような大きな変化が合ったときには資産状況の確認することをオススメします。
そして、資産状況を見直すためにも「ポートフォリオ」に関しては理解しておく必要があります。
ポートフォリオというのは、預金、株式、債券、不動産、投資信託など、投資家が保有している金融商品の組み合わせのことです。
下記の記事では実例を交えつつ、オススメのポートフォリオについて説明しています。
リスクを抑えてリターンを最大化したいという方は、記事を1度読んでおきましょう。
→あなたに適した投資信託のポートフォリオは?プロのおすすめも紹介!
ステップ6:投資信託の出口戦略を勉強する
投資信託を買うときに「何を買うか」は皆さん考えますが、出口は考えていない人も多いです。
出口をまったく考えずに投資を始めてしまうと、大きく資産を減らしてしまう可能性もあります。
投資信託に限らず、投資をする場合は出口を考えるようにしましょう。
【投資の出口戦略3パターン】
投資の出口戦略には主に次の3パターンがあります。
【出口戦略の3パターン】
① 一気に売り抜ける・一括売却パターン
② 少しずつ売っていく・定期売却パターン
③ 売却はせず配当や家賃を得ていく・配当パターン
下記の記事では投資の出口戦略の3パターンについて詳しく説明しています。
人生のステージに合わせた出口戦略や、定期売却をする際のオススメの取り崩し方などもお伝えしているので、「出口を考えていなかった」という方は必ず読むようにしてください。
→プロ直伝!初心者でもわかる投資で失敗しないための出口戦略総まとめ
また、基本的に投資信託は長期(最低でも20年)で持ち続けるのがオススメです。
長期間持っているほど、複利の力を活かすことができるからです。
下記の記事では投資信託を長期でもっておく理由と、利益確定のタイミングを説明しています。
→投資信託はいつ利益確定すべき?ベストなタイミングと注意点をご紹介
また、下記の記事では投資信託の種類ごと(ブルベア型/テーマ型/新興国型)の売り時を説明しています。
こちらも合わせて読んでおきましょう。
→投資初心者必見!誰でもわかる最もシンプルな投資信託の売り時2選
投資初心者がスキルアップできる投資の勉強方法6選
投資初心者が投資をしたほうが良い理由、具体的な投資の始め方などがわかったところで、次に投資の知識をスキルアップしていく勉強方法を6つご紹介します。
スキルアップしたほうがいい理由は、世界情勢や制度の変更などがあるので、投資をしながらその都度情報を取得し、対応していかなければならないからです。
そのため投資の勉強に終わりはありません。情報を取り入れることにより、投資に関して自分で判断できるようになると自信もついてきます。
この章では投資を始めてからでも有効な勉強方法をご紹介していきます。
投資初心者がスキルアップできる投資の勉強方法6選
- 投資のセミナーやスクールに参加して勉強する
- 投資や経済について新聞・テレビ・雑誌で勉強する
- アプリで勉強する
- 自分で投資の本を買って勉強する
- 企業のIRページで事業や業績を調べて勉強する
- 資産運用に最適な資格をとって勉強する
私たちが投資初心者に圧倒的にオススメなのが投資スクールで勉強することです。
スクールに入ることで、他で勉強するよりも圧倒的に早く成果を出すことができます。
貴重な時間を無駄にしないためにも「投資スクールが最善」と胸を張って言えます。
投資スクール以外の勉強方法に関しては、自分に意味のある情報だけを取捨選択しながら勉強をしなければなりません。
特に「WEBサイト」や「YouTube」などは、人によって言っていることが違うことが多々あり、何を信じて良いのか初心者では判断できません。
※そのためここでは勉強方法として紹介しません
例えばYouTube。
「投資」と検索してもたくさんの動画が出てくるため、何を見るべきか正直選べません。
なんとなくサムネイルにつられて、動画を見始めるものの、あまり本質的な内容ではなかったり、実践につながるものではない可能性が高いです。
しかも、関連動画には面白そうな動画がたくさん表示され、知らないうちに投資とは関係のない動画を見てまうなんてこともあるのではないでしょうか?
あなたの貴重な時間を無駄にしないために、勉強方法の選択肢に「投資スクール」を入れてみてください。
確かに最初にスクールの料金はかかりますが、最短で投資の知識を身につけることができるため、入学金をペイすることは難しくありません。
弊社が運営するGFSでは、レベルに合わせて、コンテンツを順番に見るだけOK。
動画選びに迷うこともなく、最短で投資で再現性を持って成果を出せるような内容になっています。
少し話が逸れてしまいましたが、それぞれの勉強方法の特徴をお伝えしておきます。
投資のセミナーやスクールに参加して勉強する
冒頭でお話ししましたが、投資はスクールで学ぶのがオススメです。
投資が普及するにしたがって、単発~短期の投資セミナーや長期にわたって専門家の講義を受けられる投資スクールも活発になっています。
わたしたちグローバルファイナンシャルスクール(GFS)には、10代から80代まで30,000人超の生徒がおり、2,000以上のオンラインの講義動画やライブ講義をもとに、自由にお金や投資の勉強をしています。
また、わたしたちのスクールが監修した投資セミナー「投資の達人になる投資講座」にはすでに30万人以上の日本人が参加し、2時間程度の講義で一生役立つ投資の基礎知識を身につけています。
日本人は投資に対してまだ「危ない」とか「怪しい」というイメージを持つ人がかなり多いですが実際に成功している投資家に学べるメリットは大きいです。
また、一緒に投資の勉強ができる仲間ができることもとても励みになると思います。中には親子で勉強している家族もいます(テレビ番組で紹介されました!)。
ただいま期間限定で無料で参加できますので、興味のある方は手始めに受講されてみてはいかがでしょうか。
投資の勉強を始めようとしている、投資の勉強をしている全ての方に役立つ内容になっています。
※無料という特性上弊社スクールの案内がありますが、入っていただかなくて大丈夫です。もちろん興味を持ってくださり、一緒に勉強できるのであれば、最大限サポートいたします
オンライン講義のため、好きな時間に申し込んで好きな時間に視聴が可能です。対面で変な勧誘をされるような心配もありませんので、安心してご参加ください。
「投資スクールに入ったり無料セミナーを受けるのが不安」、「なんか怪しそう」というイメージが拭えないという方は、下記の3記事を読んでおきましょう。
実際に投資スクールの中には詐欺のようなところもあります。騙されないためにも1度ご覧ください。
→初心者必見!株式投資セミナーを選ぶ5つのポイントと詐欺の見分け方
→資産運用セミナーにはまだ行くな!優良講座を選ぶ5つの確認ポイント
→もう迷わない!自分に最も合う「投資スクール」を選ぶ12のポイント
投資や経済について新聞・テレビ・雑誌で勉強する
投資を始めたら、投資先の業績のほか、業界の動向、さらには日本経済や世界景気が気になってくるもの。
業績がいくらよくても、世界景気が悪かったり、前日の米国市場が下落したりすると、日本市場上場の株式も一緒に落ちてしまいます。
日本市場の株を取引しているのは、6割以上が外国人投資家です。日本の中だけで株価が動いているわけではないのです。
投資家が投資をする上で最も気にしているのは、各国の中央銀行の金融政策であり、その結果変わってくる債券と金利、為替も市場動向に大いにかかわってきます。
また、中央銀行が金融政策を決めるために重要視する各種経済指標も投資家は常に注視しています。
それは消費者の動向でありモノやサービスの価格であり、企業の景況感、インフレ率、失業率、原油価格、不動産動向であったりします。
また、戦争や紛争、地震や豪雨などの災害、猛暑や冷夏、環境問題、移民問題なども直接間接に相場にかかわってきます。
長期投資する場合いちいち細かいことを気にする必要はありませんが、なぜ業績と関係なく株価が上げ下げするのかは知っておく必要があるでしょう。
でないと冷静な判断ができなくなり、リスクもマインドもコントロールができないからです。
株価や相場を動かす要因は数多くあり、それらの知識は一朝一夕では身につきません。
日頃からたくさんのメディアで金融経済や投資にかかわるニュースを見たり読んだりするようにしましょう。
以下、個人投資家がよく投資の勉強や情報収集で視聴・定期購読しているメディアをざっと挙げておきます。
自分のレベル・興味に合うメディアを探して、視聴購読の習慣を身につけましょう。
テレビ番組 | モーサテ、ワールドビジネスサテライト、カンブリア宮殿 ガイアの夜明け(以上テレビ東京)、マーケットワイド(東京MX) 定時のニュース(NHK)など |
ラジオ | マーケットプレス(ラジオNIKKEI第1)など |
新聞・雑誌 (オンライン含む) | 日本経済新聞、東洋経済新報、週刊ダイヤモンド、日経マネー ブルームバーグ、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)など |
SNS | Twitter(投資系アカウントや上記メディアの最新ツイート) |
ネット情報 | Yahoo!ファイナンス、株探、会社四季報オンラインなど |
アプリで勉強する
自分の持っているスマホのアプリを使って投資やお金の勉強も可能です。アプリであれば外出時のすき間時間でも勉強ができるの時間を有効活用できます。
下記へケース別の投資初心者にオススメのアプリをご紹介します。
ケース | おすすめアプリ |
お金を増やしたいなら | 株たす |
お金を管理して支出を減らしたいなら | マネーフォワードME |
経済の仕組みを勉強したいなら | テレ東BIZ |
ゲーム感覚でお金の勉強したいなら | ライフプランスタディ〜今日から考えるお金の戦術〜 |
・株たす
出典:株たす
本格的な株取引のシミュレーションが可能。過去の実際の値動きに合わせて取引の体験ができるので、実践力が身につけられます。
・マネーフォワードME
出典:マネーフォワードME
銀行口座や証券口座をまとめられるので、支出の管理に便利です。
・テレ東BIZ
出典:テレ東BIZ
「ワールドビジネスサテライト」や「ガイアの夜明け」など経済の勉強ができる、テレビ番組を視聴可能です。
・ライフプランスタディ〜今日から考えるお金の戦術〜
出典:ライフプランスタディ 〜今日から考えるお金の戦術〜
お金にまつわる勉強をクイズ形式で勉強ができるアプリです。可愛らしさもあるアプリなので特に女性は手を付けやすいアプリかなと感じます。
ご紹介したアプリについてさらに詳しく知りたい人は下記記事にて説明していますので、合わせてお読みくださいませ。
しかしアプリでは初歩的な内容しか勉強ができないので、もっと深く勉強したい場合は、他の勉強方法も取り入れたほうが良いでしょう。
自分で投資の本を買って勉強する
投資の勉強を独学でする場合、お金や投資の関係の本を買って勉強するという方法もあります。
書店に行くとかなり多くの本があり、どれを選べばいいか悩んでしまいそうですが、自分が投資をする分野に適した一冊を選んでじっくり読むのがいいでしょう。
手に取って読みやすいもの、初心者なら入門書を、中級者なら資産別(株、不動産、債券、金や仮想通貨など)の関連書、研究書など。
目安としては、出版から数年~10年以上たっても絶版にならず、何回も増刷されているベストセラーやロングセラーを選ぶといいでしょう。
投資系の書籍で有名な出版社と特徴を以下にご紹介します。
パンローリング | 投資先進国アメリカの投資本を数多く手がける老舗 |
日本経済新聞出版社 | 堅実かつ硬派な投資本や経済書が多い |
日経BP社 | 同上 |
日本実業出版社 | 隠れた名著が多い |
ダイヤモンド社 | 投資家向け雑誌「ダイヤモンドZai」で知られ、入門書などに定評がある |
下記記事では投資に関する本を紹介していますので、そちらも参考にしてみてください。
企業のIRページで事業や業績を調べて勉強する
個別企業の株式を購入する場合、その企業の四半期ごとの業績はもちろん、会社の様々な情報を調べて勉強する必要があります。
上場企業には自社のホームページに必ず、株主や投資家向けに経営状態や財務状況、業績、今後の見通しなどを広報する「IRページ」というものがあります。
IRとはInvestor Relations(インベスター・リレーションズ)の略。直訳すると「投資家関係」ですが、「投資家向け広報」と考えるといいと思います。
IR活動はすなわち「情報開示」であり、これを積極的に行っている企業を投資家は信用しますから、株価の上昇にもつながってきます。このため、1990年代ごろから日本企業も積極的にIRを開示するようになりました。
IRで最も重要なのは「決算短信」「有価証券報告書」「決算説明資料」で、これらは過去の発表資料も「IRライブラリー」などに保管されており、投資家がいつでも閲覧できるようになっています。
また、日本取引所グループのページには、すべての上場企業の重要なIRを即時に閲覧できる「適時開示情報閲覧サービス」のページがあり、これを見て企業の動向を調べている投資家も多いです。
これらの企業IRはファンダメンタルズ分析で投資先を選ぶ際に欠かせないアイテムです。
これらを早く読みこなせるようになると、投資家としてステージが一気に上がります。
投資に最適な資格をとって勉強する
投資では様々な知識を吸収していくことが大事と書きましたが、勉強ついでに投資に関連する資格も取って仕事や転職などに役立てようという人もいます。
ここでは投資の勉強におすすめの資格をいくつか紹介します。
もし投資に関する資格についてより詳細に知りたいという方には、下記の2つの記事もオススメです。
→【目指すべき資格がわかる】投資の勉強に役立つ資格17選
→FPは投資の勉強に役立たない?!投資で成功するために大切なこと
ファイナンシャルプランナー(FP)
第三者に対してお金に関するプランニングができる知識があることを証明する資格です。
とても人気のある資格で、これを勉強することで、投資のほか、金融、税制、保険などの幅広い知識が学べます。
FPには以下のような種類があります。
CFP(サーティファイドファイナンシャルプランナー ) | FPの国際資格。難易度が最も高い資格です。 |
AFP(アフィリエイテッドファイナンシャルプランナー) | FPとしてアドバイスや提案ができる知識があるという証になる資格です。 |
FP技能士(ファイナンシャルプランニング技能士) | 一般的に知られる日本FP協会主催の「FP技能検定」合格者の資格。3級から1級まであり、学科と実技試験があります。 |
DCプランナー
DCプランナーは、確定拠出年金制度(DC)の円滑な普及を目的とし、金融商品や年金制度などの専門知識を持つ人の資格。
日本商工会議所と金融財政事情研究会が共催する認定試験に合格し、日本商工会議所に登録することで認定資格が与えられます。
2級と1級に分かれており、DCに限らず金融商品や年金制度全般の知識が学べます。
日商簿記検定
日商簿記検定は、企業の財務諸表を読み、適切に分析が行える知識や技能を持つと認められる資格です。
日本商工会議所と各地商工会議所が実施する簿記に関する技能検定試験で、3級から1級、簿記初級や原価計算初級、3級から1級に分かれます。
企業の財務諸表が読めるようになり、適切な投資先を選べるようになります。
証券アナリスト
証券アナリストは日本証券アナリスト協会が発行する認定資格です。
金融市場の分析、投資アドバイスなどが行える高度な専門知識を持つと認められるプロの資格です。
証券投資全般に関する情報の分析、投資先の選定方法などが広く勉強できます。
これはかなり難関で、高度な数学の知識まで問われますので、よほどの覚悟が必要です。
中小企業診断士
中小企業診断士は、中小企業庁が認定する国家資格です。
企業経営に関わる幅広く横断的な知識を有すると認められる資格で、企業の経営課題を指導・助言できるようになります。
難易度はかなり高いですが、ビジネスパーソンが取りたい資格の上位にあり、株式投資の銘柄分析など投資にも役立てることができます。
資産運用検定
資産運用検定は「一般社団法人 資産運用検定協会」が主催する、資産運用に特化した資格です。
内容は、ライフプランニング、資産運用の一般知識、証券口座の活用、投資信託、株式投資、不動産投資・マイホーム、金融関連商品など。
投資家が投資を行うための知識を高めてもらう目的で作ったもので、投資についてのより実践的な内容が学べます。
他の資格に比べて余計な内容がなく、資産運用の知識だけに絞って勉強できるため、じわじわと人気を集めています。
くわしくは資産運用検定公式HPへ
投資の本質を理解し、正しい投資の勉強を続ければ、お金の不安が無くなる
ここまで、これから投資を始める方や、投資を始めたばかりの初心者の方のために、「投資の勉強」について書いてきました。
実際に「株式投資の勉強ロードマップ」や「投資信託の勉強ロードマップ」など、具体的な知識を身につけられる内容になっていたと思います。
しかし、ここに書いてあることは投資で勉強するためのほんの一部でしかありません。
ここに書いてあることを理解してやっと投資家としてスタートを切れるという程度でしょう。
投資で成功し続けたいのであれば、実践しながらも常に学んでいく必要があります。
その時に注意してほしいことが一つあります。
それは、「投資の本質を理解し、正しい勉強を続ける」ということです。
そして、投資の本質を理解した上で、正しい勉強を続けることができなければ、どこかで大きな失敗をしてしまうでしょう。
投資の本質とは「再現性のある知識」
私たちが考える投資の本質とは「再現性のある知識」であると定義しています。
投資の本質を理解すれば、運やタイミングで資産が増えるのではなく、誰でも正しく資産を増やしていくことができます。
例えば、初心者の方が抑えておくべき3つの投資の本質を上げるなら下記です。
初心者が絶対に抑えるべき3つの投資の本質
- 投機ではなく投資をする
- 投資の公式を理解する
- 長期目線での投資をする
それぞれ説明します。
1.投機ではなく投資をする
投資をする上で「投機」と「投資」の違いを知っておくことはとても重要になります。
なぜなら「投資」と思っていたものが「投機」である可能性が高いからです。「投機」とはタイミングにお金を投じることです。タイミングを見計らって安く買い、高く売ることで利益を得ることを目指しています。
しかし投機ではこんなことが起こり得ます。
・値上がりすると思っていたのに値上がりしない
・安いと思って買ったのに、どんどん安くなってしまう
ではどんな投資手法が「投機」と言えるのでしょうか、下記にまとめてみました。
【投機に該当するもの】
- FX
- 暗号資産
- 金やダイヤモンドなどのコモディティ(商品)
FXや暗号資産を「投資」と思っている方は実際多いです。かくいう私も以前はそれらを「投資」と思っていたことがあり、この事実を知ったときは衝撃が走ったのを覚えています。
もちろん、これらの方法を否定しているわけではありませんし、実際に利益をだしている人がいるのも事実です。しかし、誰でも正しく資産を増やしていける投資手法(=投資の本質)とは言えません。
投機とは逆に「投資」には、資産にお金を投げるという意味があります。資産は成長していくもののことを表します。成長していく「資産」に「投資」をすることが大切です。
ではどう言ったものが「資産」と呼べるのかというと、下記の3つのみです。
【資産に該当するもの】
- 株
- 不動産
- 債券
これらは基本的に成長していくものといえます。
たとえば、株式の場合、その会社で働いている何十人、何百人という従業員が朝から晩まで売上や利益を上げるために頑張っています。ポイントは「人」です。
株式も不動産も債券も、投資をすると「人のオーナー」になることができます。
しかし「投機」は違います。FXや暗号資産、金に投資をしたとしても、人のオーナーになることはできません。FXや暗号資産、金などが自ら価値を上げる努力をすることは不可能ですよね。
投資と投機の違いがわかれば、何を勉強するべきなのか、何に投資をしたらいいのか絞ることができますので、必ず覚えておくようにしましょう。
2.投資の公式を理解する
「明確な目的を決める」でも書いた「投資の公式」を理解することで、資産を大きくしていくことができます。
忘れてしまった方のために再度「投資の公式」をお伝えします。
投資の公式=資金✖️利回り✖️年数✖️知識
- 資金:投資に回せるお金のこと
- 利回り:投資金額に対する利子も含めた年単位の収益の割合のこと
- 年数:投資にかけられる年数のこと
- 知識:投資の知識(騙されない知識)のこと
あなたはどの項目を最大化できますか?
全ての項目を最大化できるのであれば資産の増えるスピードは格段に上がります。しかし、投資に回せるお金が少ない方は「資金」を最大化できませんし、若くない方は「年数」を最大化できません。他の項目を頑張る必要があります。
また、「利回り」を上げるには勉強が必要です。たとえば株式投資なら銘柄選びを勉強する必要がありますし、不動産投資ならいい物件を選ぶ方法を学ばなければいけません。
ちなみに、資金も利回りも年数も全て頑張るとこのようになります。
毎月10万円✖️年利50%✖️30年=約5兆7885億円(元本3,600万円)
ただし、実際に毎年50%の年利を30年間出し続けるのは至難の技ですので、あくまで数値上の話にはなります。
全ての項目を最大化できたとしたら、こんなにも大きな資産を築けるということが理解していただければOKです。
さて、もう一度投資の公式に注目してみましょう。
投資の公式=資金✖️利回り✖️年数✖️知識
資金・利回り・年数を最大化できても、知識がゼロだと全てゼロになってしまいます。だから投資には「勉強」が必要なんです。
騙されない知識・投資商品を自分で選ぶ知識。投資は完全に自己責任になりますので、ご自身の資産を守るためにも必ず「知識」は身につけましょう。
3.長期目線での投資をする
何度か前述したところではありますが、大事な項目なので再度お伝えします。投資は短期目線ではなく、長期目線で行うようにしましょう。
投資初心者が投資で成功するための一つの要件として「長期投資」が挙げられます。
ちなみに、資産が10兆円越えの個人投資家で投資の神様と呼ばれる、ウォーレン・バフェット氏もこのような格言を残しています。
バフェット氏は一般的に割安株を長期保有する投資手法をとっています。投資の神様でさえ長期投資をしているのです。短期で大きく儲けようという考えではなく、長期目線での投資を意識した勉強をするようにしましょう。
さらに一歩踏み込んで投資を学びたいなら、弊社のオンライン講座(無料)を見ることをオススメします。
生徒数日本一の投資スクールが本気でやっている無料講座です。
そして、本気で投資の本質を学び続けて、投資で成功し、お金の不安がない自由な未来を手に入れたいという方は、ぜひ弊社のスクールに入ってください。投資で成功したいなら、これが1番の近道と自信をもって言えます。
投資の勉強に関するQ&A
こちらでは投資の勉強に関する疑問にお答えします。
- 投資の勉強は何学部でするのがいいですか?
- 初めての投資 何から始めればいいですか?
- 株初心者は何から勉強すればいいですか?
投資の勉強は何学部でするのがいいですか?
投資の勉強をするなら、経済学、商学、経営学などの学部の中で、投資に関連がある、金融学を学ぶと良いでしょう。
また、
・投資に関する資格を取得するために勉強をする
・投資に関する書籍やブログを読む
・投資に関するセミナーや講座に参加する
・実際に投資をしてみる
など、様々な方法で投資の勉強を進めることもオススメです。
初めての投資 何から始めればいいですか?
投資が初めての場合、投資は、いきなり大きな金額で始める必要はありません。少額から始めて、少しずつに投資額を増やしていくのがおすすめです。
少額から始めることで、投資の経験を積んだり、損失を小さく抑えたりすることができます。
下記はこの記事の最初の章で取り上げています。投資で、できれば最初に勉強すべきポイントです。基礎知識とマインドについてです。
投資で最初に勉強すべき8つのポイント(基礎知識編)
① 分散投資について勉強する
② 長期投資と複利効果について勉強する
③ 投資商品の選び方とその買い方を勉強する
④ 投資で出た利益に対する税金について勉強する
投資で最初に勉強すべき8つのポイント(マインド編)
⑤ 投資しなくてはならない意味を勉強する
⑥ 投資の目標設定と道すじについて勉強する
⑦ 投資のリスクとリスクコントロールについて勉強する
⑧ 損失が出たときの対処、心の持ち方について勉強する
そして投資の勉強にあまり時間を割けない方は積立投資(投資信託)、勉強に時間を取れるなら少額から個別株投資を始められると良いでしょう。
積立投資(投資信託)も少額から始めることができて、リスクはかなり低いですし、一度積立設定をすればそのあとはほぼほったらかしでOKです。
個別株投資は少額から始められて、リスクは積立投資(投資信託)よりは高くなりますが、その分少額からでも、大きく増やせる可能性を秘めています。
株初心者は何から勉強すればいいですか?
株の勉強をしながら少額で投資を行っていき、経験を積んでいくのがが良いでしょう。
下記に株式投資の勉強ロードマップを記載しておきます。この順番に沿って、スクールやYouTube、本、雑誌、セミナーWebサイトなどを使って学習していくのがおすすめです。詳しくは株初心者でも大丈夫!よくある失敗ケースから学ぶ【株で成果を出すための方法】の記事で更に解説をしていますのでぜひお読みくださいませ。
Step 1
【株式投資を知る】
・株式投資の仕組み
→市場の仕組み
→利益の出し方など
Step 2
【株式投資のメリット】
デメリット
・株式投資のリスク
・株式投資で得られる効果
・成功実例・失敗実例
・失敗したときの対処法
Step 3
【株式投資の始め方】
買い方
・証券会社の選び方
・購入方法
Step 4
銘柄の選び方
・いい銘柄を見つける方法
・事業内容の見方
•決算 •成績の見方
Step 5
銘柄保有中にするべきこと
・決算毎の確認の仕方
・決算の見るべきポイント
・関連ニュースのチェック方法
Step 6
出口戰略
・利益確定の仕方
・損切りの仕方
まとめ
投資で最初に勉強すべき8つのポイント(基礎知識編)
- 分散投資について勉強する
- 長期投資と複利効果について勉強する
- 投資商品の選び方とその買い方を勉強する
- 投資で出た利益に対する税金を勉強する
投資で一番最初に勉強すべき8つのポイント(マインド編)
- 投資しなくてはならない意味を勉強する
- 投資の目標設定と道すじについて勉強する
- 投資のリスクとリスクコントロールについて勉強する
- 損失が出たときの対処、心の持ち方について勉強する
初心者が投資の勉強を始めるならまずは「株式投資」と「投資信託」から。
株式投資が初心者にオススメな理由
- 少額から始めることができる
- 少額からでも資産を大きく増やせる可能性がある
投資信託(インデックスファンドへの積立)が初心者にオススメな理由
- 少額から始めることができる
- 一度積立設定をすれば基本放置でOK
- 限りなくリスクを小さくすることができる
株式投資の勉強4ステップ
- ステップ1:株式投資の基本を勉強する
- ステップ2:株の買い方を勉強する
- ステップ3:株の選び方を勉強する
- ステップ4:株の出口戦略を勉強する
投資信託の勉強6ステップ
- ステップ1:投資信託の基本を勉強する
- ステップ2:投資信託の種類を勉強する
- ステップ3:投資信託の始め方・買い方を勉強する
- ステップ4:投資信託の商品選びを勉強する
- ステップ5:投資信託保有中のことを勉強する
- ステップ6:投資信託の出口戦略を勉強する
投資初心者がスキルアップできる投資の勉強方法5選
- 投資のセミナーやスクールに参加して勉強する
- 投資や経済について新聞・テレビ・雑誌で勉強する
- 自分で投資の本を買って勉強する
- 企業のIRページで事業や業績を調べて勉強する
- 資産運用に最適な資格をとって勉強する
※「YouTube」や「WEBサイト」などは、人によって言っていることが違うことが多々あるので、初心者では何を信じていいか判断できないため、オススメしません。
初心者が絶対に抑えるべき3つの投資の本質
- 投機ではなく投資をする
- 投資の公式を理解する
- 長期目線での投資をする
投資の公式=資金✖️利回り✖️年数✖️知識
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