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株式投資で資産形成を行う際の注意点この記事を読んでいるあなたは、資産形成を行うにあたって株式投資に興味を持っているのではないでしょうか。
結論を言うと、株式投資は資産形成にとても有効です。
ただし、株式投資で資産運用を成功させるには、具体的な投資のポイントや注意点など様々な知識を持っていなければなりません。勉強が必要なのです。
しかし、どのような勉強をすれば株式投資で資産形成を成功させることができるのか、不安ではないでしょうか。この記事では、実際に7年間株式投資を行なってきた私自身の知識をもとに、
- あなたに向いている株式投資の方法
- 株式投資を実際に始めるためのステップ
- 株式投資を行う際の注意点
など株式投資で資産形成を成功させるための知識をあなたに解説していきます。
本記事は
- 株で資産形成をするには何をしたらいいのか分からない
- 株式投資をやってみたいけど、どんなことに注意していいのか分からない
- 自分にはそもそも株式投資が向いているのか調べてみたい
- 興味あるけど怖い失敗をしてしまう可能性はあるのか知りたい
このようなお悩みがある方にぜひ読んで頂きたいです。あなたが株式投資で資産形成を成功させるための知識やアドバイスを出し惜しみ無く解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。
監修者:市川雄一郎
グローバルファイナンシャルスクール校長。CFP®。1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)。日本FP協会会員。日本FP学会会員。 グロービス経営大学院修了(MBA/経営学修士)。
日本のFPの先駆者として資産運用の啓蒙に従事。ソフトバンクグループが創設した私立サイバー大学で教鞭を執るほか、講演依頼、メディア出演も多数。著書に「投資で利益を出している人たちが大事にしている 45の教え」(日本経済新聞出版)
公式X アカウント 市川雄一郎@お金の学校 校長
目次
株式投資は最強の資産形成術
まず始めに株式投資が資産形成として非常に有効であることを解説します。
理由は下記2点になります。
- 給料と違い投資所得は無限
- 誰でも始めることができる
上記2点がどういうことなのか具体的に解説していきます。
【給料と違い投資所得は無限】
サラリーマンの給料は、会社の規定内におさまってしまいます。
どんなに死ぬ思いで努力をしても年収が1億円どころか1,000万円に到達しない企業もたくさんありますが、
株式投資には所得上限がありません。
実力のある方は、何千万円でも何億円でも稼ぐチャンスがあります。
また、経済学にはフランスの経済学者トマ・ピケティ氏が唱えた「r>g」という法則があります。
「r」とは資本収益率を示し、「g」は経済成長率を示します。
なんだか難しそうですが、簡単に言うと、「投資資本の成長率は、労働賃金の成長率より高い」ということです。
つまり、「労働で得た給料の稼ぎより投資で稼いだほうが効率よく資産が形成されていく」ということになります。
資産形成において株式投資を行うことは労働より効率が良いのです。
【誰でも始めることができる】
資産形成として株式投資を行うために特別な資格は必要ありません。証券口座とお金があれば誰でも行うことができます。反対に、嫌ならいつでも辞めることもできます。誰にでも行えて、可能性は無限大なのが株式投資です。
株式投資があなたに向いてるか分かる診断チャート
前章では株式投資が資産形成に有効であることを解説しました。
しかし、あなたは果たして株式投資に向いているのか心配ではないでしょうか?
本章では、あなたが株式投資に向いているのか不向きなのかを判断するための診断表をご用意しました。
株式投資向き不向き診断チャート | ||
儲かる可能性があるなら多少の損失は受け入れることができる | Yes | No |
経済や政治、株についての勉強をすることが嫌ではない | Yes | No |
株で損失が出ても感情的に熱くならない自信がある | Yes | No |
何事も他人の意見を鵜呑みにせず自己判断することができる | Yes | No |
最低限の貯蓄と余剰資金がある | Yes | No |
いかがでしたでしょうか?すべての項目に「Yes」を選ぶことができた方は株式投資が向いています。ぜひ株式投資での資産形成にチャレンジしてみてください。
また、「No」が多かった方もご安心ください。株式投資より難易度が低く、安定して資産形成ができる「投資信託」という投資手法があります。
「投資信託」に関する記事は下記がオススメです。
知識ゼロから分かる!あなたに合った投資信託の選び方と投資家オススメ銘柄
あなたに合った株式投資の手法を選んでみましょう
株式投資といっても様々な投資手法があります。本章では実践しやすくオススメの投資手法を3つご紹介します。
あなたに合った株式投資の手法を選んでみましょう。
具体的には下記3つの手法になります。
- 配当狙い投資
- 成長小型株の長期投資
- 大型株のスイングトレード
それぞれの投資手法の特徴やメリット、デメリット等について解説していきます。
「こんな人におすすめ」を参考にあなたに向いていそうな投資手法を選んでみてください。
下記ではそれぞれの投資手法の特徴を解説していきます。
配当金狙い投資
【配当狙い投資の特徴】
配当利回りの高い株式に投資を行う投資手法です。株価の上下による売買差益(株式の売買によって得られる利益)を狙わず、買った株式を放置し、定期的に支払われる配当金を獲得します。
【配当狙い投資のメリット】
- 売買差益を狙わないため、日々の株価を気にする必要がない
- 売買を頻繁に行わないため、時間が無い人でも実践ができる
売買差益を狙わないため、日々の株価を気にする必要がない
配当金狙いの投資では、株価の売買による差益(キャピタルゲイン)を狙いません。したがって株を購入した後は、日々の株価をあまり気にしなくてよいのです。
売買を頻繁に行わないため、時間が無い人でも実践ができる
売買を頻繁に行う投資手法ではないため、多忙な日々で株式市場を見る暇の無い方でも実践することができます。
【配当狙い投資のデメリット】
- 元手資金が少なければ、配当金も比例して少なくなる
- 配当金が永遠に同じ水準で支払われるとは限らない
元手資金が少なければ、配当金も比例して少なくなる
1億円を投資して5%配当金が得られれば500万円ですが、100万円を投資して5%の配当金ではたった5万円になります。
配当金が永遠に同じ水準で支払われるとは限らない
企業が好業績を出せば、支払う配当金が増える可能性もある一方で、企業の経営が危うくなれば配当金の減少や廃止ということも可能性としてありますので注意が必要です。
成長小型株の長期投資
【成長小型株の長期投資の特徴】
買った株式を数ヶ月から数年の間保有し続け、株価が2倍〜3倍といった大きな値上がりを狙った投資手法です。
【成長小型株の長期投資のメリット】
- 目先の株価を気にしなくて良い
- 多忙な方でも実践できる
- 1回の取引で大きな利益をあげることができる
目先の株価を気にしなくて良い
長期投資では数ヶ月〜数年の投資期間となるため、目先の株価で一喜一憂しなくて良いです
多忙な方でも実践できる
長期投資では日中に株価を監視する必要性は少ないです。サラリーマンのように多忙な方でも実践できます。
1回の取引で大きな利益をあげることができる
長期投資では数十%や数倍などの株価を狙います。1度の取引で大きく稼ぐチャンスがあります。
【成長小型株の長期投資のデメリット】
- 機会損失を招く可能性がある
長期投資では長期間株式を保有するため、その期間、資金を他の投資に回すことができません。株価が上がらない銘柄を買ってしまった場合は、他に良い投資対象があっても機会損失になってしまいます。
大型株のスイングトレード
【大型株のスイングトレードの特徴】
買った株式を数日〜数カ月間保有し、株価が上がったところで売却する投資手法です。
長期投資と比較すると狙える利益は少ないですが、その分早く投資成果が出ます。
【大型株のスイングトレードのメリット】
- 資金効率が良い
- 常に株価を監視する必要はない
資金効率が良い
スイングトレードは株式の保有期間が比較的短く売買を行うので資金を回転させることができます。
常に株価を監視する必要はない
長期投資と同じく日中に株価を常に監視しておく必要が無いので、多忙な方におすすめです。ただし1日1回は株価を見ることができると良いです。
【大型株のスイングトレードのデメリット】
- 1回取引での利益が少ない
スイングトレーでは少ない利益を何回も積み重ねて資産を増やしていくため、中長期投資と比較すると1回の利益が小さいです。
株式投資を始めるための具体的なステップ
前章ではあなたの性格に合った投資手法は選べたでしょうか。この章では株式投資を始めるための具体的なステップをご紹介します。
証券口座を開設する
株式投資を始めるための最初のステップは証券口座を開設することです。
銀行口座は持っているという方が多いかと思いますが、株式を購入するには、証券会社で「証券口座」を開設する必要があります。
では、どこの証券会社で証券口座を開くのがオススメかというと
のいずれかの証券会社がオススメです。
この3社の証券会社は「取引手数料が格安」という特徴があります。
また、スマートフォン用の株取引アプリも充実しており、外出先でも手軽に株価のチェックや取引が行えます。
上記でオススメした3社であればサービスに大差は無いので、どの証券会社を選んでも大丈夫です。
株式を選ぶ
証券口座を開設したら、いよいよ株式を購入することができます。
どんな株式を選ぶべきなのかを、前章でご紹介した投資手法ごとに解説します。
配当狙い投資では、配当利回りが高い、かつ、企業業績が安定している株式を買うと良いでしょう。
具体的な配当利回りは、3%以上を目安に銘柄を狙いましょう。
なお、各銘柄の予想配当利回りは下記サイト(日本経済新聞)で確認ができます。
https://www.nikkei.com/markets/ranking/page/?bd=dividend
成長小型株の長期投資では数ヶ月〜数年で株価が数十%や何倍も上昇しそうな企業を探します。
時価総額が小さく、上場して間もない企業の方が大きな成長を遂げる可能性があります。
これまでの経験から、私は「時価総額500億円以下」「上場10年以内」を1つの目安としています。
また、会社を動かすのは社長です。
社長が会社を自分事として捉えて、決定権をもってどんどん成長させていくほうがもちろん成長は早いです。そのため、条件に「社長が創業社長であること」が条件となります。
成長小型株の中には、ガンホー・オンライン・エンターテイメント(3765)やディップ(2379)のように数倍どころか数十倍になる株式が現れることも魅力です。
スイングトレードは数日〜数ヶ月といった比較的短い期間で
株価の波に乗って利益をあげます。
株価が順調に右肩上がりになっている株式を狙って購入しましょう。
また、銘柄はTOPIX100の構成銘柄(SBI証券HP参照)の中から選ぶのが良いでしょう。
スイングトレードを行う際は、買いたい時に買える、売りたい時に売れるといった流動性が大切になります。
TOPIX100の構成銘柄はいずれも流動性が高く、スイングトレードに向いてる株式が多いです。
※なお、「小型成長株の長期投資」と「大型株のスイングトレード」に関しては、
「たったこれだけ抑えれば100万円でも株で成功する2つの投資手法」
で詳しくご紹介しております。ご参照ください。
私たちが運営する投資スクールの無料セミナーでは、株価が上がりやすい株の条件を一部公開していますので、興味のある方はこちらの無料講座も視聴してみてくださ い。
→ 無料セミナーの視聴はこちら
実際に購入する
ご自身に合う投資手法と銘柄が選択できたら、いよいよ株式を購入してみましょう。
どんなに知識を身に着けても、すんなり上手くいくほど株式投資は簡単ではありません。実際に株式相場に踏み入ると、株価の値動きや経済情勢など様々な情報に翻弄されてしまい誤った行動をしてしまいがちです。知識だけではなく実践することで株式投資に慣れていくことが、資産形成の成功に繋がります。
次章では、失敗せずに株式投資を行うための注意点を解説していきます。
【実談別】失敗せずに株式投資を行うための4つの注意点
株式投資が資産形成に有効なことを説明してきましたが、投資は注意点を守らないと大失敗してしまう可能性もあります。
ここでは失敗せずに株式投資を行うための注意点を実際にあった失敗エピソードとともに4点解説していきます。
注意点1 余裕資金で行う
Aさんは、株式投資に以前から大きな興味を持っておりました。
Aさんはサラリーマンで稼いだ100万円で株式投資を始めたのですが、買った株式の株価が落ちていってしまいました。Aさんの100万円には、日々の生活に必要な生活資金も含まれていたため、Aさんはとても不安になり日中の株価が気になって仕方ありません。
結局、サラリーマンという本業を行なっている最中にスマートフォンを頻繁に見ることになり、株式投資どころか本業も集中できず上手くいかない、といった結果になってしまいました。
Aさんの失敗原因
・生活資金も投資に回してしまった
Aさんの失敗に学ぶこと
・生活資金は投資に回してはいけない
・心に負担の無い金額で投資を行う
注意点2 塩漬け株を作らない
Tさんは、企業分析が好きな投資家でした。
小型の成長株を企業分析し、「この企業は絶対伸びるだろう」という自信を持ち、投資を行いました。
しかし、企業の業績向上と株価があまり比例せず、むしろ株価はジリジリと下がってしまいました。Tさんは、自分の判断が間違っていたと認めることはせず、いつか株価が上がってくるだろうと株式を保有し続けましたが、とうとう株価はTさんの購入時から3分の1程度まで下がってしまいました。
Tさんがその株式を保有している間、株価が2倍になった株式は他にたくさんありました。Tさんの下がっている株式を保有し続けるという判断は、他の魅力的な投資対象に投資するチャンスを逃すことに繋がってしまったのです。結局Tさんが保有している株式は今も株価が冴えません。
Tさんの失敗原因
・自分の判断の誤りを認められなかった
・下がっている株を意固地になって保有し続けた
Tさんの失敗に学ぶこと
・自分の判断が間違っていたならすぐに認めて損切りを行う
※配当狙い投資であれば、企業が配当を出さなくなったら損切り
※長期投資では10%マイナスで損切り
※スイングトレードでは5%マイナスで損切り
・1つの株式に固執せず他に魅力的な銘柄があればそちらに投資対象を変える
注意点3 他人におすすめされた株式を買わない
Eさんは、若くSNSに慣れている人物でした。以前から興味のあった株式投資を最近始めたのですが勉強などは嫌いだったので株式に関する知識はあまり持っていませんでした。
Eさんは、勉強するよりプロのオススメする株式を買えば楽だし儲かると思っていたので、Twitterで有名なアナリストが発信しているオススメ銘柄を購入しました。しかし、オススメされた銘柄はアナリストの予想に反して下落していきました。結局Eさんの投資資金は大きくマイナスになりEさんは株式投資を継続するやる気を無くしてしまいました。
Eさんの失敗原因
・他人の意見で株式投資を行なった
・自分自身で株式投資の知識を付けようとしなかった
Eさんの失敗に学ぶこと
・株式投資の勉強を行う
・自身の判断で株式投資を行う
注意点4 熱くならない
Nさんは、株式投資を始めて1年が経ち、基本的な知識が身についている投資家でした。
株式を購入する際は、「◯◯円以下まで株価が落ちたら買う」など、きちんと自分のルールを作り慎重に投資を行なっていました。
Nさんはある程度、連続で利益を出せていたので「次のトレードも勝ってやるぞ」と意気込んでいましたが、次のトレードでNさんは損失を出してしまいました。それまで連続で利益を出せていたのでトータルで見れば勝ち越しているのですが、Nさんは負けたことが悔しく、自分のルールを無視しすぐに次のトレードを行いました。しかし結果はまた負け。Nさんは更に熱くなり再度トレードを行いましたが、更に負けてしまいました。結局今まで利益を出せていた分も失ってしまいトータルではかなりの損失を出してしまいました。
Nさんの失敗原因
・1度の負けで熱くなってしまい、すぐに損失を取り返そうとした
・自分で決めたルールを遵守しなかった
Nさんの失敗に学ぶこと
・負けても熱くならない
・自分で決めたルールは遵守する
上記で解説した注意点は株式投資初心者の方がつい行なってしまう失敗です。
よくある失敗にも関わらずどれも大きな損失につながる危険性があります。
今回ご紹介した注意点をよく理解し守ることであなたの株式投資での資産形成は成功に大きく近づきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。最後に本章で解説したことをまとめます。
株式投資で資産形成を行うためのオススメ手法
- 配当狙い投資
- 小型成長株の長期投資
- 大型株のスイングトレード
株式投資で資産形成を行うためのステップ
1.下記ネット証券で証券口座を開設する
・SBI証券
・マネックス証券
・楽天証券
2.投資手法別に向いている銘柄を選択する
3.実際に株式を購入してみる
株式投資で資産形成を行う際の注意点
- 余裕資金で行う
- 塩漬け株を作らない
- 他人におすすめされた株式を買わない
- 熱くならない
本記事で解説した知識をもとに、株式投資を行えばあなたの資産形成は大きく成功に近づくはずです。
ぜひご参考になさってください。
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