突然ですが「資産運用検定」の存在をご存知でしょうか?
実は高校から資産運用の授業が始まるタイミングで、弊社のグループ会社が2022年から始めた試みで、現在は2級・3級まで提供しています(1級は2024年7月時点で準備中)。
しかもこの検定、何も合格することが目的ではなく「自力で資産運用について判断できるようになるための検定」であり、級ごとの学習コンテンツと受検までをセットにして提供しているのです。
しかし昨今、ネット上では「資産運用検定は怪しい」というワードが踊っており、興味はあるものの真偽のほどがわからず、安全かどうかについてネットを駆使して調べているなんて方が多いようです。
そこで今回は資産運用検定が怪しいものではない理由と特徴について紹介していきます。
監修者:市川雄一郎
グローバルファイナンシャルスクール校長。CFP®。1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)。日本FP協会会員。日本FP学会会員。 グロービス経営大学院修了(MBA/経営学修士)。
日本のFPの先駆者として資産運用の啓蒙に従事。ソフトバンクグループが創設した私立サイバー大学で教鞭を執るほか、「会社四季報」編集長との共同セミナーに講師として登壇(東京証券取引所主催)するなど、著書に講演依頼、メディア出演も多数。「投資で利益を出している人たちが大事にしている 45の教え」(日本経済新聞出版)
公式X アカウント 市川雄一郎@お金の学校 校長
目次
資産運用検定が怪しいと言われる理由は?
冒頭で紹介したように、「資産運用検定」をネットで検索すると、なぜか「資産運用検定 怪しい」という関連ワードが出てきます。しかしながら当検定は『全く怪しくありません』。何も弊社のグループ会社が運営しているからというわけではなく、実際にその中身を全て知っているからこそ、自信を持ってそう言えるのです。
欧米諸国と比べて金融教育という面で遅れをとっている状況に一矢を報いるべくと言ってしまうと大袈裟ですが、生きていくために資産運用がいかに重要か? を知るための契機として開設した格好になります。そこでまず同章では、資産運用検定が怪しくない理由について語っていこうと思います。
民間資格だから?
資産運用にまつわる資格と言えば「ファイナンシャルプランナー(FP)」を思い浮かべる方が多いと思います。そもそもFPとは何か? 割と硬い言い方になりますが『個人から、収支・負債・家族構成・資産状況などの情報を受け、それを基に住居・教育・老後など将来のライフプランニングに即した資金計画やアドバイスを行う職業』のことです。
そしてFPには国家資格であるFP技能士と、民間資格であるアフィリエイテッドファイナンシャルプランナー(AFP)とサーティファイドファイナンシャルプランナー(CFP)があります。そして今回フォーカスしている「資産運用検定」も一般社団法人 資産運用検定協会が主催している民間資格です。
ただし、民間資格だからといって怪しい訳ではないことは、CFPやAFPを見てもお分かりの通りですが、重要なのは資格の種類ではなく「どんな知識を蓄えているか?」になります。つまり、FPの資格を持っている方やFPの資格を取得するために学習した方の多くは「幅広くお金にまつわる知識を備えている」でしょう。
しかし、ごく実践的な意味合いにおいて、FPが投資で成功できるとは断言できません。資産運用検定で学ぶことができるのは、実践的な投資の知識と、生きていくために欠かせない資産運用の活用法です。
もちろん、FPでは物足りないと言っている訳ではありません。資産運用検定が掘り下げているのは「ごく実践的な部分」であり、その点を考えると民間資格だろうが、国家資格だろうが、得るものが違うだけのことです。
運営陣を見れば怪しくないのは一目瞭然
「一般社団法人 資産運用検定協会」の参画者として名を連ねるのは、顧問に元大蔵省の金子明彦 氏、代表理事に我がGFS校長である市川雄一郎に加え、その道の専門家(元ファンドマネージャーや、不動産投資家、株式投資家)によって商品開発チームが構成されています。
とは言え、それだけでは「怪しくない」とは言い切れません。信憑性の程を語ると、同協会では「世の中に資産運用に対する自信を届ける」という理念、そして「自分の力で資産運用を判断できる人を増やす」という使命、さらには「日本の個人金融資産を9,000兆円にする」という大きな目標を掲げ、それらを達成するために日夜適切な商品を開発すべく切磋琢磨しています。
資産運用検定の特徴とは?
資産運用検定が決して怪しいものではないことをお分かりいただけたでしょうか?
次にご紹介していくのは同検定の基本的な情報についてです。年に何回試験があるのか?
はたして難易度や合格率はどの程度なのか? など、同検定の基本的な情報についてまとめていきます。
そもそも資産運用検定とはどんな試験?
まず、試験の概要について紹介しましょう。
試験の内容を見ていただくとわかるように、資産運用や投資にまつわる内容で構成されており、総合的な知識が必要なのは一目瞭然かと思います。では実際にどんな問題が出題されるのか? 3級の「資産運用」「投資信託」の見本問題を見ていただくと・・・
上記の通りです。
選択式だから何とかなりそう・・・と思われるかもしれませんが、細かい仕掛けが施してあり、ある程度の知識がある方でも、一度読んだだけでは瞬時に選ぶのが難しい問題ばかりです。
ちなみに、試験の結果は終了後、瞬時に出ます。ネットで受検することができるので、時間と場所を選ばず、準備ができたらいつでも試験に臨むことができます。
受検するにはいくらかかる?
3級の受検料は通常価格で6,600円(税込)ですが、今だけキャンペーン価格として5,500円(税込)になります。何だ、キャンペーン価格と言っておきながら、たったの1,000円しか安くないじゃないか? とご不満な方もいるかもしれませんが、実はキャンペーン中はそれだけでなく、4つの限定特典も付きます。詳細は・・・
①資産運用検定公式テキストが無料(通常価格:税込2,980円)
②公式テキストに沿った全21回の解説動画が無料視聴できる(通常価格:税込10,000円)
③何度でも先生に質問可能なLINE個別質問サービスが無料(通常価格:税込5,000円)
※受検可能期間中のみ利用可能
④資産運用をサポートするための実践講座が無料(通常価格:税込10,000円)
以上になります。
たった5,500円でこれだけの特典が受けられるとあれば、受けない手はないでしょう。ちなみにキャンペーンの期日については未発表なので、少しでも興味がある方は今のうちに受検してみることをおすすめします。ちなみに受検可能期間は申し込みから90日以内となっており、再受検は一度に限り無料です。
個々の詳細は、資産運用検定公式サイトのコチラからご確認下さい。
受かったら資格として使えるの?
国家資格と比べると見劣りするかもしれませんが、民間資格とは言え、企業へのアピール材料としては悪くないと思います。比較参考になるかどうかはわかりませんが、日商簿記やTOEICなども民間資格と考えると民間資格だとしてもそれなりに価値があるあたり、お分かりいただけると思います。
何より、資産運用にまつわる専門的な知識が、実生活に与える好影響の程は想像以上であることは間違いありません。
難易度と合格率は?
公式HPによると、3級の合格率は約90%、2級は80%程度とかなり高めであることがわかります。それだけの高さを誇っている理由は、何も問題が簡単である訳ではなく、試験対策として公開しているレクチャー動画や公式テキストの内容が良いためだと考えます。
ちなみに、3級は60問中、36問の正解(60%)が合格基準だそうです。
資産運用検定を受験するメリット
資格としての有用性は国家資格に及ばないにせよ、価値の程はご理解いただけたと思います。最後に総括としてまとめるのは、同検定の「メリット」についてです。単純に合格することだけを目的としない、他に類を見ない検定において、一体どんなメリットがあるのでしょうか?
メリット①資産運用の正しい知識が身に付く
資産運用検定協会が同検定開設に込めたのは、多くの人が自力で資産運用を理解・判断する力を養ってもらうことです。「日本の個人金融資産を9,000兆円にする」という目標が単なる理想ではなく強い願望であるなら、開設した目的が表面的なものだけではないことがわかると思います。つまり、合格して認定書をもらうよりも、資産運用に関する確固たる知見を養うことができる点こそ、最大のメリットと言えるのです。
何より一般的な資格試験では、講座の動画やテキストを受検者に提供することなどあまりなく、ましてやSNSで講師が個別に質問まで受け付けるなど、単なる試験対策にしては少々過剰です。
多くが自身でテキストを買い、試験の内容を想定して対策を講じるものだと思いますが、資産運用検定はそれらを惜しみなく提供します。正にメリットの塊ではないか? と言ってしまうと身内贔屓と捉えられてしまうかもしれませんね。
メリット②再受検が一度だけ無料になる
一般的な資格試験の場合、落ちてしまったら当然次回もお金を払って受検することになります。しかし、資産運用検定の場合は、一度に限り無料で再受検することができるのです。無論、一回で合格するに越したことはないのですが、落ちたらそれっきりでおしまいにせず、間違った点を直し、さらに理解を深めて再受検に臨むことで、誤認が減るのは間違いありません。
何より、受検料をもう一度支払うのは結構な負担なのは明白なので、二度目は落ちるまいと初回以上に頑張るのではないか?という目論見があるのかどうかはわかりませんが。
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