【投資手法別】投資のメリットデメリットを徹底解説!あなたに合うのはどれ?

あなたは投資を始めてみようと思っても、何かデメリットがあるのではないかと思い、始めるのを躊躇していませんか?

結論から言うと、投資にデメリットはあります。

メリットばかりに注目して投資を行うと、期待と違った結果を招いてしまう可能性があります。投資のメリットとデメリットを正しく理解した上で、どんな投資が自分に向いているのかを理解してから投資を行うべきです。

本記事では、様々な投資手法を経験している私自身の知識を基に、代表的な投資手法13選とそのメリット、デメリットについて解説していきます。

あなたが投資においてメリット、デメリットを正しく理解し自分に最適な投資手法を選べるようになるためのお役に立てると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

監修者:市川雄一郎 監修者:市川雄一郎 
グローバルファイナンシャルスクール校長。CFP®。1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)。日本FP協会会員。日本FP学会会員。 グロービス経営大学院修了(MBA/経営学修士)。
日本のFPの先駆者として資産運用の啓蒙に従事。ソフトバンクグループが創設した私立サイバー大学で教鞭を執るほか、講演依頼、メディア出演も多数。著書に「投資で利益を出している人たちが大事にしている 45の教え」(日本経済新聞出版)

公式X アカウント 市川雄一郎@お金の学校 校長

【投資手法別】様々な投資のデメリットとメリットを解説!

この記事では代表的な13個の投資についてデメリットとメリットを一緒に解説していきます。

株式投資

ここでは株式投資のデメリットとメリットをそれぞれ解説していきます。
下記をご覧ください。

株式投資のデメリット

1.難易度が高く勉強が必要

株式投資は大きな金額を稼ぐことができる可能性がある一方で、難易度が高く勉強が必要になります。
経済や政治の勉強に加え、ニュース等で絶えず情報を収集することが大切です。
株式投資に関わる勉強を継続的に行えない方では利益が出しづらくなってしまうのが株式投資のデメリットになります。

2.投資判断を自分で行っていく必要がある

株式投資は自分一人で行なっていくものです。誰かと一緒に行なったり、誰かに運用を任せるものではありません。株式投資は判断の連続ですが、自分の知識や経験を生かし一人で行なっていく必要があります。

株式投資のメリット

1.大きな金額を稼ぐことができる

株式投資のメリットはなんといっても、大きく稼ぐチャンスがあることです。自身の投資金額に対して2倍や3倍はもちろん、時には10倍の利益を稼ぐことも夢ではありません。

2.銘柄によっては株主優待がもらえる

企業によっては、株主に対して株主優待を出していることもあります。株主になることで企業の製品やサービスを無料で享受できることは株式投資のメリットです。

3.経済に詳しくなる

株式投資の成功には勉強が不可欠です。株式投資に関わる勉強をしていると自然に金融知識が身につき経済に詳しくなることができます。

投資信託

ここでは投資信託のデメリットとメリットをそれぞれ解説していきます。
下記をご覧ください。

投資信託のデメリット

1.資産形成に時間がかかる

投資信託で資産形成を行う際は少額ずつコツコツ積み立てていくことが多いです。
株式と違い短期的に価格が2倍、3倍と上下することはありません。リスクが比較的小さい分、上昇も穏やかであるため資産形成には長い時間がかかります。

2.商品数が多く選ぶのが大変

投資信託は6,000本程度の商品数があります。6,000本の中から自身に合ったものを見つけ出すには投資信託を選ぶための知識が必要です。

3.商品によっては手数料が高い

投資信託の中には手数料が高いものも少なくありません。そのような投資信託を選んでしまうと投資信託の上昇で得られた利益を手数料で相殺してしまう可能性があるため注意が必要です。

投資信託のメリット

1.時間を味方につけ資産形成ができる

投資信託は長い年数をかけて積み立て投資を行うことで力を発揮します。
短期的に大きな資産を築くことは出来ないですが、時間を味方につけることで低リスクで大きな資産を築くことができます。

2.投資をプロに任せることができる

投資信託はファンドマネージャー(投資のプロ)が運用を行います。自身で個別に株式投資等を行う自信が無い方は、投資信託に投資を行うことでプロに投資を任せることができることがメリットです。

債券投資

ここでは債券投資のデメリットとメリットをそれぞれ解説していきます。
下記をご覧ください。

債券投資のデメリット

1.大きな資産形成はできない

債券は、株式や投資信託のように大きな価格上昇を見込むことが難しいです。元々大きな資金を持っている人が利息収入を得るために保有するのは良いですが、大きな資産形成を目的としている人には不向きな商品です。

2.途中売却する場合は元本割れの可能性がある

債券投資は元本保証があるイメージの方もいらっしゃるかと思います。しかし、債券を満期まで保有せず途中で売却する場合、購入した時の価格よりも下落していると元本割れを起こしてしまいます。

債券投資のメリット

1.預金よりも高い利息収入を得ることができる

債券の利息は銀行預金と比較して高いです。リスク資産の中では比較的リスクの低い債券を保有しながら高い利息収入を得ることができます。

2.元本割れリスクが低い

デメリットでもお話したとおり、中途解約をしてしまうと元本割れのリスクがありますが
満期まで保有すれば元本が保証されます。他の投資商品と比較し安全性が高いのが債券のメリットです。

不動産投資

ここでは不動産投資のデメリットとメリットをそれぞれ解説していきます。
下記をご覧ください。

不動産投資のデメリット

1.多額の資金が必要

不動産という商品は他の投資商品と比較し高額です。数百万円〜数千万円の物件を購入するため資金力が必要となります。

2.信用力が必要(サラリーマンとして一定収入がある等)

不動産は高額なため、一般的にはローンを組んで物件を保有することになります。
ローンを組むためには、サラリーマンのように一定の継続収入がある等、信用力が必要となります。

不動産投資のメリット

1.定期的な家賃収入が得られる

不動産投資では、定期的な家賃収入を得ることができます。サラリーマン等での給与所得とは別に大きな不労所得を得ることは大きな魅力です。

2.レバレッジ効果により少ない金額で大きな金額の投資ができる

不動産投資はローンを活用するため、少ない自己資金で大きな金額の投資を行うことができます。また、ローンの返済を家賃収入で賄えることも魅力です。

REIT投資 

ここではREIT投資のデメリットとメリットをそれぞれ解説していきます。
下記をご覧ください。

REIT投資のデメリット

1.不動産の市場リスクがある

不動産の賃貸市場に悪影響が起き、REITが保有する物件の賃料収入が減れば、REITの分配金も減ってしまう可能性があります。

2.運営法人の倒産リスク及び上場廃止リスクがある

REITは一般法人と同様、倒産するリスクがあります。また証券取引所の上場廃止基準に該当した場合、上場廃止となるリスクがあります。

REIT投資のメリット

1.様々な不動産に分散投資ができる

不動産投資を個別で行うとなると大きな金額が必要なため、複数物件に投資をすることは難しいですがREITを使えば少額から様々な不動産に分散投資をする効果があります。

2.流動性が高い

不動産投資では、物件をお金に替えるとなると大きな手間がかかります。REITは証券市場に上場しているため、証券市場内で売買が可能であり流動性が高いです。

FX投資

ここではFX投資のデメリットとメリットをそれぞれ解説していきます。
下記をご覧ください。

FX投資のデメリット

1.追証を食らいやすい

FX投資は、自分の資金に対して25倍までレバレッジをかけ投資をすることができます。レバレッジは武器にもなりますが、正しい資金管理を行わなければすぐに追証を食らってしまうので注意が必要です。

※追証・・FX口座に入れてある委託保証金が、損失などにより最低の委託保証金維持率を割り込むと、委託保証金を追加で入金しなければならないこと。

2.値幅の変動が激しい

FX投資は、値幅の変動が激しく常に価格を意識している必要があります。短期的に大きな利益を取ることができる可能性がありますが、同じく大きな損を出してしまう可能性もあります。

FX投資のメリット

1.少ない資金で大きな資金を動かせる

FX投資はレバレッジを大きくかけることができます。追証が発生する危険性がある一方で、正しい資金管理を行えば、少ない資金で資金効率が良く投資をすることができます。

2.世界情勢に詳しくなる

FXには円やドル以外にも様々な国の通貨があります。通貨の値動きを予測するために各国の情勢を調べることで世界情勢を学ぶことができます。

仮想通貨

ここでは仮想通貨のデメリットとメリットをそれぞれ解説していきます。
下記をご覧ください。

仮想通貨のデメリット

1.スプレッドが大きい

スプレッドとは、売値と買値の価格差であり、購入者の実質的なコストとなります。仮想通貨は、他の投資と比較し、このスプレッドが大きく手数料の面で不利な投資です。

2.ボラティリティが激しい

仮想通貨は1日に価格が乱高下するため、短期的に大きな損をしてしまう可能性があります。

3.雑所得なので儲かると税金が重い

仮想通貨は、雑所得に分類されます。雑所得は総合課税の対象で、給与所得など合算して税金の算出をおこなうため、最高税率は55%になってしまいます。

仮想通貨のメリット

1.大きな利益が当たる可能性がある

仮想通貨のメリットは、何かの拍子に価格が一気に上昇する可能性があることです。例えば、ビットコインは初期価格が0.07円でしたが現在(2022年1月)は4,000,000万円程度まで上昇しています。上昇を上手く掴み取れれば大きな利益を上げることができます。

金投資

ここでは金投資のデメリットとメリットをそれぞれ解説していきます。
下記をご覧ください。

金投資のデメリット

1.配当金や利息がない

金は株式や債券などと違い配当金や利息を生み出しません。

2.管理にコストがかかる

金は自宅で管理するのではなく、貸し金庫サービス等を利用して保管します。保管に伴い管理コストが発生してしまいます。

金投資のメリット

1.価値に信頼性がある

株式や債券などの資産とは違い、金は世界共通でその価値が認められています。株式や債券は発行元が破綻すれば価値が無くなりますが、金は価値が低下せず信頼性のある資産です。

2.インフレに強い資産である

金インフレの影響を受けにくい資産であり、株や債券などが暴落するような局面において、価格が上がりやすい特徴があります。

ポイント投資

ここではポイント投資のデメリットとメリットをそれぞれ解説していきます。
下記をご覧ください。

ポイント投資のデメリット

1.投資できる商品が限定される

ポイント投資では投資できる銘柄数に制限があることがデメリットとして挙げられます。

2.投資金額は現金と比較し少額になりがち

ポイントは買い物のおまけとして貯まる機能であるため、現金と比較すると規模が小さくなります。
大きな金額で本格的に投資をしづらいです。

ポイント投資のメリット

1.少額で投資の練習が出来る。

ポイント投資は金額が比較的少額になるため、失敗した時のダメージも少ないです。投資初心者の方が投資の雰囲気を掴むことや練習をするために適した投資手法です。

2.手元現金を用意する必要が無い

ポイント投資は自身の手持ち資金を使用する必要がありません。余ったポイントを投資に使用することで自身の現金をリスクにさらすことなくお金を稼ぐことができます。

少額投資

ここでは少額投資のデメリットとメリットをそれぞれ解説していきます。
下記をご覧ください。

少額投資のデメリット

1.大きな資産形成は期待できない

少額投資は数百円等の少額から始められることが魅力ですが、仮に株価が2倍になっても大きな金額になりません。元手となる資金が少ないため大きな資産を築きにくいことが少額投資のデメリットです。

2.手数料が割高になりやすい

定額プランが用意されている単元株投資と違い、少額投資の手数料は、取引ごとに手数料がかかってしまうことが多いです。そのため、取引回数が多いと手数料が割高になってしまいます。

少額投資のメリット

1.少額で投資の練習が出来る

少額投資は失敗しても大きな損失にならないため、投資の練習に最適です。

2.資金が少なくても色々な銘柄に投資できる

株式を単元株で買うと、1銘柄につき数万円〜数百万円かかってしまいますので、多くの銘柄を買うことは難しいです。少額投資であれば、多くの銘柄を少額ずつ購入して投資をすることができます。

NISA

ここではNISAのデメリットとメリットをそれぞれ解説していきます。
下記をご覧ください。

※NISAは2024年から制度が生まれ変わり、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2種類に分かれています。

NISAのデメリット

1.他の口座と損益通算ができない

NISA口座内で損失が発生しても、特定口座や一般口座で保有する株式等の配当金や売買益等と損益通算ができません。

2.年間上限投資額が120万円まで

NISAでは投資可能限度額が年間120万までです。120万円以上の価格の銘柄も買うことができませんので注意が必要です。

3.一度売却したら非課税枠は再利用できない

NISA口座の非課税枠は、商品を1度売却したら再度利用できないことに注意が必要です。

※2024年からのNISA成長投資枠は年間非課税投資枠が240万円までに変更になっています。非課税枠は売却すると翌年に復活する仕組みになりました。

NISAのメリット

1.株などで稼いだ大きな利益が非課税になる

NISAでは買った株がどれだけ値上がりしても非課税期間内に売却すれば税金がかかりません。投資に慣れていて大きな利益を出せる方はNISAを有効利用できるでしょう。

つみたてNISA

ここではつみたてNISAのデメリットとメリットをそれぞれ解説していきます。
下記をご覧ください。

NISAは2024年から制度が生まれ変わり、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2種類に分かれています。

つみたてNISAのデメリット

1.他の口座と損益通算できない

つみたてNISA口座内で損失が発生しても、特定口座や一般口座で保有する株式等の配当金や売買益等と損益通算ができません。

2.年間上限投資額が40万円まで

つみたてNISA口座は年間上限投資額が40万円です。もっと大きな金額で投資をしていきたい方には向きません。

3.一度売却したら非課税枠は再利用できない

つみたてNISA口座の非課税枠は、商品を1度売却したら再度利用できないことに注意が必要です。

※2024年からのNISAつみたて投資枠は年間非課税投資枠が120万円までに変更になっています。非課税枠は売却すると翌年に復活する仕組みになりました。

つみたてNISAのメリット

1.長期的にコツコツと資産形成ができる

つみたてNISAは運用益や分配金が最長20年間非課税となります。投資金額が少なくても20年間コツコツと積立投資を行えば複利効果が働き大きな成績を残せる可能性があります。

2.比較的安全な投資信託のみを購入できる

つみたてNISAの対象商品は、金融庁のスクリーニング基準を満たした投資信託とETFのみです。手数料が低く安定した成績を残している商品ばかりですので投資初心者の方でも安心して投資ができます。

新NISAについての詳しい内容、効果的な活かし方については下記の記事で詳しく解説しています。よくある質問にもまとめて回答しているので、ぜひ参考にしてみてください。

【プロが監修】2024年からの新NISAとは?制度の変更点と賢い運用方法を紹介

iDeCo

ここではidecoのデメリットとメリットをそれぞれ解説していきます。
下記をご覧ください。

 iDeCoのデメリット

1.元本保証になるとは限らない

idecoには元本確保型と元本変動型の2種類があります。元本確保型であっても運用収益が手数料に負けてしまった場合は、元本割れを引き起こしてしまいます。

2.積み立てたお金が60才まで引き出せない

idecoは、死亡した場合や障害者となった場合などごく一部の例外を除いて、60歳になるまでお金を引き出すことができません。

3.手数料がかかる

iDeCoには

①加入時・移転時手数料 
②給付事務手数料
③口座管理手数料
④還付事務手数料
⑤信託報酬

と多くの手数料がかかります。

運用益を手数料で減らしてしまう可能性があります。

iDeCoのメリット

1.自分で年金を作ることができる

idecoでは、国が保証する年金に頼ることなく自分自身で年金を作ることができます。

2.節税ができる

idecoに使用する掛け金は、全額所得控除となり、所得税と住民税を節税することができます。

デメリットを理解しリスクを極力抑えて投資を行うには知識を教えてくれる先生が必要

世の中には様々な投資がありますが、メリットしかない投資は存在せず、いずれの投資にも何かしらのデメリットがあります。ただし、デメリットを理解しリスクを極力抑えて上手に投資を行うことは可能です。

ここで、私の知人の投資における失敗談を1つご紹介します。

私の知人(以下A氏)は、サラリーマンをしながらコツコツと毎月貯金を行なっており、100万円程度の貯金を貯めていました。投資の知識がまったくない人間でしたが少し興味はあり、漠然とお金持ちになりたいという思いは持っておりました。

A氏はある時、仮想通貨を購入し、少額な元手から1億円以上の資産を築いた方のSNSを見て、自身も同じようになりたいと思い、サラリーマンとして貯めた貯金を使い、ビットコインを100万円分購入しました。

ところが、A氏がビットコインを買った後に、短期間でビットコインの金額は半額近くまで下がってしまいました。A氏は、貯金で貯めたお金がビットコインへの投資であっという間に半分になってしまい、パニックになり慌ててビットコインを売りました。

コツコツ貯金した100万円があっという間に50万円近くになってしまったA氏は、「投資で明るい未来を築くはずだったのに。」と絶望してしまい、以来、投資には手を出さないと決意をしたそうです。

A氏の失敗の原因は下記になります。

・仮想通貨の値動きの特性を理解していなかったためパニックになった

・「損切り」のようなリスク回避の手法を知らなかった

・余裕資金で投資を行わなかった。(資金管理がずさんだった)

A氏の失敗原因は、知識を持っている人間であれば対策を取って回避することが可能です。例えば今回のように仮想通貨であれば「値動きが激しく短期的に大きな損失を出してしまう可能性もある」というデメリットがあります。

今回は、仮想通貨を例にしましたが、他の投資にもメリットだけでなくデメリットが必ずあります。
デメリットを理解し、リスクを極力抑えるためには知識を身につけることが不可欠です。
また、知識は、実際に投資で成果を出している先生から教わるのが1番良いでしょう。

弊社が運営する投資スクール「GFS(グローバルファイナンシャルスクール)」では、個人投資家や著名なアナリストが講師を務めており

・本記事以上の様々な投資手法のメリットやデメリット

・デメリットを理解しリスクを極力抑えて投資を行うための知識やテクニック

・絶対に回避したほうが良い投資手法 等

を学ぶことができます。

知識とテクニックを身につけデメリットを極力抑えることができれば、投資で成功するための近道となります。ぜひあなたもGFS(グローバルファイナンシャルスクール)で学習し、正しい知識やテクニックを身につけ投資を行ってください。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

本記事では、代表的な13個の投資についてメリットとデメリット、どのような人に向いているかを、また、デメリットを乗り越え投資を成功させるには「知識」と「テクニック」を学ぶ必要があることをお伝えしました。

ここで再度、それぞれの投資のメリットとデメリットを振り返ってみましょう。

【株式投資】

メリット

・大きな金額を稼ぐことができる可能性がある
・銘柄によっては株主優待がもらえる
・経済に詳しくなる

デメリット

・難易度が高く勉強が必要
・投資判断を自分で行っていく必要がある

【投資信託】

メリット

・時間を味方につけ資産形成ができる
・投資をプロに任せることができる

デメリット

・資産形成に時間がかかる
・商品数が多く選ぶのが大変
・商品によっては手数料が高い

【債券投資】

メリット

・預金よりも高い利息収入を得ることができる
・元本割れリスクが低い

デメリット

・大きな資産形成はできない
・途中売却する場合は元本割れの可能性がある

【不動産投資】

メリット

・定期的な家賃収入が得られる
・レバレッジ効果により少ない金額で大きな金額の投資ができる

デメリット

・多額の資金が必要
・信用力が必要(サラリーマンとして一定収入がある等)

【REIT投資】

メリット

・様々な不動産に分散投資ができる
・流動性が高い

デメリット

・不動産の市場リスクがある
・運営法人の倒産リスク及び上場廃止リスクがある

【FX投資】

メリット

・少ない資金で大きな資金を動かせる
・世界情勢に詳しくなる

デメリット

・追証を食らいやすい
・値幅の変動が激しい

【仮想通貨】

メリット

・大きな利益が当たる可能性がある

デメリット

・スプレッドが大きい
・ボラティリティが激しい
・雑所得なので儲かると税金が重い

【金投資】

メリット

・価値に信頼性がある
・インフレに強い資産である

デメリット

・配当金や利息がない
・管理にコストがかかる

【ポイント投資】

メリット

・少額で投資の練習が出来る。
・手元現金を用意する必要が無い

デメリット

・投資金額は現金と比較し少額になりがち

【少額投資】

メリット

・少額で投資の練習が出来る
・資金が少なくても色々な銘柄に投資できる

デメリット

・大きな資産形成は期待できない
・手数料が割高になりやすい

【NISA】

メリット

・株などで稼いだ大きな利益が非課税になる

デメリット

・他の口座と損益通算ができない
・年間上限投資額が120万円まで
・一度売却したら非課税枠は再利用できない

【つみたてNISA】

メリット

・長期的にコツコツと資産形成ができる
・比較的安全な投資信託のみを購入できる

デメリット

・他の口座と損益通算できない
・年間上限投資額が40万円まで
・一度売却したら非課税枠は再利用できない

【iDeCo】

メリット

・自分で年金を作ることができる
・節税ができる

デメリット

・元本保証になるとは限らない
・積み立てたお金が60才まで引き出せない
・手数料がかかる

メリットやデメリットを正しく理解し、「知識」と「テクニック」があれば、投資は資産形成において魅力的なものとなります。本記事の内容が皆さんの投資の成功に少しでもお役にたてば幸いです。

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