【2026年最新】投資の始め方完全ガイド!初心者向けおすすめ証券会社・NISA活用から自己投資まで徹底解説

【2026年最新】投資の始め方完全ガイド!初心者向けおすすめ証券会社・NISA活用から自己投資まで徹底解説

投資を始めたいけれど、「何から手をつければいいのかわからない」「大損するのが怖い」と悩んでいませんか?

かつては「投資=一部のお金持ちやギャンブラーがやるもの」というイメージもありましたが、現在は物価上昇(インフレ)が続き、現金を銀行に預けておくだけでは実質的に資産が目減りする時代です。国も「貯蓄から投資へ」というスローガンを掲げ、個人の資産形成を後押しするための強力な優遇制度を整えています。

本記事では、未経験からでも迷わずに資産運用をスタートできるよう、国が用意したお得な税制優遇制度、初心者におすすめのネット証券会社、具体的なステップ、失敗しない商品選びのポイント、そして最もリターンが高いとされる「自己投資」の重要性まで体系的に徹底解説します。

この記事を最後まで読めば、投資の基礎知識が身につくだけでなく、今日から自信を持って第一歩を踏み出せるようになります。

監修者:市川雄一郎 監修者:市川雄一郎 
GFS校長。CFP®。1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)。日本FP協会会員。日本FP学会会員。 グロービス経営大学院修了(MBA/経営学修士)。
日本のFPの先駆者として資産運用の啓蒙に従事。ソフトバンクグループが創設した私立サイバー大学で教鞭を執るほか、講演依頼、メディア出演も多数。著書に「投資で利益を出している人たちが大事にしている 45の教え」(日本経済新聞出版)

公式X アカウント 市川雄一郎@お金の学校 校長

1. なぜ今、投資が必要なのか?(時代背景とマインドセット)

まずは、私たちがなぜ投資を始めるべきなのか、その本質的な理由から理解していきましょう。ここを曖昧にしたままテクニックに走ると、目先の値動きに一喜一憂して挫折してしまいます。

1-1. 「貯金だけ」がリスクになるインフレの世界

長年、日本は物価が上がらない「デフレ」の時代が続いていたため、「銀行に預けておけば安心」という価値観が正解でした。しかし、現在は世界的な原材料高や円安を背景に、あらゆるモノの値段が上がる「インフレ」の時代に突入しています。

インフレとは、「お金の価値が下がる」ということです。 例えば、現在100万円で買える車があるとします。もし物価が毎年2%ずつ上昇した場合、10年後にはその車を買うために約122万円が必要になります。もしあなたの100万円を銀行に預けたままだと、超低金利の現代では10年経っても100万円のまま(ほぼ増えない)です。つまり、「銀行口座の数字は変わっていなくても、買えるモノが減っている(=実質的に損をしている)」という状態が起こるのです。

資産をインフレから守り、価値を維持・拡大するためには、物価上昇率以上のペースでお金を増やす仕組み、すなわち「投資」が必要不可欠です。

1-2. 投資とギャンブルの決定的な違い

投資を躊躇する人の多くが「投資はギャンブルのようで怖い」と言います。しかし、両者の構造は全く異なります。

  • ギャンブル(ゼロサム・ゲーム / マイナスサム・ゲーム)

    参加者がお金を出し合い、その一部を胴元(主催者)が手数料として回収し、残りを勝ちトラで奪い合う仕組みです。誰かが得をすれば、必ず誰かが損をします。

  • 投資(プラスサム・ゲーム)

    成長する企業や経済にお金を投じる仕組みです。企業が利益を上げ、世界経済全体が拡大すれば、市場全体のパイが大きくなります。参加者全員の資産が同時に増える可能性を持つのが、投資の本質です。

長期的な目線で世界経済の成長にコミットする「正しい投資」は、決して一か八かの賭け事ではありません。

1-3. 投資を味方につける究極の武器「複利効果」

アインシュタインが「人類最大の数学的発見」と評したのが「複利(ふくり)」の仕組みです。投資を早く始めるべき最大の理由がここにあります。

  • 単利(たんり): 当初預けた元本に対してのみ利息がつく

  • 複利(ふくり): 運用で得た利益を再び元本に組み入れ、その「増えた元本」に対してさらに利益がつく(=利益が利益を生む)

雪だるまを作るとき、最初は小さな芯でも、転がしていくうちにどんどん大きくなるスピードが加速します。投資も同様に、10年、20年と期間が長くなるほど、複利の力によって資産は幾何級数的に膨らんでいきます。

2. 絶対に使うべき国の税制優遇制度(NISAとiDeCo)

投資で利益が出た場合、通常であれば20.315%の税金が差し引かれます。例えば、100万円の利益が出ても、約20万円は税金として国に徴収され、手元には約80万円しか残りません。

この約20%の税金を「ゼロ(非課税)」にしてくれる、国が用意した神制度が「NISA(ニーサ)」「iDeCo(イデコ)」です。初心者は、まずこの2つの枠を使いこなすことから始めます。

2-1. 【NISA】自由度No.1の必須制度

NISA(少額投資非課税制度)は、日本に住む人なら絶対に最優先で活用すべき制度です。制度の恒久化や非課税保有期間の無期限化など、使い勝手が劇的に向上しています。

NISAの基本的な仕組み

NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つがあり、これらは併用が可能です。

項目つみたて投資枠成長投資枠
年間投資枠年間120万円まで年間240万円まで(あわせて年間360万円)
非課税保有限度額全体で生涯1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで)
非課税保有期間無期限(一生涯、税金がかからない)
投資対象商品金融庁が厳選した低コストの投資信託株式、J-REIT、投資信託など
投資方法積立投資のみ積立投資・スポット購入どちらも可

NISAの最大のメリット:枠の再利用が可能

NISA口座内で保有している商品を売却した場合、その商品の「簿価(購入時の金額)」分の非課税枠が、翌年以降に復活して再利用できます。これにより、「結婚資金のために一度解約し、落ち着いたらまた老後資金のために枠を使い直す」といった、ライフステージに合わせた柔軟な運用が可能になっています。

2-2. 【iDeCo】圧倒的な節税力を誇る私的年金

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、自分が拠出した掛金を自分で運用し、60歳以降に年金または一時金として受け取る制度です。

iDeCoの「3つの強力な節税メリット」

  1. 掛金が全額「所得控除」になる(最大のメリット)

    毎月の掛金分だけ、あなたの所得税と住民税が安くなります。例えば、毎月2万円(年間24万円)を積み立てる場合、所得税率・住民税率が合わせて20%の人なら、年間4万8,000円の税金がその場で浮きます。 投資の運用成績に関わらず、拠出した時点で確実なリターン(節税)が得られる仕組みです。

  2. 運用益が非課税

    NISA同様、運用で得られた利益に税金はかかりません。

  3. 受け取り時にも大きな控除がある

    60歳以降にお金を引き出す際も、「公的年金等控除」や「退職所得控除」という大きな税制優遇が適用され、税負担を極限まで抑えることができます。

iDeCoの注意点:「60歳まで原則引き出せない」

iDeCoはあくまで「老後資金を作るための制度」であるため、60歳になるまで途中で解約して現金化することが原則不可能です。直近で使う予定があるお金(結婚、出産、住宅購入、教育資金など)はiDeCoではなく、いつでも引き出せるNISAで運用するのが鉄則です。

2-3. NISAとiDeCoはどちらを優先すべきか?

結論から言うと、以下のような優先順位で組み立てるのが理想です。

  1. まずは「NISA(つみたて投資枠)」からスタート

    少額(月1,000円〜)でも始められ、いつでも引き出せるため、生活環境の変化に対応しやすい。

  2. 余剰資金があり、所得税・住民税を多く納めているなら「iDeCo」を併用

    毎月の収入が安定しており、老後資金を確実に確保したい場合は、所得控除のメリットを享受するためにiDeCoを組み合わせる。

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3. 初心者におすすめのネット証券会社3選

投資を始めるには、まず「証券口座」を開設する必要があります。街中にある店舗型の銀行や証券会社に行ってはいけません。人件費がかかっている分、手数料が非常に高く設定されているからです。

ネット上で全てが完結する「ネット証券」を選びましょう。手数料が圧倒的に安く、取扱商品も豊富です。ここでは、初心者が選んでおけば絶対に間違いない3社を厳選して紹介します。

3-1. SBI証券:口座開設数No.1の絶対王者

国内のネット証券において圧倒的なシェアを誇るのがSBI証券です。迷ったらここを選んでおけば間違いありません。

  • メリット・特徴:

    • 「ゼロ革命」による手数料無料化: 国内株式の売買手数料が原則無料。

    • 取扱商品数が業界最多水準: NISAで買える投資信託のラインナップも非常に豊富。

    • マルチポイント対応: 三井住友カードを使った「クレカ積立」でVポイントが貯まるほか、Vポイント、Pontaポイント、dポイントなど、自分が普段使っているポイントを貯めたり使ったりできる。

  • こんな人におすすめ:

    • 業界最大手の安心感を重視したい人

    • 三井住友カードやOlive(オリーブ)を利用している、またはこれから作りたい人

3-2. 楽天証券:圧倒的な使いやすさと「楽天経済圏」の利便性

口座開設のハードルの低さと、サイトやアプリの画面のわかりやすさで、特に初心者に爆発的な人気を誇るのが楽天証券です。

  • メリット・特徴:

    • 抜群の操作性: 初心者でも「どこをボタンを押せばいいか」が直感的にわかるデザイン。

    • 楽天ポイントが貯まる・使える: 楽天カードでの積立投資で楽天ポイントが貯まり、さらに貯まったポイントをそのまま投資信託の購入に充てることができる(ポイント投資)。

    • 楽天銀行との連携(マネーブリッジ): 証券口座と楽天銀行の口座を連携させるだけで、普通預金金利が優遇される。

  • こんな人におすすめ:

    • 普段から楽天市場や楽天カードなどの「楽天経済圏」を使っている人

    • 難しい専門用語や複雑な画面操作に苦手意識がある人

3-3. マネックス証券:米国株への強さと高還元なクレカ積立

上記2社を猛追する実力派ネット証券。特に情報量の多さと、ポイント還元の手厚さで高い評価を得ています。

  • メリット・特徴:

    • 主要ネット証券でトップクラスのクレカ積立還元率: 「dカード」を組み合わせたクレカ積立によるポイント還元率が高く、効率よくdポイントを貯めることができる。

    • 米国株の分析ツールが超優秀: 将来的に投資信託だけでなく、個別の米国株(アップルやマイクロソフトなど)にも挑戦してみたい人にとって、非常に強力な情報ツール(銘柄スカウターなど)が無料で使える。

  • こんな人におすすめ:

    • ドコモユーザーや、普段からdポイントをメインで貯めている人

    • 少し本格的なデータ分析や、米国株投資にも興味がある人

4. 実際に投資を始める具体的な5ステップ

証券会社を決めたら、いよいよ実際のスタートに向けた手順を進めていきましょう。口座開設から買い付けまでは、スマートフォン1台で簡単に完了します。

4-1. 【ステップ1】必要書類の準備

口座開設の手続きをスムーズに進めるために、あらかじめ手元に以下の2つを用意してください。

  1. マイナンバー確認書類: マイナンバーカード(これがあれば1枚で完結します)、または通知カード

  2. 本人確認書類: 運転免許証、パスポート、健康保険証など(マイナンバーカードがあれば不要な場合が多い)

4-2. 【ステップ2】オンラインでの口座開設申し込み

選んだ証券会社の公式サイトにアクセスし、「口座開設」のボタンを押します。

  • 画面の指示に従って、氏名、住所、生年月日などの基本情報を入力します。

  • 「特定口座(源泉徴収あり・なし)」の選択:

    必ず「特定口座(源泉徴収あり)」を選んでください。これを選んでおけば、証券会社があなたの代わりに税金の計算と納税を自動で行ってくれるため、原則として確定申告が不要になります。

  • 「NISA口座」の同時申し込み:

    申し込みフォームの途中で「NISA口座を同時に申し込むか」というチェック項目が出てきます。必ずここで同時に申し込んでおきましょう(後から申し込むと二度手間になります)。

4-3. 【ステップ3】本人確認と初期設定

スマートフォンのカメラ機能を使って、自分の顔とマイナンバーカードを撮影してアップロードします(eKYCと呼ばれる仕組みです)。最短で当日〜数日以内に口座開設が完了し、ログインIDとパスワードがメール等で届きます。

口座に初回ログインしたら、勤務先情報(インサイダー取引を防ぐためのもので、会社に連絡が行くことはありません)や、出金用の銀行口座を登録します。

4-4. 【ステップ4】資金の入金またはクレカの設定

投資に回すお金を証券口座に準備します。方法は大きく分けて2つあります。

  • 即時入金(ネットバンキング): 自分の銀行口座から証券口座へ、手数料無料で即時にお金を移動させる方法。

  • クレジットカード決済(推奨): 毎月の積立投資をクレジットカード決済に設定する方法。これをしておけば、わざわざ毎月入金する手間が省ける上、購入金額に応じたポイントが自動的に貯まるため非常にお得です。

4-5. 【ステップ5】商品の検索と積立設定(買い付け)

準備が整ったら、証券会社のマイページやアプリから、購入したい商品(投資信託など)を検索します。

  1. 購入したい銘柄のページを開き、「つみたて申込」または「積立設定」ボタンを押す。

  2. 引き落とし方法(クレジットカード、または証券口座引き落とし)を選択。

  3. 積立頻度(毎月が基本)と、毎月の投資金額(例:1万円、3万円など)を入力。

  4. 設定内容を確認し、暗証番号を入力して完了。

一度この設定を終えれば、翌月からはあなたが寝ていても、仕事をしていても、毎月自動的に決まった金額が投資に回るようになります。

あなたに本当に適した投資はどれ?

・投資で収入を得たい、資産を増やしたい YES or NO
・リスクはできるだけ抑えたい YES or NO
・投資先の見極め方を知りたい YES or NO
・成功している投資家と接点が欲しい YES or NO
・物価上昇への対策には投資が必要と考えている YES or NO

→ YESが3つ以上だった方は、こちらをクリック

5. 失敗しない商品選びのポイントと気をつけること

「口座開設はできたけれど、何百種類もある商品の中からどれを買えばいいのかわからない」と、ここで立ち止まってしまう人が非常に多いです。初心者が見るべきポイントは驚くほどシンプルです。

5-1. 初心者は「インデックスファンド」一択

投資信託には、大きく分けて「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の2種類があります。初心者は迷わずインデックスファンドを選んでください。

  • インデックスファンドとは:

    「日経平均株価」や「S&P500(米国の主要企業500社の株価指数)」といった、市場の平均値(指数)と同じ値動きを目指す運用スタイルです。市場全体に丸ごと投資するため、自動的に究極の分散投資になります。

  • アクティブファンドとは:

    投資のプロ(ファンドマネージャー)が独自の分析で銘柄を厳選し、「市場平均を超える成績」を目指すスタイルです。一見魅力的ですが、プロが動くため手数料(信託報酬)が非常に高いというデメリットがあります。さらに、歴史的に見て、長期運用でインデックスファンドの成績に勝てるアクティブファンドは全体の数%〜2割程度しかないことがデータで証明されています。

5-2. コスト(信託報酬)は「年0.1%台以下」を徹底基準にする

投資信託を保有している期間中、毎日差し引かれる管理費用のことを「信託報酬(しんたくほうしゅう)」と言います。投資の世界において、将来の運用リターンを正確に予測することは不可能ですが、「発生するコスト(手数料)」は事前に100%分かります。

手数料は確実なマイナスリターンです。必ず信託報酬が極限まで低い商品を選びましょう。具体的な目安は「年0.1%〜0.15%以下」です。

ネット証券のランキング上位にある「eMAXIS Slim(イーマクシス・スリム)」シリーズなどは、業界最低水準の手数料を維持し続けることを明言しているため、初心者からベテランまで絶大な支持を得ています。

5-3. 初心者におすすめの王道・鉄板銘柄2選

具体的に何を買えばいいか迷ったら、世界中の投資家が太鼓判を押す以下の2つのうち、どちらか(あるいは両方)を選ぶのが王道です。

  1. 全世界株式(通称:オルカン)

    • 代表的な商品名: eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

    • 特徴: これ1つを買うだけで、アメリカ、日本、ヨーロッパ、新興国など、世界約50カ国、約3,000もの主要企業にこれ1本で分散投資ができます。仮にアメリカの景気が悪くなっても他の国がカバーし、世界経済全体の成長の波に乗ることができます。究極の「ほったらかし投資」を実現したい人に最適です。

  2. 全米株式 / 米国株式(S&P500)

    • 代表的な商品名: eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

    • 特徴: 世界最強の経済大国であるアメリカの主要企業500社(アップル、マイクロソフト、アマゾン、エヌビディアなど)に集中投資するスタイルです。過去100年以上の歴史の中で、幾度もの大暴落を乗り越えて右肩上がりを続けてきた実績があります。「今後も世界の中心はアメリカであり続ける」と信じるなら、こちらが力強い味方になります。

5-4. 投資を継続する上で絶対に気をつけるべき注意点

① 「生活防衛資金」を絶対に確保してから始める

全財産を投資に回してはいけません。投資はあくまで「長期間使わない余剰資金」で行うものです。

明日突然会社をクビになったり、大きな病気をして働けなくなったりした際、投資口座から暴落しているタイミングで泣く泣く資産を取り崩すような事態は避けなければなりません。

目安として、生活費の3カ月〜半年分(独身なら50万〜100万円、ファミリーなら150万〜200万円程度)は、絶対に減らない銀行の普通預金に「生活防衛資金」として残して置いてください。

② 暴落が来ても「絶対に売らない・やめない」

投資を始めると、必ず数年に一度、世界的な大不況やショック(リーマンショックやコロナショックのような暴落)に直面します。画面に表示される自分の資産が20%も30%も減っているのを見ると、パニックになって全て売却(損切り)したくなります。

しかし、インデックス投資において暴落時に売却することは最悪の選択です。

積立投資(ドル・コスト平均法)は、「毎月一定額」を購入するため、株価が下がっている時期には、「普段より多くの量を安く買い仕込むことができるチャンス」に変わります。その後、市場が回復したときに、その安く仕込んだ大量の資産が爆発的な利益を生む原動力になります。

株価が下がっているときこそ、心を無にして淡々と積み立てを続けること。これが、10年後に大きな資産を築いている人の共通のルールです。

6. 【最重要】投資の本質は「自己投資」にある

ここまで、お金を増やすための「資産運用(マネー投資)」について詳しく解説してきました。しかし、資産形成の全体像を語る上で、絶対に忘れてはならない、そしてマネー投資よりもはるかにリターンが高い究極の投資が存在します。それが「自己投資」です。

投資の神様と呼ばれるウォーレン・ババァットは、次のような言葉を残しています。

「最高の投資は、自分自身の能力への投資だ。誰もあなたの知識や能力を奪うことはできない」

6-1. なぜ自己投資の「期待リターン」は無限大なのか?

株式投資(マネー投資)の世界において、インデックス運用の現実的な年間利回りは平均して年4%〜7%程度です。これは素晴らしい数字ですが、元本が小さいうちは、生み出される絶対的な金額も小さくなります。

  • 10万円を投資して年5%で運用: 1年で増えるのは5,000円

  • 10万円を自己投資(書籍やスクール、資格)に回し、スキルアップして転職や昇給を果たす: 月給が2万円上がれば、年間24万円の収入増(リターン率240%)。

20代や30代、あるいは投資の元手がまだ数十万円〜数百万円の段階であれば、お金を株式市場に預けるよりも、自分自身の「稼ぐ力(本業の収入や副業のスキル)」を高めるために資金を投じる方が、圧倒的に効率が良く、リターンも速いのです。

自己投資によって分母(種銭)を大きくし、そこで得た余剰資金をNISAなどのマネー投資に流し込む。この両輪を回すことこそが、資産形成のスピードを最大化する唯一の方程式です。

6-2. スクールや講座で「体系的な知識」を身につける有効性

今の時代、インターネットやSNS(YouTube、Instagram、ブログなど)を開けば、無料で無数の投資情報やビジネススキルに関する情報が手に入ります。では、なぜわざわざお金を払って「スクール」や「専門の講座」で学ぶ必要があるのでしょうか?

そこには、独学では決して得られない3つの決定的なメリットがあります。

メリット①:時間の圧倒的な節約(タイパの最大化)

ネット上の情報は断片的です。ある人は「Aという方法が良い」と言い、別の人は「Aはダメだ、Bにしろ」と言います。初心者がこれらを自分で精査し、正しい順番で並び替えて理解しようとすると、膨大な時間とエネルギーを消費します。

スクールや質の高い有料講座は、プロが何年もかけて培ったノウハウや正しい手順が「最初から体系的・網羅的にパッケージ化」されています。独学で3年かかる遠回りを、数ヶ月に凝縮してショートカットできるため、結果として最も時間を節約できます。

メリット②:強制力と学習環境の確保

人間の意志の力は非常に弱いです。「仕事が終わったらYouTubeで投資の勉強をしよう」と思っても、ついつい娯楽動画を見てしまったり、三日坊主で終わったりしがちです。

お金を払い、カリキュラムが組まれ、質問できる講師や、同じ目標を持つ仲間がいる環境(コミュニティ)に身を置くことで、「途中で挫折しない仕組み(環境の強制力)」を手に入れることができます。

メリット③:高致命的なリスク(詐欺や大損)を回避する防壁になる

投資の世界には、初心者を狙った「ポンジ・スキーム(投資詐欺)」や「高額なゴミ商品」があふれています。知識がない状態だと、「月利10%確実!」「元本保証で絶対に儲かる!」といった甘い言葉に騙され、数百万円を失ってしまう悲劇が後を絶ちません。

信頼できるスクールで「金融リテラシーの土台」を体系的に学んでおけば、そうした怪しい儲け話に対して、「そんな都合の良い話があるわけがない」と一瞬で見抜く強力なフィルター(知の防壁)が手に入ります。

6-3. 正しい自己投資と「自己投資貧乏」を分ける境界線

ただし、「お金を払って学びさえすればいい」というわけではありません。セミナーをハシゴしたり、資格本を買い漁るだけで満足してしまう「自己投資貧乏」にならないために、以下の2点を徹底してください。

  1. 「アウトプット(実践)」を前提にインプットする

    知識は使うことで初めて価値(お金)に変わります。投資スクールで学んだら、その日のうちに証券口座を開く。ビジネススキルを学んだら、翌日の仕事や副業で実践する。行動が伴わない学びは、ただの「消費」です。

  2. 身の丈に合った、回収可能な投資を行う

    自分の生活費を削ってまで、あるいは借金をしてまで高額な情報商材やスクールに申し込むのは本末転倒です。まずは数千円の書籍、数万円の信頼できるオンライン講座など、自分で「この金額なら、これくらいの行動で数ヶ月以内に回収できる」と計算が立つ範囲からスタートしましょう。

7. まとめ:今日からあなたの新しい未来が始まる

最後に、本記事で解説した重要なポイントを振り返りましょう。

【資産形成を成功させる黄金のサイクル】

 1. 自己投資(スクールや書籍で体系的な知識・スキルを学ぶ)
       ↓
 2. 稼ぐ力の向上(本業の昇給・副業の成功で「種銭」を増やす)
       ↓
 3. 国の制度活用(NISA・iDeCo口座をネット証券で開設)
       ↓
 4. 王道への投資(低コストの全世界・全米株式インデックスファンドを購入)
       ↓
 5. 長期・積立(暴落が来ても淡々と継続し、複利の効果を最大化する)

 

投資を始める上で、最も大切なこと。それは「完璧に理解できるまで待つのではなく、小さく始めて走りながら学ぶこと」です。

どれだけ本を読んでも、実際に自分のお金を1,000円でも市場に投じてみなければ、本当の意味での値動きの感覚や、経済ニュースへの関心は身につきません。まずはネット証券の口座を開設する、NISAの設定をしてみる、あるいは知識を身につけるための本やスクールを調べてみる。そんな、今日できる小さな一歩を今すぐ踏み出してみてください。

10年後、20年後のあなたは、間違いなく「あのとき、勇気を出して一歩を踏み出して本当によかった」と、今のあなたに深く感謝しているはずです。

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【重要】免責事項

  • 投資判断の最終責任: 本記事で紹介している銘柄やセクター、分析内容は、情報提供および学習の啓発のみを目的としており、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終決定は、必ずご自身の判断と責任で行ってください。

  • 成果の非保証: 過去のデータや予測は、将来の投資成果を保証するものではありません。市場環境の変化により、資産が減少するリスクがあります。

  • 情報の正確性: 2026年時点の情報に基づき作成されていますが、その正確性や完全性を保証するものではありません。最新の業績やニュースは、必ず各企業のIRサイトや一次資料でご確認ください。

  • 損失の補償: 本記事の内容に基づいて被ったいかなる損害(直接的・間接的を問わず)についても、筆者は一切の責任を負いません。

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