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個人投資家から圧倒的な支持を得ているネット証券の「SBI証券」
2024年7月には、グループ会社分全て合わせ、口座数が累計1300万口座を突破し、各サイトの証券口座人気ランキングでも常に上位に入るほど、非常に人気度が高い証券口座です。
・手数料「ゼロ革命」で、国内・米国株式の取引手数料が基本無料
・IPOの取り扱いが多く、「IPOチャレンジポイント」で抽選確率も上げられる
・VポイントやPontaポイント、dポイントなど、様々なポイントを貯めることができる
など、メリットも多く、初心者でも始めやすく、使いやすい証券口座と言えます。
そんなSBI証券ですが、口座開設も実はかなり簡単に行うことができます。
申し込みは最短5分程度もあれば完了でき、その後の審査も、早ければ翌営業日には済むので、すぐにでも口座を開設し取引を開始することが可能です。
「SBI証券で口座を開いて、スムーズに申し込み完了して早く取引できる状態にしたい」
と思ったあなたへ。
そこで本記事では、SBI証券で口座開設をする際の手順について、実際の申し込み画面などを参照しながら徹底解説していきます。
「すぐにSBI証券で口座を開いたいけど、どんな手続きが必要?」
「申し込んでみたけど、途中でわからないところがあって、手続きが止まってしまった」
「実際、どのくらいの手続き工程になるか知りたい」
という方は、ぜひ本記事を最後まで読み、口座開設の参考にしていただくと良いです。
目次
【事前に確認】本人確認時に最適な組み合わせ
まず、本人確認について事前に確認しておきましょう。
詳しくは2章で説明をしていますが、手続きを進めていく中で、「本人書類の提出」が必要となりますので、事前に提出方法や必要な書類を確認しておくとスムーズです。
具体的にはスマートフォンを持ちであれば、用意する書類が少なく、提出もとても簡単、かつ審査も最短で翌日には完了できるので、スマートフォンを使っての手続きがおすすめです。
もちろん、スマートフォンをお持ちでなくても、申し込み自体は可能ですが、用意する書類が異なるので、事前に確認しておきましょう。
スマートフォンを持っている方
スマートフォンをお持ちであれば、このあとの手続きで出てくる「口座開設の方法」という項目で「ネットで口座開設をする」を選択することで、WEBで申し込み、本人確認書類の提出が可能です。
必要な本人書類は以下のどちらかのパターンです。
【マイナンバーカード】
マイナンバーカードが手元にあれば、それ1枚で本人確認が完了できます。
後にスマートフォンのカメラでその場でマイナンバーカードを撮影するか、もしくはNFC対応のスマートフォンであれば、マイナンバーカードにタッチするだけで、提出を完了することもできます。
そのため、マイナンバーカードを用意いただくのが一番おすすめと言えます。
以降、本記事でも、マイナンバーカードを手元に用意いただいたケースでの手順を例に、解説してきます。
NFC対応のスマートフォン一覧はこちら
(※公的個人認証サービス ポータルサイトより)
【通知カード+運転免許証】
まだマイナンバーカードを作成していない方でも、通知カードと運転免許証があれば、こちらもスマートフォンのカメラでその場で撮影して提出することができるので、手続きが早いです。
スマートフォンを持っていない方
スマートフォンを持っていない方は、別途本人確認書類を撮影したデータを、パソコン等からWEB上で提出、もしくは紙媒体でコピーを作成し、郵送にて提出のどちらかになります。
PCなどからWEBで提出できそうならこの後の「口座開設方法の選択」の項目で「ネットで口座開設」を、紙媒体で提出したい場合は「郵送で口座開設」を選択します。
また、必要な本人書類は以下のどちらかのパターンです。
【マイナンバーカード+本人確認書類1種類】
マイナンバーカードがある方は、他に本人確認書類をもう一つ手元に用意しましょう。
本人確認として提出可能な書類は以下が指定されています。
・運転免許証
・運転経歴証明書
・住民基本台帳カード(写真付き)
・日本国パスポート
・住民票の写し
・各種健康保険証
・印鑑証明書
・在留カード/特別永住者証明書
【通知カード+本人確認書類2種類】
まだマイナンバーカードを作成していない方は、通知カードに加え、先述の本人確認書類の中から2種類を手元に用意することが必要です。
以上、事前に本人確認書類と提出方法を把握し、どの方法で申し込むか決めておくと、手続きをスムーズに進めていけるので、しっかり確認しておきましょう。
口座開設申し込みから開設完了までの3STEP
それでは、SBI証券の口座開設手続きを、実際の画面などを参照しながら解説していきます。
開設申し込みから開設完了までは、大きく3STEPのみとなります。難しくはありませんので、ぜひ参照しながら口座開設を進めてみてください。
STEP1 口座開設申込
まずは開設の申し込みです。
以下からアクセスし、SBI証券の口座開設を申し込みを開始しましょう。
メールアドレスの登録
まずはメールアドレスを登録します。受信可能なメールアドレスを入力し、「メールを送信」をタップ(クリック)します
メールを送信すると、入力したアドレス宛に
「【SBI証券】口座開設申し込み用認証コードのご連絡/お客さま情報入力にお進みください」
というメールが届きます。メール中に記載されている認証コードを控えましょう。
①迷惑メールなど、他のボックスに振り分けられている
②登録したメールアドレスの誤入力
が可能性として考えられます。
①を確認し、それでもメールが届いていなければ、STEP1のメールアドレスの登録からもう一度試してみてください。
控えた認証コードを使って、ログインを行います。
これでメールアドレスの登録はOKです。
お客様情報の設定
次に、お客様情報を入力していきます。
・「居住地」を選択
まずはじめに「居住地」です。こちらは「日本のみ」を選択します。
・住所など、個人情報の入力
続いて、以下の項目を入力していきます。画面を下にスクロールしながら、各項目を入力していきましょう。
・氏名(漢字・カナ)
・生年月日、性別
・電話番号
・住所(漢字・カナ)
なお、住所など入力の際は、第1章で準備した提出予定の本人確認書類と、表記や情報が同じになるように入力する必要があるので、注意しましょう。
・特定口座の開設の選択
個人情報の入力が完了したら、つぎは特定口座の開設について選択します。
以下の3つの中から一つを選択します。
・開設する(源泉徴収あり。原則確定申告が不要)
どのくらい税金がかかるかの計算も、その納税も証券会社が代わりに全て行ってくれる。
・開設する(源泉徴収なし。確定申告が必要)
税金の計算は証券会社が行ってくれ、計算書は作ってくれる。その書類を添付して、確定申告と納税自体は、自分で行う。
・開設しない(確定申告が必要。ご自身で損益計算をする)
税金の計算も、確定申告、納税まで、全て自分で行う。
結論として、「特に決めていない」「どれがいいのかよくわからない」という方は「開設する(源泉徴収あり。原則確定申告が不要)」を選ぶと良いです。
株式や投資信託の取引で利益が出た場合、その利益に対して税金がかかります。
税金の計算や納税については、「自分でどのくらい利益が出たのか計算し、確定申告をして、納付書をもらい納税する」という作業が、本来であれば必要です。
つまり、取引データを洗い出して計算し、書面に別途まとめ、期日内に税務署へ申告しに行く、ということになります。これには、かなりの時間や労力がかかることになるので、正直、手間です。
ここで、おすすめした「開設する(源泉徴収あり。原則確定申告が不要)」を選択し、特定口座を開いておくと、利益が出たら自動的に税金分を差し引いてくれるので、確定申告に係る作業が全て不要とすることができます。
圧倒的に手間の面でメリットが大きいので、特段「どうしても毎年、自分で確定申告をしたい」というような理由がないのであれば、「開設する(源泉徴収あり。原則確定申告が不要)」を選択すると良いでしょう。
・NISAの選択
次はNISA口座の開設について選択していきます。
もし「NISA口座をSBI証券で一緒に開設したい」ということであれば、ここで「NISAを申し込む」を選ぶと、手続きが簡単です。
しかし、NISA口座は一人一口座しか持てないため、「やったほうがいいかよくわからない」と迷う方は、後からでも開設は可能なため、ここでは「今は非課税投資枠を申し込まない」を選択しておきましょう。
また、同様に、他の証券会社でNISA口座をすでに開設している場合で、「乗り換えたほうがいいか」と迷うのであれば、後からでも申請可能なので、ここでは一旦「今は非課税投資枠を申し込まない」を選択して、先に進めていくと良いです。
iDeCoの同時申し込みの選択
iDeCoとは、老後の資金づくりを目的とした、私的年金制度の一つです。もし「一緒にiDeCoも始めたい」という場合は、ここで申し込むと手続きが簡単です。
しかし、iDeCoも一人一口座しか開けないので、「開いたほうがいいのか、よくわからない」という人は、後から手続きも可能なので、一旦ここでは「申し込まない」を選択すると良いでしょう。
住信SBIネット銀行・SBI新生銀行 口座開設同時申し込みの選択
次に住信SBIネット銀行・SBI新生銀行など、その他のサービスの申し込みの選択です。
こちらは証券口座の開設に直接影響する部分ではないので、「よくわからない」という場合は、それぞれ「申し込まない」を選択すればOKです。
ただ、これらの銀行を開設しておくことで、SBI証券口座への入金がスムーズにできるようになるなど、メリットになる点もあります。
銀行口座は、作成したからといって、その後無理に使わなければならない、ということもなく「作成したけど、結局使っていない」という状態になっても特に問題はないので、まだ住信SBIネット銀行やSBI新生銀行を開設していない方は、このタイミングで作成するのも良いと言えます。
ポイントサービスの申し込み
SBI証券では、投資の際にポイントを貯めたり使ったりできる、ポイントサービスというものがあり、申し込みを希望するかをここで選択します。
もちろん不要であれば、「申し込まない」を選択すればOKですが、ポイントでお得に投資ができるので、申し込んでおくのがおすすめです。
申し込む場合、ポイントについては複数の中から一つ選ぶことができます。普段の生活の中でよく使う、貯めるものがあれば、そちらに設定すると良いです。
こちらのポイント設定は後からでも変更可能なので、「ひとまず好きなものを選ぶ」という感じで決めてもOKです。
全ての項目をもれなく選択、入力すると、一番下の「次へ」のボタンが押せるようになるので、先に進みます。
規約の確認
お客様情報の入力が完了したら、次は規約を確認していきます。
画面を下にスクロースしていくと、規約が記載されたPDFがあるので、赤枠で囲ったチェック部分をタップし、規約を確認します。
規約を読み、先ほどの画面に戻ると、規約PDFを読んだ状態になっているかと思うので、下の青枠のチェックボックスにチェックを入れます。
ポイントサービスを申し込んだ方は、さらにポイントに関する規約も確認する必要があるので同じように規約を読み、チェックボックスにチェックを入れ、「同意する」をタップします。
すると入力内容の確認画面に変わります。これまで入力してきた内容が正しいか、今一度確認してきましょう。
一番下まで確認し、OKであれば「口座開設方法の選択」へ進みます。
④口座開設方法の選択
次に、口座の開設方法を選択していきます。WEB上で手続きを進めたい場合は「ネットで口座開設」、郵送で手続きしたい場合は「郵送で口座開設」を選択します。
「ネットで口座開設」の方を選ぶと、この後の本人確認書類の提出手続きがスムーズにできるのでおすすめです。
いずれかを選択したら、「申し込む」をタップします。
⑤口座開設申し込みの完了
ここまで進めると申し込み完了となり、ユーザーネーム、パスワード、が画面に表示されます。
今後の手続きを進めるにあたり、SBI証券へのログインする際に必要となるので、メモやスクリーンショットなどで必ず控えておくようにしましょう。
情報を控えたら、「上記の内容を保存しました」にチェックを入れ、本人確認書類提出に進みます。
ここまでがSTEP1となります。
STEP2 本人確認
続いて本人確認に進みます。第1章でお伝えした本人確認書類を改めて手元に用意しましょう。
STEP1の手続きの中で、「ネットで口座開設」と「郵送で口座開設」のどちらかを選択したかによって手続きの流れが少し変わります。
まず「郵送で口座開設」を選択した場合は、SBI証券から後日書類が送付されてくるので、受け取り後、本人確認書類を添付して返送等、手続きを進めていくことになります。なので、現時点では一旦、SBI証券からの書類を待ちましょう。
一方、「ネットで口座開設」を選択した人は、ここから用意した本人確認書類をWEB上で提出との手続きに入ります。
以降、説明していきます。
提出するマイナンバー確認書類の選択
まず、第1章で確認、用意したマイナンバー書類を選択します。
※以下ではマイナンバーカードを選択。
本人確認方法の選択
次に書類の提出手段を「その場で撮影」「アプリで読み取り(NFC対応の場合)」「すでに保存の書類で提出」の3つから選択します。
「その場で撮影」が手続きが一番スムーズに進められるのでおすすめです。
(もしくは、NFC対応スマホであれば「アプリで読み取り」でもOK。NFC対象スマホについては1章参照)
本記事でも「その場で撮影」を選択し、手順を進めていきます。
次に口座開設完了通知の受け取り方法を選択します。「メールで受け取る」「郵送で受け取る」の2つがあるので、希望する方を選択します。
「メールで受け取る」にすると、最短で申し込み手続き完了の翌日に審査完了し、取引可能とすることもできるので、おすすめです。
・本人確認方法の選択
次に本人確認方法を選択します。「自分の顔をその場で撮影」と「銀行と連携させる」の2つがありますが、マイナンバーカードを撮影する流れで、本人確認も撮影で完了できるので、「自分の顔をその場で撮影」がおすすめです。
選択したら下の「次へ」を押します。
・本人確認、撮影
次から、マイナンバーや自分の顔をカメラで撮影していきます。注意事項をよく読み、「撮影に進む」をタップ。
指示に従って顔やマイナンバーを撮影していきます。
それぞれ、不鮮明な部分がないかを確認し、最後に「登録して完了」を押します。
撮影が済めば、申し込み手続きが全て完了となります。証券会社側での審査に入るので、審査結果を待ちます。
STEP3 口座開設完了通知の受取り
証券会社側での審査が無事完了すると、その旨のお知らせが届きます。このお知らせの受領をもって、口座開設完了となります。
本人確認書類提出の手続きの際に、メールか郵送、どちらで受け取るかを選択しましたが、その選択した方法で、開設完了通知が送られてきます。
「メールで受け取る」を選択した場合
審査が無事完了すると「【SBI証券】本人確認書類審査完了のお知らせ〜」とのメールが登録のアドレス宛に送付されます。
最短で申し込み完了の翌営業日に審査完了し、上記のメールが送られるので随時確認しましょう。
「郵送で受け取る」を選択した場合
登録の住所宛てに、SBI証券から取引パスワードが記載された書類が簡易書留郵便(転送不要)で送付されます。
郵送なので、1〜2週間程度かかる場合もあります。到着を待ちましょう。
開設完了後、取引パスワードやその他初期設定まで
前章までの手続きを進め、口座開設が完了したら、あとは取引パスワードや初期設定をすませば、取引開始が可能となります。あと少しの設定なので、進めていきましょう。
ユーザーネームとログインパスワードでログイン
まずはじめに、STEP2でスクショなどで保存したユーザーネームとログインパスワードを使って、ログインを実行し、口座開設状況の確認をします。
ログイン、口座開設状況確認はこちらから
https://m.sbisec.co.jp/flliw011
取引パスワードの設定
取引パスワードとは、SBI証券にログインする時のパスワードとは違い、実際に投資信託や株式の売買を行う際に使うパスワードとなります。
前項のURLからログインを行うと、取引パスワード設定の項目があるので、タップします。
すると、改めて確認のための個人情報の入力やメールアドレスの入力が必要となりますので、画面の指示に従い、各項目を入力し、取引パスワードを設定していきましょう。
※郵送で完了通知を受け取った方は、初期取引パスワードが完了通知に記載されているので、この設定作業は不要です。次の項目へ進みましょう。
初期設定
取引パスワードの設定が完了したら、あとは初期設定をすれば、取引を開始することができます。
初期設定で登録する情報は以下の内容です。
・メールアドレス
・国籍、職業
・世帯主情報
・インサイダー登録
・振込先金融機関口座
・手数料プラン、配当金受領方法
・資産状況、投資経験
・iDeCo、信用、FX、CFD、先物、金など口座の申し込み
上記のうちの「インサイダー登録」とは、世間に公表される前の情報を事前に取得し、その情報を元に取引を行う「インサイダー取引」を防止する観点から登録する項目です。通常通り回答していきましょう。
また、「手数料プラン」については「スタンダード」と「アクティブ」の2つがありますが、SBI証券では国内株式の売買手数料がいずれにせよかからないため、どちらを選択しても同じなので、どちらでも大丈夫です。迷う場合は、ひとまず「アクティブプラン」を選んでおくといいでしょう。
配当金受領方法は、「株式数比例配分方式」にチェックを入れておくといいです。これによって、配当金があった場合は証券口座に入金され、再投資の資金とすることができ、また、受け取りにかかる税金も、証券会社が損益通算などを行ってくれます。
最後に、iDeCoや信用口座などの同時開設ですが、「一緒に開いたほうがいいのか、よくわからない」という場合は、一旦は全て、同時開設はしなくて大丈夫です。
後からでも申し込みが可能であり、ここで開設しなくても、通常の投資信託や株式の取引自体に影響はありません。
ここまで登録すれば、SBI証券での口座開設作業が全て完了となり、いよいよ実際に取引を行うことができます。
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まとめ
いかがでしたか。証券口座の開設手続きというと、少し難しく、手間もかかりそうなイメージがある方もいると思いますが、SBI証券は手続きがかなり簡単なので、5分程度もあれば、開設申し込みまで一気に完了することができます。
これからSBI証券で口座開設したいと考えていた方も、途中でわからなくなって手続きがSTOPしてしまったという人も、ぜひ本記事の内容を参考に、口座開設手続きを進めていただけたら幸いです。
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