今年に入ってから株価が大暴落してる。うう、ツライ〜
今年はウクライナとロシアの戦争とか、とんでもないことがたくさん起きてるよね!
こんだけ下がったんだから、そろそろ株は買い時だと言われてない?
では今日はそれを検証していくよ!
2022年になり株価は大きく落ち込んでいます。「株が落ち込んだ今こそ買い時なのでは?」と思う方もいるかもしれません。これから株を始めたいと思っている人も、既に株を始めている人も「安い時に買って利益を出したい」という気持ちは同じだと思います。
そこで本日は、株式投資歴8年であり、「生徒数・講義数日本一のお金の学校※」のGlobal Financial Schoolに所属する著者が、かぶお達と一緒に、今が株の買い時かどうかを検証していきます。
※2021年トレンドリサーチ調べ
この記事を読み終わると、
・株の買い時を判断するために知っておきたいこと
・インフレと金利の関係
・1年で買いどきな月
・もうすぐ買い時が来そうな3つの理由
・チャート分析の仕方
に関する知識を得ることが出来るかもしれません。
なお、この記事は主に中長期の目線で株式投資に取り組んでいる方に向けて書いている内容です。「ごく短期で儲かります」という話ではないのでご留意下さい。
また、最後に株式投資を長年経験している筆者からのアドバイスも載せていますので、これから投資を始める株初心者の方もぜひ最後まで読んでみてください。
投資は自己責任になります。僕たちの言うことを鵜呑みにせず、最後は自分で判断してね。
監修者:市川雄一郎
グローバルファイナンシャルスクール校長。CFP®。1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)。日本FP協会会員。日本FP学会会員。 グロービス経営大学院修了(MBA/経営学修士)。
日本のFPの先駆者として資産運用の啓蒙に従事。ソフトバンクグループが創設した私立サイバー大学で教鞭を執るほか、講演依頼、メディア出演も多数。著書に「投資で利益を出している人たちが大事にしている 45の教え」(日本経済新聞出版)
公式X アカウント 市川雄一郎@お金の学校 校長
目次
株の買い時を知るために、絶対に知っておきたい2つのポイント
株の買い時が近いかもしれないサインはたくさんあるんだ。
ほう、どんなものなんだい?
まずは、絶対に知っておきたい2つのポイントを話していくよ
【株の買い時を知るために、絶対に知っておきたい2つのポイント】
1.歴史的なインフレの波
2.インフレと金利の関係
インフレ?!いきなり難しそうだなぁ…
中学生レベルの知識でも理解できるように話すから大丈夫だよ
歴史的なインフレの波
株価を決める要素には色々とあるんだけど、まずはインフレの話からするよ
今年に入り、世界は経験したことのないインフレに見舞われました。インフレとは物価が上がることです。
たしかに最近はガソリンから野菜まで、いろんなものが値上がって困るよ!
そうだね、でも日本はまだマシなレベルで、世界ではとんでもないスピードのインフレが起きてるんだよ。
たとえばアメリカの2022年6月の物価上昇率は前年同月比9.1%でした。いくらアメリカがインフレ気味だとはいえ、ここまで激しく上昇したのは40年ぶりという歴史的なインフレです!(下記記事参照)
6月の米消費者物価、前年同月比9.1%上昇で40年半ぶりの9%台、コア指数は5.9%に鈍化
出典:日本貿易復興機構(ジェトロ)
ちなみに経済学では日本やアメリカのような先進国での適正なインフレ率は2%ぐらいだといわれています。
特にウィズコロナの方針をとる欧米諸国では、庶民の消費も旺盛で、インフレに拍車がかかっているよ
つまり人々の経済活動でインフレになっているということ? それなら株価にとってはプラスだね?
確かに「健全なインフレ」なら長期的にはプラスなんだけど、今回は悪性インフレも重なっているから厄介なんだよ
かぶよが言うように、一般的には「インフレ= 株価にプラス」だとされています。しかし悪性インフレや行き過ぎたインフレは、経済の悪化を招くことがあります。
また、米国の中央銀行制度の最高意思決定機関であるFRB(連邦準備理事会)は、過剰なインフレを抑えるカンフル剤として「利上げ」を行うのですが、利上げは株価にとってマイナス要素なのです。この利上げについては後述します。
つまり長い目では株価にプラスのインフレでも、いま直近では株価を下げるかもしれないということ?
その通り!特に今のインフレには株価が荒れてしまう不安な要因が多いんだよ
現在のインフレには、以下のような不確実な要因が含まれています。
・ロシアウクライナの戦争による穀物価格や資源価格の高騰
・戦争による物価や輸送費の高騰
・中国のコロナ政策による生産減少
・米中の台湾をめぐる緊張の高まりや貿易摩擦
例えば、ウクライナ、ロシアは小麦の輸出量が多く、それが止まると小麦の価格が上がります。上がると、パスタもパンもシチューも…と多くの食品の価格が上がります。また原油高の要因は世界トップクラスのロシアの禁輸も拍車をかけています。
このように、予想ができないことが目白押しなのです。
これらのインフレ要因は、物価をいたずらに押し上げるため「悪性インフレ」と言います。もちろん景気や株価に取ってはマイナスです。
なるほどね。とにかく今は世界中でインフレが蔓延していることが分かったよ。
で、ここからが本番の話になるのだけど、FRB(連邦準備理事会)はインフレ抑制のために金利を上げる政策を取り始めたんだ
なるほど、じゃあそこも解説ヨロシク!
インフレと金利の関係
今年始めから、FRB(連邦準備理事会)はインフレ抑制のために金利を上げています。
いまFRBがやらなきゃいけないのは、インフレを抑えるためにも「お金の蛇口を絞る=金利を上げる」ことなんだよ
金利を上げてお金の流通を減らそうとしているんだね
その通り!お金の流通が減れば、インフレ率を下げることができるんだ
しかし、金利が上がると株価は下落しやすくなります。
そもそも、なんで金利が上がると株価はなぜ下がるのだろう?
金利が上がると資金を借りる時の金利も上がる。つまり企業が設備投資などに回すお金が減るんだよ
また、庶民も家のローンなどが借りれなくなり、住宅の着工件数が減ったり、ローンが返せずに破産する人も出てきます。やはり金利の高まりは経済を減速させるのです。
ただし、いま経済が上向いている局面であれば、多少金利が上がっても株価はあまり影響を受けません。世の中が好景気であれば企業は利益を稼せぎ、それは株価に反映されるためです。
2022年のFOMC(FRBが金利を決定する会合で、連邦公開市場委員会という)は8回予定されており、今年に入りすでに4回の利上げを決めました。
FOMCは年8回、約6週間ごとに開催されるほか、必要に応じて随時開催される。
出典:トウシル マネー用語辞典
画像出典:investing.com
過去4回の利上げを見る限り、4回中2回は利上げの発表後に株価は上げているんだ。これはつまり投資家は利上げを織り込んで、むしろ「買いに転じた」とも言える。株価おおむね半年〜1年先を織り込むので、想定内の利上げぐらいなら、むしろ投資家は安心して株を買うこともあるんだ。
なるほどね。でも、あと1年も経てばさすがにFRBだって利上げは止めるんじゃないの?
FRBの今の目的はインフレを抑制するのが目的だから、その達成まで利上げは緩めないだろうね。だから「いつまで」と明確に言うことはできないんだよ。
というわけで、インフレが常識的なレベルになり、FRBの金利を上げるペースが緩むまでは、みんなが安心して株を買うことはできないのです。
ただし、株価は未来を折り込むので、「インフレと金利」の条件が全て揃ったときには、株価はすでに上がっていることでしょう。
私たち、個人投資家にできることは、「一気に儲けたい」と強欲になることなく、少額ずつ様子を見ながら投資していくぐらいの方がちょうど良いかもしれません。
【ここまでのまとめ】
2022年後半もインフレが収まらなければ、FRBの政策金利引き上げはまだ続くと考えられる。これは株式とっては悪材料となる。ただし、株価は常に未来を織り込むので、想定より早くインフレが収まる兆しが見えれば、株価は上がっていくと予想される。
買い時になりやすい月=株が下がる時期はズバリ「9月」
「投資を始めるならこの日だよ!」みたいなデータはないのかな?
またまたアメリカの話なんだけど、アノマリーというものがあるので紹介するよ。
皆さんは「アノマリー」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?「何月が買い」とか「売り」というのもいわゆる株式のアノマリーのひとつです。
アノマリー: 理論的根拠があるわけではないが、よく当たる経験則のこと。
つまり、科学的な根拠はないけど「なんかよく起こる気がする」というような事象のことがアノマリーと呼ばれています。
「自分が株を買ったら下がる。売った途端に上がる」というのもアノマリーかな?
それは単なる勉強不足のせいかなぁ…
まずは、過去67年間のアメリカS&P500の月別リターンを示したグラフを見てみましょう
出典元:Investopia
これを見ると、相場は8月〜9月にかけて下がりがちなことが分かります。逆に株価が最高値を迎えやすいのは12月前後ということも見て取れます。
もちろんこれは平均値の話です。実際には、9月が高値になることもあれば、12月に暴落することもあります。
しかしなんで8月〜9月に株価は下がりやすいのだろう?
一説には、多くの投資家が夏休みに入るので、売買の数が少なくなるんだ。
株の世界ではよく、夏の相場のことを「夏枯れ相場」と呼びます。
海外では投資家がしっかりと夏休みを取るので、この期間は出来高が減ります。するとボリュームが減った分、株価は上下に動きやすくなり、少しの値下がりでも暴落を呼びやすくなるのです。これが夏枯れの原因だとも言われています。
では、”アノマリー的”相場の格言を紹介するよ
格言① 5月に売り、9月まで戻るな
これは分かりやすい!確かに5月ごろから株価が崩れてるもんね。僕も夏休みを取ろうかなぁ…
5月に株売りすることを「Sell in May」という。これはニュースとかで聞いたことある人も多いんじゃないかな?
「セル・イン・メイ」ね。確かにニュースで聞いたことがある
で、買いの月は「9月」ということだけど、これを「11月」だと主張する人もいるよ。つまり11月まで手を出さない方がいいということね。
「11月」だと、1年の半分は投資できなくなっちゃうよ!
もうひとつ、有名な格言をご紹介します。
格言② 1月効果 (米国では1月に株価が上がりやすいというもの)
「1月効果」に関しては、それらしい理由があるんだ。というのも、1年の区切りである12月末までに株を売ることで、投資の利益と損失をコントロールして、節税する投資家がいる、というんだよ。
なるほどね、12月末に売って、必要ならまた1月に買い戻せば良いだけだもんね。みんな色々と考えるんだね
この章では株のアノマリーをご紹介しました。
繰り返しになりますが、これらはあくまで”経験則”であり、明確な根拠はありません。
アノマリーを盲信せず、株価にとって大事なのは経済情勢や企業の業績だということは忘れないようにしましょう。
もうすぐ株の買い時が来そうな3つの理由
1章では「インフレ」と「金利」が株価にどう影響するかをお話ししたけど。次に、もうすぐ株の買い時が来るかもしれない理由をお伝えするよ。
待ってました!
では早速解説していくよ
【もうすぐ株の買い時が来そうな3つの理由】
1.原油価格が下がっている
2.バイデン政権が11月に中間選挙を控えている
3.年内にゴールデンクロスが起きるかもしれない
1.原油価格が下がっている
今年6月に入り、原油価格が急激に下落しています(下記チャート参照)。これにより行き過ぎたインフレに歯止めがかかる可能性が出てきています。
そもそもここまで原油が高騰したのはロシアとウクライナの戦争によるものです。原油は様々なモノの原料や輸送のエネルギーになるので、当然、原油が値上がれば物価も影響を受けます。実際に世界中で深刻なインフレを引き起こしました。
しかし今年6月、原油価格は下落に転じました。その下落幅は凄まじく、なんと6月から8月で、原油価格は約30%も下落しています(下記チャート参照)。
これでガソリンもちょっとは下がるかな? 最近ガソリンスタンド行くたびにユウウツだよ…
原油価格が下がった理由も、やはり金利が影響しているといわれています。アメリカを始め、欧米諸国が金利を上げたことが、結果としてここまでの原油価格下落に功を奏したのです。
もちろんまだCPI(消費者物価指数)などの重要な指標が出そろうまで安心はできないけど、インフレの終焉が近づいてる可能性があるのかもしれないということだね
2.バイデン政権が11月に中間選挙を控えている
11月のアメリカ中間選挙では波乱が予想されているんだ。前回もそうだったけど、大統領選挙などの前後は株価が荒れる傾向にある
待って。そもそも中間選挙ってなんのこと?
アメリカ中間選挙: アメリカ大統領選挙の中間の年(4年に1回)に実施される上下両院議員の選挙。選挙日は、「11月の第1月曜日を含む週の火曜日」と定められている。
11月の中間選挙ではバイデン政権としては「インフレ退治」という功績を国民に印象づけたいと考えられる。
そんなにうまくいくもんかね?
いや、なかなか難しいと思う(汗) そもそもアメリカ中間選挙では現状への不満から与党が不利になることが多い。今のインフレが良い例だね。
なるほどね。バイデン政権が議席をたくさん失ってしまうとどうなるの?
難しい話は省くけど、いわゆる「ねじれ議会」状態になり、政策などが決めにくくなる。
あらら!ということは「ねじれ」は経済にとってもマイナスだね!
そうなんだ。だから11月の中間選挙前後が、株価にとってひとつの山場になりそうな気がするよ。
アメリカ大統領選挙や中間選挙がひとつの区切りになる公算は大きいです。
中間選挙後に必ず株が上がるということではありませんが、過去には、選挙戦の様々な憶測やスキャンダル報道で、市場が荒れたこともあります。
もちろんロシアや中国/台湾など、アメリカが抱えている国際問題が今よりこじれれば、景気不安が長期化する恐れもあるでしょう。
しかし、「株価は不確実性を嫌う」ものです。
選挙の結果がどうあれ、終わってみれば、それまで買い控えていた投資家の買いがドッと入ることも大いにあります。また、一時的な不安感から株価が大幅に下がるのであれば、それはむしろ絶好の買いチャンスになる可能性があります。
3.年内にゴールデンクロスが起きるかもしれない
3つ目の理由。それは、チャート的に、今年後半ぐらいに「ゴールデンクロス」が起きそうなこと
ゴールデンクロス?なんかお金のニオイがする名前だ
ゴールデンクロスとはチャート分析の代表的な指標のひとつだよ
ゴールデンクロス: 長期の移動平均線を、短期の移動平均線が下から上に突き抜けたとき(交差したとき)を、ゴールデンクロスと呼びます。チャート分析では「買い時」サインのひとつと考えられています。
チャート分析を活用した買い時については、以下の記事も参考にしてみてください。
↓
投資信託の買い時を見極める2つの指標
では、早速チャートを見ていきましょう。
これは、米国S&P500インデックスファンドの直近1年の値動きです。
移動平均線に注目してみましょう。それぞれの線の色と平均日数は、
・黄色(5日=短期)
・オレンジ(25日=中期)
・赤(75日=長期)
です。
今年の6月に株価が底値をつけてから跳ね上がり、短期の線が7月に中期線を、8月に長期線をそれぞれ上に貫いています。いわゆるゴールデンクロスの状態なのですが、、、
うほ、今が買い時じゃん!
ちょっと待った!これだけではまだ「ダマシ上げ」と言われる一時的な上げだけで終わる可能性もあるんだよ
え、なんで?!
実はゴールデンクロスは「75日(長期)を含む全ての移動平均線線が上向き」なのが望ましいとされています。チャート分析は「トレンド」を読むためのツールなので、長期線が下向きのままではまだ下落トレンドにあると考えられるのです。
下の図で、ゴールデンクロスがうまく機能した時と、しなかった時を比較してみましょう。
さらに安全性を高めたいなら、75日移動平均線だけじゃなく、200日移動平均線(青い線)も上向くまで待つほうが良いとされている
「長期 = トレンドが強い」ということだね にしても、長期線が上向きになるにはもう少し時間がかかりそうだね。
そうなんだよね。ぜひ今年中にはゴールデンクロスが見たいものだよね!
というわけで、もうすぐ株の買い時が来そうな3つの理由をお話ししました。少しでも参考にしていただけると幸いです。
最後の章では、では、どのように株を買っていけば良いかを、かぶお達と話し合います。
株の買い時に関するQ&A
ここでは株の買い時に関する疑問についてお答えします。
- 株を買ってはいけない月はいつですか?
- 株価の買いのタイミングはいつですか?
株を買ってはいけない月はいつですか?
「株を買ってはいけない月」という概念は、株式市場の動向や歴史的なデータに基づいた通説やアノマリー(市場の非効率性)に由来するものです。特定の月に株を買ってはいけないというのは、一般的に以下のような理由や考え方に基づいています。
1. 「セル・イン・メイ(Sell in May)」
「セル・イン・メイ」とは、5月に株を売って、9月か10月まで再投資を控えるという投資戦略のことです。このアノマリーは、夏の間に市場が低迷する傾向があるとされることから生まれました。夏季休暇に入る投資家が多く、取引量が減少し、株価が低迷することが多いと考えられています。
2. 「9月のパフォーマンスが悪い」
歴史的なデータを見ると、9月は株式市場のパフォーマンスが悪い月として知られています。過去のデータによれば、9月は他の月に比べて株価が下落することが多いです。そのため、9月は株を買うのを控えたほうが良いという考え方があります。
3. 「10月のボラティリティ」
10月は市場のボラティリティ(価格変動の激しさ)が高まる月として知られています。過去には「ブラックマンデー」(1987年10月)や「金融危機」(2008年10月)など、10月に大きな市場変動が起こった例がいくつかあります。そのため、10月は慎重になるべき月とされています。
2024年は11月にアメリカのFOMCと大統領選挙があります。慎重に考える人は、そこまで株の購入を待つのも手段かと思います。
株価の買いのタイミングはいつですか?
買いのタイミングは株価が下がったときが一番良いですが、基本的に買うタイミングに決まりはありません。下がるタイミングを待っているうちに買い逃したり、いつまでも買えなくなったりしていまいます。
以下に買いのタイミングを記載します。
・市場の調整局面
市場の調整局面は過剰な売りが発生し、株価が知事的に割安になることがあります。
・ファンダメンタルズ分析
ファンダメンタルズ分析をすることで適正な株価を見極めることができます。
・テクニカル分析
テクニカル分析で株価のトレンドやパターン分析ることも有効です。移動平均線、相対力指数、ボリンジャーバンドなどが一般的です。
またアノマリー的に9月が株価が下落する事が多いとの情報もあるので、様子を見てその時期に購入を考えてみるのも良いかもしれません。
まとめ
で、結局、株の買い時はいつなんだい?!
まずね、「イチバン安い時に買おう」と強欲になり過ぎると、いつまでも買えなくなる恐れがあるよ。だからある程度は割り切って、「この返りかな?」というところで少しずつ買っていく方が良いと思うよ。
なるほどね。じゃあ9月から11月ぐらいにかけて、3回に分けて資金を投資する、なんてのも良さそうだね!
うん、特に今年11月は中間選挙とFOMC(金利を決定する会合)という2つのビッグイベントが重なる月だから、慎重に投資するならそこまで待っても良いかもしれないね。
ウーン。僕は株が買いたくて常にウズウズしてしまうから、今すぐに買いたいぐらいだよ!
ここまで話した意味な…
ここまでお読みいただきありがとうございます。
では最後に、著者からこれから投資をする皆さんへのアドバイスをさせていただきます。
著者からのアドバイス
1.どんな状況下でも、伸びる企業は伸びる、落ちる企業は落ちます。買い時を気にし過ぎて投資チャンスを逃さないように注意しましょう。
2.どんな状況下でも、NISAやiDeCoなどの長期積立は継続しましょう。
3.投資に参加する限り、勉強と資金管理は忘れずに。
1つ目のアドバイスに関連する記事として、株初心者の方はぜひ、以下の記事も参考にしてみてください。
株初心者でも上がりやすい株を見つける10の項目 として、成長する企業を見極めるポイントを紹介しています。
以下、この記事の要点まとめです。
ここまで読んだ皆さんの投資に成功が訪れますようにお祈りしております。
それではステキな投資ライフを!
【株の買い時を知るために、絶対に知っておきたい2つのポイント】
1.歴史的なインフレの波
2.インフレと金利の関係
【株式相場で有名な2つのアノマリー】
1.5月に売り、9月まで戻るな
2.1月効果 (主に米国では1月に株価が上がりやすいというもの)
【もうすぐ株の買い時が来そうな3つの理由】
1.原油価格が下がっている
2.バイデン政権が11月に中間選挙を控えている
3.年内にゴールデンクロスが起きるかもしれない
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