
【2026年最新】ブロックチェーン投資信託のおすすめ5選!暗号資産との違いや日本の証券会社での買い方を徹底解説
テクノロジーの進化とともに、金融の世界に革命をもたらした「ブロックチェーン技術」。従来はビットコインやイーサリアムといった暗号資産(仮想通貨)の直接売買が中心でしたが、近年では伝統的な金融商品である「投資信託(ファンド)」や「ETF(上場投資信託)」を通じて、手軽にブロックチェーンの成長へ投資できる環境が整いつつあります。
「ブロックチェーンには興味があるけれど、暗号資産の直接購入はセキュリティや税金が不安……」
「投資信託なら安心して始められそうだけど、仕組みや暗号通貨との違いがよく分からない」
本記事では、このような悩みを持つ初心者の方に向けて、「ブロックチェーン投資信託」の基礎知識から暗号資産との徹底比較、具体的な商品選びのポイント、リスク管理、そして知識の重要性まで、体系的にわかりやすく解説します。
監修者:市川雄一郎
GFS校長。CFP®。1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)。日本FP協会会員。日本FP学会会員。 グロービス経営大学院修了(MBA/経営学修士)。
日本のFPの先駆者として資産運用の啓蒙に従事。ソフトバンクグループが創設した私立サイバー大学で教鞭を執るほか、講演依頼、メディア出演も多数。著書に「投資で利益を出している人たちが大事にしている 45の教え」(日本経済新聞出版)
公式X アカウント 市川雄一郎@お金の学校 校長
第1章:ブロックチェーン投資信託の概要と仕組み
1.1 ブロックチェーン技術の基本概念
ブロックチェーン投資信託を理解する第一歩として、まずは基盤となる「ブロックチェーン(分散型台帳技術)」の仕組みをおさらいしておきましょう。
ブロックチェーンとは、一言で言えば「改ざんが極めて困難な、みんなで共有するデジタル取引帳簿」です。
従来の銀行などの仕組みでは、中央のサーバー(銀行のシステム)が一元的にデータを管理していました。しかし、ブロックチェーンではネットワークに参加する複数のコンピューターが同じ帳簿のコピーを保持し、互いに検証し合います。
ブロック:
一定時間の取引データをまとめた「箱」 チェーン:
暗号技術を用いて、前のブロックと過去のデータを鎖のようにつなぎ合わせた構造 分散型管理:
単一の管理者が存在せず、ネットワーク全体でデータを共有・監視する仕組み
この技術により、「中央管理者がいなくても、データの改ざんや二重払いを防ぐことができる」という画期的な特性が生まれました。現在では暗号資産だけでなく、サプライチェーン管理、不動産取引、医療データの管理、電子投票、さらには金融業務の自動化(DeFi:分散型金融)など、あらゆる産業への応用が進んでいます。
1.2 ブロックチェーン投資信託とは何か
「ブロックチェーン投資信託」とは、投資家から集めた資金をプロの運用会社(ファンドマネージャー)がまとめ、ブロックチェーン技術に関連する企業や資産へ投資・運用する金融商品です。
投資信託の基本的な仕組みは一般的な株式ファンドや債券ファンドと同じです。投資家は証券会社などを通じて「口数」単位でファンドを購入し、運用から得られた利益(値上がり益や分配金)を還元してもらいます。
主な投資対象のパターン
ブロックチェーン投資信託(または関連ETF)には、主に以下のような投資対象の組み合わせが存在します。
ブロックチェーン関連企業の株式(テーマ型株式ファンド)
マイニング(採掘)企業
ブロックチェーンインフラ・半導体開発企業(NVIDIAなど)
金融テクノロジー(FinTech)企業
暗号資産取引所を運営する企業(Coinbaseなど)
暗号資産現物・先物(暗号資産連動型ETF・ファンド)
ビットコインやイーサリアムなどの現物または先物価格に連動を目指すファンド
ハイブリッド型(株式+暗号資産資産)
関連企業株と暗号資産現物/先物を組み合わせたポートフォリオ
1.3 なぜ今、ブロックチェーン投資信託が注目されるのか
ブロックチェーン業界は、過去10年で急速な成長を遂げました。かつては一部のテック愛好家や個人投資家の投機対象に過ぎなかった領域ですが、現在では「巨大な成長産業」として大手機関投資家や国政レベルでも評価されています。
個人の投資家が直接暗号資産を購入する場合、ウォレットの管理やハッキング対策、税務申告の複雑さといったハードルが存在していました。しかし、投資信託という伝統的な金融枠組みを通じて投資できるようになったことで、一般の投資家にとっても格段にアクセスしやすくなったのです。
第2章:暗号通貨(暗号資産)の直接投資との根本的な違い
「ビットコインを直接買えばいいのでは?」と疑問に思う方も多いでしょう。暗号通貨(暗号資産)の直接保有と「ブロックチェーン投資信託」の購入には、明確な構造・性質の違いが存在します。
| 比較項目 | 暗号資産(直接保有) | ブロックチェーン投資信託 / ETF |
| 主な投資対象 | ビットコインやイーサリアム等のトークン単体 | 関連企業の株式群、または管理された暗号資産資産 |
| 購入先・取引場所 | 暗号資産交換業者(Coincheck, bitFlyer等) | 伝統的な証券会社(SBI証券, 楽天証券等) |
| 資産の管理責任 | 自己責任(秘密鍵・ウォレット管理) | 運用会社および信託銀行による分別管理 |
| 税金区分(日本) | 雑所得(総合課税):最大約55% | 譲渡所得(申告分離課税):一律約20.315% |
| NISA口座の活用 | 利用不可 | 非課税制度(NISA)の適用が可能な場合あり |
| 取引時間 | 24時間 365日 いつでも可能 | 証券取引所の営業日・営業時間内(または1日1回算出) |
2.1 投資対象と構造の違い(「技術・企業」vs「通貨/トークン」)
暗号資産の直接購入:
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの「トークン(デジタル資産)」そのものを買います。価格は市場での需給(売買のバランス)によってダイレクトに決まります。
ブロックチェーン投資信託:
多くの場合、ブロックチェーン技術を活用して事業を行う「企業」の株式や、複数の関連資産をパッケージ化した商品を買います。単一の通貨の暴落リスクを抑え、産業全体の長期的成長(売上向上や収益拡大)に期待する投資アプローチとなります。
2.2 管理体制とセキュリティの違い
直接投資における最大の脅威は、ハッキングや秘密鍵の紛失、パスワード忘れによる資金消失です。ウォレットの紛失でアクセスできなくなった場合、自己責任となり救済措置はありません。
一方、投資信託であれば、投資家の資産は「信託法」に基づき信託銀行等で分別管理されます。仮に証券会社や運用会社が破綻した場合でも、投資家の預けた資産は保全される仕組みが整備されています。ハッキング対策の心配を個人レベルで抱え込む必要がない点は、大きな安心材料です。
2.3 税制・確定申告の違い(日本国内のケース)
日本国内において、暗号資産の直接売買で得た利益は原則として「雑所得(総合課税)」に分類されます。年間の所得額に応じて税率は上がり、住民税と合わせると最大約55%もの高い税率が適用される可能性があります。また、他口座との損益通算や損失の繰越控除が認められていません。
これに対し、伝統的な証券口座を通じて取引する金融商品(申告分離課税対象の投資信託・上場ETF)であれば、利益に対して一律 20.315%(所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%)の税率で済みます。
さらに、特定口座(源泉徴収あり)を選べば確定申告自体が不要になるほか、NISA(少額投資非課税制度)を活用すれば利益が完全非課税になるメリットを得られます。
2.4 取引時間と市場流動性の違い
暗号資産の市場は24時間365日休まず稼働しています。深夜や土日であっても激しい価格変動が起こり、常に価格を気にしなければならないメンタル的負担があります。
投資信託(非ETF)の場合、価格は「1日1回(基準価額)」算出されます。ETF(上場投資信託)の場合も、取引できるのは平日昼間の証券取引所の営業時間に限られます。短期的な値動きに一喜一憂せず、じっくり長期保有したい人にとって、投資信託のルールは心理的安定をもたらしてくれます。
・投資で収入を得たい、資産を増やしたい YES or NO
・リスクはできるだけ抑えたい YES or NO
・投資先の見極め方を知りたい YES or NO
・成功している投資家と接点が欲しい YES or NO
・物価上昇への対策には投資が必要と考えている YES or NO
第3章:初心者が知っておくべき「商品選びのポイント」
ブロックチェーン関連の投資信託やETFを選ぶ際は、以下の5つのポイントを基準に比較・検討しましょう。
【商品選びの5大チェックリスト】
1. 投資テーマの属性(「企業株型」か「暗号資産連動型」か)
2. 構成銘柄の分散状況と組入上位企業
3. 保有コスト(信託報酬・信託財産留保額)
4. 運用スタイル(インデックス型 vs アクティブ型)
5. NISA・特定口座への対応状況
3.1 投資テーマの属性を見極める
一口に「ブロックチェーンファンド」と言っても、ファンドごとに中身が大きく異なります。
関連企業株式中心のファンド:
例:NVIDIA(GPU製造)、Coinbase(取引所)、MicroStrategy(ビットコイン大量保有企業)、Block(決済サービス)など。
特徴: 企業の売上や利益成長がベースになるため、株式市場全体の動向の影響を受けやすい。
暗号資産価格(指数)に連動するファンド(ETF等):
例:ビットコイン現物ETF、イーサリアム現物ETFなど。
特徴: 暗号資産の値動きにダイレクトに追従する。ボラティリティが非常に高い。
自分が「技術を開発・活用する企業の成長」に投資したいのか、「暗号資産そのものの価格上昇」に投資したいのかを明確にすることが大切です。
3.2 ポートフォリオの分散度を確認する
ファンドの「目論見書(もくろみしょ)」や「月次レポート」を開き、何銘柄に分散投資されているか、上位10銘柄の占める割合はどれくらいかを確認します。
特定企業の割合が30%〜40%を超えているような集中型ファンドの場合、その1社の業績不振によってファンド全体の価格が急落する危険があります。初心者のうちは、世界中の数十〜数百社に広範に分散投資している商品を選ぶのが安全です。
3.3 信託報酬(コスト)を徹底比較する
投資信託の保有中には、毎日「信託報酬(運用管理費用)」というコストが差し引かれます。
一般的なインデックスファンド: 年 0.1% 〜 0.5% 程度
アクティブファンド / テーマ型ファンド: 年 1.0% 〜 2.0% 程度
ブロックチェーンのようなテーマ型ファンドは、一般的なインデックス(S&P500やオール・カントリー)に比べて信託報酬が高めに設定されている傾向があります。コストは確実に投資リターンを削る要因となるため、できるだけコスト率の低いファンドを選びましょう。
3.4 運用手法(インデックス vs アクティブ)
インデックス型(受動運用):
「Solactive Blockchain Index」など、特定のテーマ指数と同じ値動きを目指す運用。コストが低く仕組みがシンプル。
アクティブ型(積極運用):
ファンドマネージャーが有望な企業を独自に厳選し、市場平均以上の成果を目指す運用。リサーチ費用がかかるためコストが高いが、爆発的な成果を出す可能性もある。
初心者の場合、まずは透明性が高くコストが抑えられるインデックス型(ETF含む)から検討することをおすすめします。
3.5 NISA口座・特定口座が利用できるか
証券口座で購入する前に、そのファンドが「つみたて投資枠」や「成長投資枠」といったNISA制度の対象になっているかを確認しましょう。
特にテーマ型株式ファンドの一部はNISAの「成長投資枠」で購入できる場合があり、非課税メリットを最大限に享受することができます。
日本で買えるおすすめ関連銘柄 5選
【カテゴリー別のおすすめラインナップ】
1. 【国内投資信託】インベスコ 世界ブロックチェーン株式ファンド(手軽さ・円建て)
2. 【国内投資信託】eMAXIS Neo ブロックチェーン(低コスト・積立向け)
3. 【米国株ETF】Amplify Transformational Data Sharing ETF(BLOK)(世界最大級の関連ETF)
4. 【米国株式】マイクロストラテジー(MSTR)(ビットコイン連動の代名詞)
5. 【米国株式】コインベース・グローバル(COIN)(暗号資産インフラの巨人)
1. 【国内投資信託】インベスコ 世界ブロックチェーン株式ファンド(愛称:世カエル)
分類:
国内公募投資信託(日本円で購入) 主な買える場所: SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券など
主な投資対象:
TSMC、Coinbase、SBIホールディングス、NVIDIAなどのグローバル企業
解説とおすすめ理由
日本の証券会社で買える「ブロックチェーンテーマ型投資信託」の代表格です。
世界中の半導体・金融・IT・暗号資産関連企業の中から、ブロックチェーン技術で成長が見込める企業へ幅広く分散投資しています。
手軽さ抜群: 外国株口座の開設が不要で、通常の投資信託口座から日本円(100円〜)でスポット購入や自動積立が可能です。
NISAの活用: 証券会社によってはNISA(成長投資枠)の対象となっており、非課税メリットを享受できます。
2. 【国内投資信託】eMAXIS Neo ブロックチェーン
分類: 国内公募投資信託(ノーロード・インデックス型)
主な買える場所: SBI証券、楽天証券、マネックス証券など
主な投資対象:
米国の「Kensho Blockchain Index」に採用された関連企業
解説とおすすめ理由
人気の低コスト投信シリーズ「eMAXIS(イーマクシス)」のAI活用型テーマファンドです。
米国のデータ分析企業Kensho(ケンショウ)のAIアルゴリズムが、ブロックチェーンに関連する特許や最新技術を持つ有望企業を自動的に抽出して指数化しています。
購入手数料が無料: ノーロード(購入時手数料0円)のため、取引コストを抑えられます。
AIによる客観的抽出: ファンドマネージャーの主観を排除し、AIがデータに基づいて銘柄を自動選定するため、先進的なテック企業を網羅できます。
3. 【米国株ETF】Amplify Transformational Data Sharing ETF(BLOK)
分類: 米国上場アクティブETF(外貨/米ドルで購入)
主な買える場所: SBI証券、楽天証券、マネックス証券の「外国株式(米国株)口座」
主な投資対象:
MicroStrategy、Coinbase、Marathon Digital、Blockなど
解説とおすすめ理由
ブロックチェーンをテーマにしたETFとして、世界で最も高い人気と純資産残高を誇る業界の金字塔です。
高い純度と柔軟な運用: ポートフォリオの8割以上を「収益の大部分をブロックチェーンから得ている純度が高い企業」で構成しています。アクティブ運用のため、マイニング企業から決済インフラまで、その時々の市場トレンドに合わせて比率が柔軟にリバランスされます。
1銘柄で丸ごと分散: 個別株のリサーチをしなくても、このETFを1つ買うだけでグローバルな関連業界の主要プレイヤー全員に一括投資が完了します。
4. 【米国株式】マイクロストラテジー(MicroStrategy / ティッカー:MSTR)
分類: 米国個別株式
主な買える場所: 日本の主要証券会社の「外国株式(米国株)口座」
企業概要: 本業はIT企業(企業向けソフトウェア提供)だが、世界で最もビットコインを財務資産として大量保有している企業
解説とおすすめ理由
「実質的にビットコイン現物ETFの代わりに買われている株式」として、世界の投資家から圧倒的な注目を集めている銘柄です。
ビットコイン価格との強い連動性: 社債の発行などを通じて積極的にビットコインを買い増し続ける独自戦略をとっており、株価がビットコイン(BTC)の価格変動と強く連動します。
日本の証券口座で買える最大のメリット: 日本ではビットコイン現物ETFが買えませんが、この株を買うことで「証券口座(申告分離課税・20.315%)」の枠組みの中で、実質的にビットコインの価格上昇の恩恵を受けることが可能になります。
5. 【米国株式】コインベース・グローバル(Coinbase Global / ティッカー:COIN)
分類: 米国個別株式
主な買える場所: 日本の主要証券会社の「外国株式(米国株)口座」
企業概要: 米国最大の暗号資産(仮想通貨)取引所であり、ナスダック上場企業
解説とおすすめ理由
Web3・暗号資産エコシステムの「インフラ(土台)」そのものを支えるプラットフォーム企業です。
取引量の拡大がそのまま業績に直結: ビットコインをはじめとする暗号資産の市場が活発になり、取引量が増えるほど手数料収入が跳ね上がるビジネスモデルです。
機関投資家向けインフラの独占: 米国で承認された多くのビットコイン現物ETFのカストディ(暗号資産の保管・管理業務)を引き受けており、ブロックチェーン業界の黒衣(くろご)として不可欠な存在となっています。
購入までの手順・始め方
手軽に「投資信託」から始めたい場合(①・②)
お持ちの証券会社(SBIや楽天など)の検索窓で「インベスコ」や「eMAXIS Neo」と検索し、日本円で購入・積立設定をするだけです。
よりダイレクトに業界やビットコインの値動きを狙いたい場合(③・④・⑤)
証券会社の管理画面から「外国株式(米国株)口座」を無料開設します。
日本円を米ドルに両替(為替取引)するか、円貨決済を選択して「BLOK」「MSTR」「COIN」などのティッカー(シンボル)を入力して購入します。
【運用のアドバイス】
まずは円建てで小額から積立ができる「①または②の投資信託」でベースを作りつつ、より高いリスク・リターンを狙いたい場合に米国株口座で「④ MSTR」や「⑤ COIN」を少量ポートフォリオにアクセントとして加えるスタイルがおすすめです。
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第4章:気をつけること(リスクと注意点)
魅力的な成長性を持つブロックチェーン投資信託ですが、相応のリスクも存在します。投資前に以下の注意点を必ず頭に叩き込んでおきましょう。
4.1 セクター集中リスクと高い価格変動性(ボラティリティ)
ブロックチェーンファンドは、いわゆる「テーマ型投資」に属します。
全世界の株式に広範に投資する全世界株式(オルカン)などと異なり、特定の新興テクノロジー産業に投資が集中するため、市場全体の暴落時やセクター不況時に価格が半減するような急落に見舞われるリスクがあります。
資産の大部分をブロックチェーンファンドだけに投じるのは非常に危険です。あくまでポートフォリオの「サテライト(アクセント)」として、総資産の5%〜15%程度にとどめるのが賢明なリスク管理です。
4.2 規制・法律変更リスク
暗号資産やブロックチェーンを取り巻く法的枠組みは、世界各国で現在進行形で作られています。
各国中央銀行による規制の強化
ステーブルコインやDeFi(分散型金融)に対する課税法改正
暗号資産取引所への営業停止命令や法的規制
これらのニュース1つで、関連企業の株価や暗号資産の価格が数十分で20%以上乱高下することがあります。政府の動向次第で産業全体の前提が変わる可能性がある点には注意が必要です。
4.3 プレミアム・ディスカウント問題(先物・現物乖離リスク)
投資信託やETFの中には、暗号資産の「先物取引」を利用して運用しているものや、市場の需給によってファンドの市場価格と実際の純資産価値(NAV)がズレてしまう「プレミアム(割高)」や「ディスカウント(割安)」が発生する商品が存在します。
商品構造をよく理解せずに購入すると、「ビットコインの価格は上がっているのに、自分が買ったファンドの価格がそれほど上がっていない」という現象に遭遇することになります。
4.4 トータルコストの罠
購入時の手数料(購入時手数料)が無料(ノーロード)かどうか、解約時にかかる「信託財産留保額」はあるかなど、信託報酬以外のトータルコストも事前にしっかりと計算しておきましょう。特に短期で売買を繰り返すと、手数料負けしてしまう可能性が高まります。
第5章:なぜ「知識」が最大の防御であり武器になるのか
投資の世界には、投資の神様ウォーレン・バフェットの格言として有名な言葉があります。
「自分が理解できないものには決して投資するな」
ブロックチェーン領域ほど、この言葉が重く響く分野はありません。
5.1 流行やノイズに流されない軸を作る
「話題になっているから」「YouTubeやSNSで爆上がりすると聞いたから」といった理由で投資を始めると、暴落が起きた際に恐怖で投げ売り(狼狽売り)してしまい、大きな損失を確定させることになります。
ブロックチェーンがどのような課題を解決する技術なのか
なぜ社会に必要なのか
投資しているファンドがどんな企業で構成されているのか
これらへの根本的な理解(知識)があれば、一時的な下落局面でも冷静に市場を観察し、長期的な視点でじっくりと資産を育てることができます。
5.2 技術革新のスピードと情報のアップデート
IT・Web3の世界の進化スピードは極めて高速です。数年前まで主流だった技術やプロジェクトが、新しい技術の登場によって一瞬で陳腐化することも珍しくありません。
常に新しいトレンド(AIとの融合、Layer2ソリューション、RWA:現実資産のトークン化など)に関心を持ち、定期的に投資先の月次レポートや最新ニュースをチェックする姿勢が成功の秘訣です。
5.3 悪質な詐欺や不正商品から身を守る
残念ながら、暗号資産やブロックチェーンの「難しさ」を悪用した投資詐欺( Ponzi scheme / ポンジ・スキームなど)は後を絶ちません。
「毎月必ず10%の利回りが確定するブロックチェーンファンド」
「SNSの個人DMで勧誘される特別な未公開トークン連動信託」
金融庁に登録された正規の証券会社で購入できる投資信託以外には、絶対に手をだしてはいけません。 正しい基礎知識を持っていれば、こうした甘い罠や怪しい勧誘を一瞬で見抜くことができるようになります。
まとめ:正しい知識を持って未来のテクノロジーに投資しよう
ブロックチェーン投資信託は、「次世代の革新技術に投資したいけれど、暗号資産の直接管理や高い税金、ハッキングリスクは避けたい」という投資家にとって、非常に優れた選択肢です。
投資信託なら、証券口座で安心・安全に分別管理される
税金面でも分離課税(20.315%)やNISA活用といった大きなメリットがある
関連企業株式型か、暗号資産連動型かの属性を理解して商品を選ぶ
ポートフォリオの一部(5〜15%程度)にとどめ、分散投資を意識する
知識を身につけ、長期的・体系的な視点で向き合う
テクノロジーの可能性を正しく評価し、ご自身の投資スタイルとリスク許容度に合わせた資産形成を行っていきましょう。
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【重要】免責事項
投資判断の最終責任: 本記事で紹介している銘柄やセクター、分析内容は、情報提供および学習の啓発のみを目的としており、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終決定は、必ずご自身の判断と責任で行ってください。
成果の非保証: 過去のデータや予測は、将来の投資成果を保証するものではありません。市場環境の変化により、資産が減少するリスクがあります。
情報の正確性: 2026年時点の情報に基づき作成されていますが、その正確性や完全性を保証するものではありません。最新の業績やニュースは、必ず各企業のIRサイトや一次資料でご確認ください。
損失の補償: 本記事の内容に基づいて被ったいかなる損害(直接的・間接的を問わず)についても、筆者は一切の責任を負いません。




