株とは?初心者向けに仕組み・歴史から現代のデジタル取引まで徹底解説

株とは?初心者向けに仕組み・歴史から現代のデジタル取引まで徹底解説

「株ってニュースでよく聞くけれど、結局どういう仕組みなの?」

「昔は紙だったって聞くけれど、今はどうやって取引されているの?」

現代の資本主義社会において、私たちは知らず知らずのうちに「株」の影響を受けて暮らしています。私たちが毎日使うスマートフォン、コンビニで買うお菓子、利用している便利なサービス。これらを生み出している企業の多くが「株式会社」という仕組みで成り立っているからです。

一見難しそうに見える「株」ですが、その本質は「みんなで少しずつお金を出し合って、大きな夢やプロジェクトを叶える仕組み」という非常にシンプルでワクワクするものです。

この記事では、株の起源や語源といった歴史的な背景から、初心者にもわかりやすい利益の仕組み、株価が決まる本質的なロジック(EPS・PER)、そして「紙の株券」から「完全デジタル化」された現代の最新事情まで、一つの物語のように体系的に、かつ深く掘り下げて解説します。

監修者:市川雄一郎 監修者:市川雄一郎 
GFS校長。CFP®。1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)。日本FP協会会員。日本FP学会会員。 グロービス経営大学院修了(MBA/経営学修士)。
日本のFPの先駆者として資産運用の啓蒙に従事。ソフトバンクグループが創設した私立サイバー大学で教鞭を執るほか、講演依頼、メディア出演も多数。著書に「投資で利益を出している人たちが大事にしている 45の教え」(日本経済新聞出版)

公式X アカウント 市川雄一郎@お金の学校 校長

1. そもそも「株(株式)」とは何か?

まずは、最も基本となる「株」の正体と、企業・投資家の関係性について解き明かしていきます。

1-1. 株式会社が発行する「証明書」

一言で言えば、株(株式)とは、企業が「私たちはこういうビジネスをしたいので、お金を出してください」と広く一般から資金を集める際、お金を出してくれた人(投資家)に対して発行する「証明書」のことです。

あなたが企業の株を1株でも買うということは、その金額分だけ「その企業のオーナー(所有者)のひとりになる」ということを意味します。たとえ何百万株の中の1株であっても、あなたは会社の所有権を一部持っていることになり、会社の経営状況をチェックしたり、出資比率に応じた権利を行使したりできるようになります。

1-2. お金を出す側(投資家)と集める側(企業)のメリット

株という仕組みがあるおかげで、お金を集めたい「企業」と、お金を増やしたい「投資家」の両方に素晴らしいメリットが生まれます。

立場詳細なメリットと社会的意義
企業(お金を集める側)銀行からの借金とは異なり、「原則として返済義務のないお金」を世界中から大量に集めることができる。これにより、失敗を恐れずに巨額の設備投資や数年〜十数年単位の研究開発に挑戦できる。また、社会的な信用力も向上する。
投資家(お金を出す側)自分で会社を立ち上げたり、毎日経営のために働いたりしなくても、応援したい企業の成長の果実(利益)を、おすそ分け(配当金など)として受け取ることができる。自分の資産を社会の発展に役立てながら増やすことができる。

1-3. 銀行の「借金(融資)」との決定的な違い

企業がお金を集める方法として真っ先に思い浮かぶ「銀行からお金を借りる」ことと、株式の発行には、経営上、決定的な違いがあります。これは「デット・ファイナンス(負債による調達)」と「エクイティ・ファイナンス(資本による調達)」という概念に分かれます。

  • 銀行融資(デット・ファイナンス):

    借りたお金(元本)は、業績が良くても悪くても、必ず期日までに利息をつけて返済しなければなりません。もし返済できなければ、会社は倒産(破産)に追い込まれます。銀行は「お金を貸すプロ」ですが、会社のオーナーにはなりません。

  • 株式発行(エクイティ・ファイナンス):

    投資家から集めたお金は、会社の「純資産(自己資本)」となるため、返済する必要がありません。その代わり、会社が儲かったときには、その利益を投資家に還元する約束をします。万が一、会社が倒産してしまった場合、投資したお金は戻ってきませんが、投資家は「出したお金がゼロになる」以上の損(追加の借金を背負うなど)をすることはありません。これを「有限責任(ゆうげんせきにん)」と呼びます。

2. 「株」の語源と歴史:大航海時代に生まれたリスク分散の知恵

「株」という仕組みは、いつ、どこで、なぜ生まれたのでしょうか。その歴史を紐解くと、人間の「大航海へのロマン」と「リスク分散の知恵」が見えてきます。

2-1. 日本語の「株」の語源

なぜ、会社の所有権をあらわす証書を、植物の「かぶ(切り株)」と同じ文字で書くのでしょうか?

諸説ありますが、日本の江戸時代、幕府から特定の商人グループに対して与えられた営業 of 特権や独占的な地位のことを「株(かぶ)」や「株仲間(かぶなかま)」と呼んだことが由来とされています。

植物の木を切ったあとに残る「切り株」は、地面に深く根を張っており、そこからまた新しい芽が出てきます。このことから、「簡単には動かない、利権や地位のしっかりとした根拠(根元)」という意味で見立てられ、のちに西洋から「Share / Stock(株式会社の権利)」の仕組みが輸入された際、この言葉が当てはめられました。現在でも「お墨付きを得る」という意味で「株が上がる」という言葉が使われますが、これも当時の名残です。

2-2. 世界初の株式会社:オランダ東インド会社(1602年)

世界で最初に近代的な株式会社の仕組みを作ったのは、17世紀のオランダでした。当時、ヨーロッパではアジアからの「スパイス(香辛料)」が金と同じ価値を持つほど高価で、一獲千金を狙った大航海時代を迎えていました。

しかし、当時の航海には「嵐による難破」「海賊による略奪」「未知の病気」などあまりにも巨大なリスクが伴いました。船が1隻沈めば、資金を出した大富豪は一瞬で破産してしまいます。リスクが大きすぎて、個人の財力だけでは新しい貿易に挑戦できなくなっていたのです。

そこで1602年に設立されたのが「オランダ東インド会社(VOC)」です。彼らは、一部の大富豪からだけではなく、一般の市民からも広く少しずつお金(出資金)を集めることにしました。そして、お金を出してくれた人に「出資証明書(これが世界初の株券)」を渡したのです。

世界初の株式会社、オランダ東インド会社(VOC)の航海. Source: Peter Fisk

これによって、画期的な変化が起きました。

  1. リスクの分散: 1人の大富豪が100%の資金を出して船を出すのではなく、1000人の市民が1%ずつお金を出し合えば、万が一船が沈没しても、1人あたりのダメージは「出したわずかなお金」だけで済みます。現代の保険や分散投資の原型がここにあります。

  2. 果実の分配: 船が無事に帰ってきて、大量のコショウや絹を持ち帰ることができたら、得られた莫大な利益を、出資した割合(株の保有量)に応じて全員に平等に分け合いました。これが今の「配当金」の始まりです。

さらにオランダの人々は、航海が何年も続いて結果が出るまで待てない人のために、「この出資証明書(株)を、途途中他人に売ってもいい場所」を作りました。これが、世界初の証券取引所である「アムステルダム証券取引所」の始まりです。

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3. 株で利益が得られる「3つの仕組み」

私たちが株に投資をするとき、具体的にどうやって利益(リターン)を得るのでしょうか。大きく分けて3つの方法があります。

3-1. キャピタルゲイン(値上がり益)

最もイメージしやすいのがこれです。「安く買って、高く売る」ことによって得られる差額の利益です。

具体例:

1株 = 1,000円の時に、ある企業の株を100株買ったとします(投資額:10万円)。

その後、その企業の新しいサービスが大ヒットし、業績が伸びて株価が1,500円に値上がりしました。

このタイミングで売却すると、1,500円 × 100株 = 15万円 となり、差し引き5万円の利益(キャピタルゲイン)が得られます。

株価は毎日、買い手と売り手のバランス(需要と供給)で変動しているため、企業の将来性が高く評価されるほど、株価は上がっていきます。

3-2. インカムゲイン(配当金)

企業がビジネスで得た利益の一部を、株主に現金として分配する仕組みです。通常、年に1〜2回、保有している株数に応じて支払われます。

銀行にお金を預けておくと「利息」がもらえますが、それの企業バージョンだと考えるとわかりやすいでしょう。企業の業績が安定していれば、株価自体の大きな変動がなくても、定期的に現金収入を得ることができます。

3-3. 株主優待

日本独自の非常にユニークな文化として定着しているのが「株主優待」です。企業が自社の株主に対して、感謝の印や自社ファン(顧客)になってもらうために、様々な物品やサービスを贈る制度です。

  • 飲食チェーン: 自店舗で使えるお食事券や割引券

  • 航空・鉄道会社: 運賃が割引になる優待券

  • 食品メーカー: 自社商品の詰め合わせ(飲料、スナック菓子、調味料など)

自分の生活圏に合った企業の株を保有することで、実生活の出費を楽しく節約することができます。ただし、すべての企業が株主優待を行っているわけではなく、海外の企業にはほとんど見られない日本独自の文化である点に特徴があります。

4. なぜ動く? 「株価」が決まるロジックと株式市場

ニュースで毎日報じられる株価。あの数字は一体どのようにして決まっているのでしょうか。その本質的なロジックを解説します。

4-1. 需要と供給のバランス(表面的な理由)

株価が決まる大原則は、オークション(競売)と同じ「需要と供給のバランス(買いたい人と売りたい人の数)」です。

  • 株価が上がる時: 「この会社の株が欲しい!(買い手)」という人が、「手放してもいい(売り手)」という人よりも多いとき。

  • 株価が下がる時: 「この会社の株を早く売りたい!(売り手)」という人が、「買ってもいい(買い手)」という人よりも多いとき。

これはあくまで「市場の表面」で起きている現象です。では、投資家たちは何を基準にして「この株にいくらの価値があるか(買いたいか)」を判断しているのでしょうか。その中身を決定づけるのが、「企業の稼ぐ力」「投資家の期待値」です。

4-2. 株価を支える2つの数式:EPSとPER(本質的な理由)

プロの投資家やAI、そして賢明な個人投資家が株価の適正価格を計算するとき、必ず使う共通の「公式」があります。それが以下の数式です。

株価 = EPS(企業の稼ぐ力) × PER(投資家の期待値)

株価というものは、この2つの要素が掛け合わさることで毎秒変化しています。それぞれを初心者向けに分かりやすく分解してみましょう。

① EPS(1株当たり利益)=「企業の現在の稼ぐ力」

EPSとは「Earnings Per Share」の略で、日本語では「1株当たり利益」と呼びます。会社が1年間で稼いだ純利益を、発行している株の総数で割ることで算出されます。

EPS = 会社の純利益 ÷ 発行済株式総数

例:

年間で10億円の利益を出した会社があるとします。

この会社が株を1,000万株発行していれば、10億円 ÷ 1,000万株 = EPSは「100円」になります。

EPSは、まさにその企業が「1株あたり、いくら稼ぎ出す実力があるか」という企業の基礎体力(通信簿)を表します。新商品がヒットして会社の利益が増えればEPSは上がり、業績が悪化すればEPSは下がります。

② PER(株価収益率)=「投資家からの期待値・人気投票」

PERとは「Price Earnings Ratio」の略で、日本語では「株価収益率」と呼びます。その株価が、先ほどの「EPS(1株当たり利益)」の何倍まで買われているかを示す指標です。

PER = 現在の株価 ÷ EPS

例:

先ほどの会社(EPSが100円)の株価が、現在1,500円だとします。

この場合、1,500円 ÷ 100円 = PERは「15倍」になります。

これは「この会社は年間100円稼ぐ実力があるから、その15年分の価値(1,500円)を今払ってもいいよ」と投資家たちが判断している状態です。

一般的に、日本市場全体の平均的なPERは15倍前後が目安とされていますが、企業の性質によって大きく異なります。

  • 高PER(例:30倍〜50倍以上): 「今はまだ利益が少ないけれど、将来AIや宇宙ビジネスで爆発的に成長するに違いない!」と、世界中から高い期待(人気)が集まっている状態(グロース株に多い)。

  • 低PER(例:8倍〜10倍以下): 「安定して稼いでいるけれど、これ以上の急成長は見込めないな」または「不祥事や業界の冷え込みで警戒されているな」という、期待値が低い(割安に放置されている)状態(バリュー株に多い)。

4-3. なぜ株価は毎日激しく動くのか?

先ほどの数式 株価 = EPS(企業の稼ぐ力) × PER(投資家の期待値)に当てはめると、日々の株価の動きの正体が綺麗に浮き彫りになります。

【株価が変動する2つのパターン】

パターンA:実力が変わる(EPSの変動)
 3ヶ月に1回の「決算発表」で、売上が予想の2倍だと判明!
 ⇒ EPS(実力)が跳ね上がり、株価が急上昇する。

パターンB:感情が変わる(PERの変動)
 業績は何も変わっていないのに、「アメリカの景気が悪くなりそう」「金利が変化した」というニュースが流れる。
 ⇒ 投資家が不安になり、期待値(PER)を20倍から12倍に引き下げる。結果、株価が急落する。

 

長期的には、株価はその企業の本物の実力である「EPS」の成長に寄り添っていきます。しかし短期的には、ニュースや人間の心理(恐怖や欲)によって「PER」が大きく伸び縮みするため、株価は毎日のように乱高下するのです。

4-4. 証券取引所と「上場」

私たちがこれらEPSやPERを参考にしながら、安全に株を取引できるのは、「証券取引所」という公的な市場が存在するからです。日本には、その中心となる東京証券取引所(通称:東証/とうしょう)があります。

日本には数百万円以上の会社が存在しますが、どこの馬の骨ともわからない会社の株が取引所で自由に売買されたら、詐欺やトラブルが多発してしまいます。そこで東証は非常に厳しい審査基準(利益の規模やガバナンスなど)を設けており、それをクリアして市場での売買を許可された企業を「上場企業(じょうじょうきぎょう)」と呼びます。

東証には、企業の規模や性質に合わせて3つの「舞台(市場区分)」が用意されています。

  • プライム市場: 日本を代表する、グローバル展開する大企業向けのトップリーグ。EPSが安定しており、外国人投資家も多く参加する。

  • スタンダード市場: 一定の時価総額と、基本的な経営基盤を備えた中堅・実力派企業向けの市場。

  • グロース市場: 現在のEPSは低い(あるいは赤字)であるものの、高い将来性があり、高いPERが許容されるスタートアップ・新興企業向けの市場。

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5. 現代の最新事情:昔は「紙」だった株券、今はどうなった?

かつて映画やドラマでは、豪華な模様が印刷された「紙の株券」がよく登場していましたが、現在の日本には、紙の株券は原則として存在しません。完全に「デジタル化(ペーパーレス化)」されています。

5-1. なぜ「紙」をやめたのか?

日本国内の上場企業では、2009年1月に「株券電子化」という法律が一斉に適用され、すべての紙の株券が無効(ペーパーレス化)になりました。紙の株券には、以下のような大きなデメリットやリスクがあったからです。

  • 紛失・盗難・偽造のリスク: 火事で燃えたり、盗まれたり、ニセモノが作られる危険が常にありました。

  • 莫大なコストと手間: 企業側は、株主が増えるたびに大量の紙を印刷して郵送・保管するコストがかかっていました。

  • 取引のタイムラグ: 昔は株を売買する際、わざわざ紙の株券を郵送などで手渡していたため、取引完了までに何日もかかっていました。

5-2. 今はどうやって管理されているの?

現在は、あなたが証券会社に作った口座のデータ上で、「数字」として記録されているだけです。銀行の預金通帳にお金がデジタルで記録されているのと同じイメージです。

この裏側では、「証券保管振替機構(通称:ほふり)」という中央機関が、誰がどの会社の株を何株持っているかをコンピュータで一括管理しています。

【現在の株の取引の流れ】
 [あなた] がスマホで買い注文
   ↓
 証券会社のシステムへデータ送信
   ↓
 「ほふり」のコンピュータ内で、所有者データが一瞬で書き換え(取引完了!)

 

このデジタル化のおかげで、私たちはスマホを数回タップするだけで、1秒にも満たないスピードで安全に株を売買できるようになりました。

※もし昔の「紙の株券」が家から出てきたら?

タンスの奥などから古い株券が出てきた場合、企業が今も存続していれば、株主としての権利(価値)は消えていない可能性が高いです。法改正の際、権利は自動的に「特別口座」という場所に守られて移されているため、信託銀行などの専門窓口(株主名簿管理人)に問い合わせることで、現代のデジタルな株として復活・現金化することができます。

6. 初心者が失敗しないための「投資の鉄則」

もしあなたが「これから株を始めてみたい」と思ったなら、ギャンブルのような一獲千金を狙うのではなく、資産を堅実に守りながら増やすための「3つの鉄則」を必ず覚えておいてください。

6-1. 分散投資(卵を一つのカゴに盛るな)

投資の世界には、「卵を一つのカゴに盛るな」という有名な格言があります。

すべての卵(お金)を一つのカゴ(1つの企業の株)に入れていると、そのカゴを落とした(その企業が不祥事や倒産を起こした)ときに、すべての卵が割れてしまいます。しかし、いくつかのカゴに分けて盛っておけば、1つのカゴがダメになっても、他のカゴの卵は無事です。

特定の1社だけに全財産を賭けるのではなく、複数の企業、異なる業界(IT、医療、製造業など)、日本やアメリカなど異なる国に資金を分散させましょう。

6-2. 長期投資(時間を味方につける)

株価は短期的に激しく上下します。数日〜数週間で利益を出そうとすると、プロの投資家やAI(人工知能)との激しいマネーゲームに巻き込まれ、初心者は精神的にもすり減ってしまいます。

しかし、10年、20年という長期的なスパンで見ると、世界の経済や優秀な企業は人口増加や技術革新とともに成長を続けていきます。企業の成長の歩みに合わせて、じっくりと腰を据えて保有し続けることが、最も成功確率の高い方法です。

6-3. 積立投資(ドル・コスト平均法)

「いつ買えばいいのか、タイミングがわからない」という問題を解決するのが、定期的に決まった金額を買い続ける「積立投資(ドル・コスト平均法)」です。

毎月1万円など、「固定の金額」を機械的に買い続けると、株価が高いときは少ししか買えず、株価が安いときは自動的に多くの株を買うことになります。結果として、平均の購入単価を安く抑えることができ、高値掴み(一番高いところで一気に買ってしまうこと)のリスクを排除できます。

7. まとめ:株は未来の社会を創る「応援チケット」

株の歴史から現代の仕組みまでを見ていくと、株の本質が見えてきます。それは、「株を買うということは、その企業の未来、ひいては社会の未来を応援することである」という点です。

あなたが「この会社のサービスは世界を良くする」「この企業の技術で助かる人を増やしたい」と思う企業にお感を託し、企業はそのお金を使って新しい価値を社会に提供する。精度を増した現代のデジタルなシステムは、この応援のサイクルをより円滑に、そして安全にするために進化してきました。

社会が豊かになったお礼として、投資家に利益が戻ってくる。これこそが、株式投資の本来の美しい循環です。

ただの「数字のギャンブル」として捉えるのではなく、歴史ある「人類の知恵の結晶」として株の仕組みを理解することで、毎日のニュースの見え方や、経済への理解がガラリと変わるはずです。

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