次の世代に教えたい「20代で差がつく!今から始めたい投資・資産形成」5選

「まだ早い」ではなく「今だから強い」――20代のうちに始める価値が高いお金の動かし方をわかりやすく解説

第1章 はじめに:20代の投資は「お金が多い人の話」ではなく「時間がある人の話」である

20代で投資の話をすると、かなり高い確率で次のような反応が返ってきます。

「投資って、もっとお金に余裕がある人がやるものでは?」

「まだ給料もそこまで高くないし、貯金も多くない」

「20代で投資って、正直ちょっと早い気がする」

「まずは生活を安定させる方が先では?」

この感覚はとても自然です。

実際、20代は収入がまだ大きくない人も多いですし、家賃、交際費、趣味、自己投資、転職準備、引っ越しなど、お金を使う場面も多いです。

そのため、投資を

「余ったお金でやる特別な行動」

として見ると、どうしても優先順位が下がりやすくなります。

ただ、ここでかなり大事な視点があります。

それは、20代の投資の強みは“お金の多さ”より“時間の長さ”にあるということです。

投資の世界では、よく「複利」が大事だと言われます。

これは、増えた分がまた次の増加の土台になる考え方です。

この複利が本当に強く効くのは、短期間ではなく長期間です。

つまり、20代は一回で大きく入れられなくても、長い時間を味方につけやすいという、かなり大きな武器を持っています。

さらに20代には、もう一つ強みがあります。

それは、失敗しても立て直しやすいことです。

もちろん、大きな失敗は避けるべきです。

でも、20代のうちに少額から投資や資産形成に触れておくと、30代、40代になってから急にお金の不安に向き合うより、かなり落ち着いて判断しやすくなります。

つまり20代の投資は、

いま大きく儲けるため

というより、

将来のお金との付き合い方を整えるため

という意味が大きいのです。

ここで大切なのは、20代が最初から難しい投資をする必要はない、ということです。

デイトレードをする必要もなければ、急騰株を追いかける必要もありません。

大事なのは、

自分の生活を壊さずに始められる方法を知ること

です。

その意味では、20代向けの投資・資産形成は、

「何が一番儲かるか」

ではなく、

「何が一番続けやすいか」

で考えた方がうまくいきやすいです。

この記事では、

20代で差がつく!今から始めたい投資・資産形成5選

というテーマで、20代のうちに知っておく価値が高いお金の動かし方を整理していきます。

ここでいう「投資」は、株だけに限りません。

積立投資もあれば、現金管理の延長線上にある資産形成もありますし、将来の収入を増やすための自己投資的な視点も入っています。

なぜなら、20代の資産形成は、単に金融商品を買うことだけでは完成しないからです。

むしろ、

お金を守る・育てる・増やす土台をまとめて作ること

が、20代にとってはとても重要です。

これから紹介する5つは、どれも「派手な一発逆転」ではありません。

でも、20代のうちに知っておくとかなり効くものばかりです。

言い換えれば、

地味だけれど、あとから差がつきやすいもの

です。

その意味で、いま投資に興味がある20代にも、まだ迷っている20代にも、かなり相性がいい内容になるはずです。


第2章 20代の投資で大切なのは「何を買うか」より「何を崩さないか」である

20代におすすめの投資を紹介する前に、まずは大前提を整理しておいた方がいいです。

それは、20代の投資で最も大切なのは、

何を買うか

より、

何を崩さないか

だということです。

なぜかというと、20代はまだ家計基盤が固まりきっていない人も多いからです。

収入が上がる途中。

住む場所も変わる可能性がある。

転職もある。

結婚や同棲、引っ越し、資格取得、留学、独立準備など、人生の変化も大きい。

つまり、お金の使い道そのものがまだ動きやすい時期です。

この時期に投資を考える時、よくある失敗があります。

それは、投資だけを切り取って考えてしまうことです。

たとえば、

「新NISAがあるからすぐ始めた方がいい」

「若いうちから積み立てた方が有利」

「20代からやる人が勝つ」

といった言葉だけを見て、生活防衛資金や家計の安定を飛ばしてしまう。

すると、投資自体は始められても、数か月後に

「やっぱり生活が厳しい」

「急な出費で積立を止める」

「評価額が下がって精神的に持たない」

となりやすいです。

20代の資産形成で大切なのは、投資を生活の敵にしないことです。

だからこそ、順番としては、

  1. 生活が崩れないようにする

  2. 現金の土台を作る

  3. 少額でもいいから育てる仕組みを作る

  4. 必要なら投資額や投資先を広げる

という流れの方が、かなり自然です。

つまり、20代の投資は、

最初から大きく勝つこと

より、

長く続けられる形を作ること

の方が重要です。

この感覚がないと、どれだけ良い商品や制度を知っても、途中で苦しくなりやすいです。

だから、この記事で紹介する5つも、

「一番儲かりそうなものランキング」

ではありません。

むしろ、

20代の生活と相性がよく、続けやすく、将来の土台になりやすい順に近い考え方

です。

そのつもりで読んだ方が、かなり実用的です。

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第3章 厳選① 新NISAの積立投資――20代の王道は、やはりここから始まる

最初に挙げるのは、やはり新NISAの積立投資です。

これは20代の資産形成の王道としてかなり強いです。

理由ははっきりしています。

20代にとって新NISAは、

少額から始めやすく、長く続けやすく、非課税の恩恵まで受けやすい

からです。

投資の話になると、どうしても個別株や急騰テーマの方が目立ちます。

でも、20代にとって本当に相性がいいのは、

毎月一定額をコツコツ積み立てる形です。

なぜなら、20代はまだ手元資金が大きくない人が多い一方で、時間を長く使えるからです。

一括で大きく勝負するより、少額を長く続ける方が20代の強みを活かしやすいです。

しかも新NISAには、運用益や配当益が非課税になるという分かりやすいメリットがあります。

これは初心者にも理解しやすいですし、長期で見ればかなり大きな差になります。

20代で始めると、30代、40代、50代まで長い積み上げの時間を持てるため、この非課税メリットを活かしやすいです。

ここで重要なのは、20代が新NISAを使う時に

最初から満額を目指さなくていい

ということです。

むしろ、いきなり高い積立額にして苦しくなるより、

月5,000円、1万円、2万円など、

自分の生活に無理がない額から始める方がいいです。

20代で大事なのは、

「今どれだけ大きな金額を入れられるか」

ではありません。

それより、

「この積立を1年、3年、5年と続けられるか」

の方が大事です。

長期投資の本当の強さは、最初の勢いではなく継続にあります。

だから20代が新NISAをやるなら、

見栄の積立額ではなく、続く積立額

を選ぶべきです。

また、新NISAの積立投資が20代に向いている理由は、

投資判断を毎回しなくていい点にもあります。

忙しい仕事、転職活動、プライベートの変化が多い20代にとって、毎日相場を見る投資はかなり負担です。

でも積立投資なら、自動設定で回しやすい。

つまり、20代の生活の不安定さと、新NISAの積立の仕組みは意外と相性がいいのです。

もちろん注意点もあります。

新NISAを始めたからといって、それだけで安心ではありません。

生活防衛資金がまったくない状態で始めるのは危ういですし、

評価額を毎日見て不安になるくらいなら、積立額を下げた方がいいこともあります。

ただ、全体として見ると、20代の資産形成の入口としては、やはり新NISAの積立投資はかなり優秀です。

派手さはありません。

でも、20代にとっては

いちばん現実的で、いちばん続けやすく、いちばん時間を味方にしやすい方法

のひとつです。

「20代の投資は何から始めるべきか」と聞かれたら、まずここを外す理由はありません。


第4章 厳選② 生活防衛資金の確保――地味だが、20代の投資で最も大事な“守り”

次に挙げるのは、少し意外に思われるかもしれません。

でも20代の資産形成で本当に大切なので、あえて入れます。

それが、生活防衛資金の確保です。

投資の記事で生活防衛資金の話をすると、

「それは投資じゃないのでは?」

と思う人もいます。

たしかに、株を買うことでも、投資信託を積み立てることでもありません。

でも、20代の資産形成では、これはかなり重要です。

むしろ、これがないまま投資だけ始めると、かなり壊れやすいです。

20代は、収入の変化が大きい時期です。

職場が変わることもある。

部署異動があることもある。

転職を考えることもある。

体調不良や急な引っ越し、家電の買い替えなど、想定外の出費も起きやすい。

こうした時に、すぐ使える現金がないと、投資資金を取り崩さなければならなくなります。

しかも、その時に相場が下がっていたら、気持ちもかなり苦しくなります。

だからこそ、20代の投資では、

お金を増やすこと

と同じくらい、

お金を崩さずに済む状態を作ること

が大事です。

それが生活防衛資金です。

生活防衛資金は、ざっくり言うと

「仕事や生活に何かあっても、すぐ困らないための現金」

です。

数か月分の生活費を現金で持つ、という考え方がよく使われます。

もちろん人によって必要額は違いますが、20代のうちは

「少なくとも、急な出費と短期の収入減には対応できる現金」

を意識しておくとかなり違います。

ここで大事なのは、生活防衛資金を

投資の敵

だと思わないことです。

むしろ逆です。

生活防衛資金は、投資を続けるための土台です。

これがあると、相場が少し下がっても

「今すぐ売らなくていい」

と思いやすくなります。

これがないと、少しの下落や生活変化でも不安が大きくなります。

つまり、生活防衛資金は“現金で守る資産形成”です。

20代は、どうしても「増やす」方に目が向きやすいです。

でも、20代の資産形成であとから差がつくのは、

守りの感覚を早く身につけた人

です。

給与が入ったら全部使う。

余ったらなんとなく貯める。

ではなく、

「まず守る分を確保する」

という発想を持てるかどうか。

これでかなり違います。

だから、私は20代向けの記事で生活防衛資金を外したくありません。

地味です。

投資信託のような“増える感じ”もありません。

でも、これがあるかないかで、その後の投資の安定感がかなり変わります。

20代にとっての生活防衛資金は、

攻める前に整えておくべき土台

です。

ここを軽く見ないことが、結果として資産形成全体を強くします。


第5章 厳選③ iDeCo・企業型DCの理解と活用――“老後の話”ではなく、税制メリットを知る話として見る

3つ目は、iDeCoや企業型DCの理解と活用です。

これも20代にはかなり意味があります。

ただし、ここは少し誤解されやすいので、整理しながら書きます。

iDeCoというと、どうしても

「老後資金の制度」

という印象が強いです。

実際、それは間違っていません。

原則として60歳まで引き出しにくい制度ですし、かなり長期の資産形成制度です。

そのため、20代の中には

「まだ老後なんて全然先すぎる」

「そんな先のことより今の生活の方が大事」

と感じる人も多いはずです。

この感覚も自然です。

だから、20代のiDeCoは

全員がすぐ始めるべきもの

とは私は考えていません。

ただし、

制度として知っておく価値はかなり高い

と思っています。

なぜなら、iDeCoの本質は老後資金だけではなく、

税制メリットが大きいこと

にあるからです。

掛金が所得控除になる。

運用益も非課税。

受け取る時にも税制上の優遇がある。

この3つは、かなり強いです。

つまり、iDeCoは単なる積立制度ではなく、

税金面でかなり優遇された長期制度

です。

20代にとって大事なのは、ここを知ったうえで、

「今の自分に合うかどうか」

を考えることです。

たとえば、収入が安定していて、生活防衛資金もある程度あり、すぐ使う予定のないお金を長く積み立てられるなら、iDeCoはかなり有力です。

一方で、まだ転職や引っ越し、生活基盤の変化が大きく、60歳まで引き出しにくい制度が重く感じるなら、無理に最優先にしなくてもいいです。

ここで20代にとって大切なのは、

制度を知らずにスルーすること

と、

制度の特徴を理解したうえで、今は使わないと判断すること

は全然違う、ということです。

前者はもったいない。

後者は十分ありです。

また、会社員で企業型DCがある人は、自分の会社の制度内容を確認しておく価値があります。

企業型DCは、入社時に説明されたまま、なんとなく放置している人もかなり多いです。

でも、それはかなりもったいないです。

自分が何に配分されているのか。

定期預金型なのか、投資信託型なのか。

見直しの余地はあるのか。

これを確認するだけでも、20代の資産形成としては十分意味があります。

つまり、iDeCoや企業型DCは、

20代にとって「今すぐ全力でやるもの」というより、

早めに理解して、使える状況なら使う価値が高い制度

です。

新NISAが“使いやすい入口”なら、iDeCoや企業型DCは“知っておくと強い制度枠”です。

この2つを分けて考えられるようになると、20代のお金の選択肢はかなり広がります。

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第6章 厳選④ 自己投資――20代では金融商品よりリターンが高くなりやすい“投資”

4つ目は、少し毛色が変わります。

でも、20代の資産形成では外せません。

それが、自己投資です。

ここでいう自己投資は、なんでもかんでもお金を使うことではありません。

また、「勉強した気分になる出費」でもありません。

そうではなく、

将来の収入や働き方の選択肢を広げるために使うお金

です。

たとえば、

資格取得、

語学、

営業力、

マーケティング、

ITスキル、

ライティング、

会計知識、

転職準備、

副業スキル、

このあたりです。

なぜ20代で自己投資を入れるのか。

理由は明確で、20代では金融商品のリターンより、

収入を上げる力そのものを育てた方が結果的に大きいことが多い

からです。

たとえば、月1万円を積立投資するのはとても良いことです。

でも一方で、自己投資によって月収が2万円、3万円、5万円と上がるなら、そのインパクトはかなり大きいです。

しかも収入が増えれば、NISAの積立額も増やしやすくなります。

つまり、自己投資は金融資産を直接増やすわけではなくても、

投資できる土台そのものを大きくする力

があります。

20代はこの効果が特に強いです。

なぜなら、30代、40代に比べて、まだ軌道修正や挑戦がしやすいからです。

転職市場でも、20代はポテンシャル採用やキャリアチェンジが比較的しやすい。

この時期に身につけたスキルは、その後の収入に長く効きやすいです。

だから20代の自己投資は、

今の支出

であると同時に、

将来の収入拡大への先行投資

でもあります。

もちろん、ここでも注意点はあります。

自己投資という言葉は便利なので、なんでも正当化しやすいです。

高額セミナー、謎のコミュニティ、使わない教材、形だけの資格。

こういうものまで「自己投資」と言ってしまうと危ういです。

大事なのは、

再現性があり、将来の収入や働き方にどうつながるかが見えること

です。

20代のうちは、金融商品の運用成績ばかりに目が向くと視野が狭くなりやすいです。

でも実際には、

月5,000円の投資信託より、

5万円のスキル投資の方が、長期では何倍も効くこともあります。

だから私は、20代向けの「投資5選」に自己投資を入れます。

これは精神論ではありません。

20代では、人的資本への投資が金融資本の土台を作る

からです。

ここを分けて考えられるようになると、資産形成の解像度はかなり上がります。


第7章 厳選⑤ 副収入を作る挑戦――“稼ぐ力の複線化”は20代で価値が高い

最後の5つ目は、副収入を作る挑戦です。

これも広い意味での投資・資産形成として、20代ではかなり価値があります。

ここでいう副収入は、派手な副業成功談ではありません。

SNSでよくある

「月100万円達成」

のような話でもありません。

もっと現実的で、

本業以外に小さく収入源を持つこと

を意味しています。

たとえば、

ライティング、

デザイン、

動画編集、

せどり、

小さな受託、

ブログ、

SNS運用、

スキル販売、

こうしたものです。

なぜこれを20代向けの資産形成に入れるのか。

理由は、20代の最大のリスクのひとつが

収入源が一つしかないこと

だからです。

本業が順調なら問題は表面化しません。

でも、会社の業績、上司との相性、異動、転職、業界不況など、収入にはいろいろな不確実性があります。

その時、本業以外に小さくても収入源があると、心理的にもかなり違います。

しかも副収入があると、投資に回せる余裕資金も作りやすくなります。

つまり、副収入づくりは

稼ぐ力の分散投資

とも言えます。

20代は、この挑戦と相性がいいです。

体力があり、学習スピードも出しやすく、比較的失敗コストも小さいからです。

30代、40代になってから初めて副収入づくりに触れるより、20代のうちに

「小さく稼ぐ経験」

を持っておく価値はかなり高いです。

たとえ月1万円でも、2万円でも、

自分で追加収入を作れた経験

は、お金への見方をかなり変えます。

ただし、副収入づくりにも注意点はあります。

ここでも一発逆転志向は危ういです。

投資と同じで、

「すぐ稼げる」

「誰でも簡単」

「スマホだけで月50万円」

のような話は、かなり危険です。

20代がやるべきなのは、短期で派手に稼ぐことではなく、

再現性があり、少しずつ積み上がる副収入の型を探すこと

です。

そしてこの副収入づくりは、実は投資とも相性がいいです。

なぜなら、収入源が増えると、投資の余裕資金も増え、相場の上下に対する不安も減りやすいからです。

月5,000円の積立がきつい人でも、副収入が月2万円できれば、積立の見え方はかなり変わります。

つまり、副収入づくりは

投資を支えるお金の土台づくり

でもあります。

20代のうちに、副収入を「怪しいもの」と一括りにせず、

「小さくても自分で収入源を作る練習」として見ることができると、お金に対する自由度はかなり上がります。

その意味で、これも立派な資産形成の一部です。


第8章 20代がやってはいけない投資・資産形成の考え方

ここまで5つ紹介してきましたが、逆に20代が避けた方がいい考え方もあります。

ここを押さえておかないと、せっかく良い方法を知っても、進め方で崩れやすいです。

第1節 最初から「最強の投資先」を探すこと

20代でよくあるのが、

「どうせ始めるなら、一番増えるものにしたい」

という考え方です。

この気持ちはよく分かります。

でも、最初から“最強”を探すほど、投資は難しくなります。

なぜなら、最強はあとからしか分からないからです。

20代に必要なのは、一番増えるものを当てることより、

一番続けやすいものを持つこと

です。

ここを取り違えると、迷いが増え、結局始められない、または始めてもすぐ乗り換えたくなる状態に入りやすいです。

第2節 生活を削ってまで投資すること

20代はSNSの影響もあり、

「若いうちから投資している人は偉い」

「満額積み立てるのが正義」

のような空気に飲まれやすいです。

でも、生活を削りすぎてまで投資するのは危ういです。

友人付き合い、趣味、経験、健康、学び。

20代には20代でしか取りにくい価値があります。

そこを全部削って投資額だけを増やしても、長くは続きにくいです。

第3節 増やすことだけを見て、守ることと稼ぐことを軽く見ること

この記事で何度も書いてきた通り、20代の資産形成は

守る・育てる・稼ぐ

を一緒に考えた方がうまくいきます。

でも、投資という言葉に引っ張られると、どうしても“増やす”だけに意識が向きます。

そうすると、生活防衛資金や自己投資や副収入づくりが軽く見えやすいです。

ここがかなり危険です。

20代では、金融商品で増やす力と同じくらい、

守る力と稼ぐ力を整えること

が大事です。

このバランスを忘れないことが、かなり重要です。


第9章 まとめ:20代の投資は「早く始めること」より「正しく続けること」に意味がある

ここまで見てきたように、20代にとって価値が高い投資・資産形成は、次の5つです。

  • 新NISAの積立投資

  • 生活防衛資金の確保

  • iDeCo・企業型DCの理解と活用

  • 自己投資

  • 副収入を作る挑戦

この5つに共通しているのは、

一発逆転ではなく、将来の土台を強くすること

です。

20代のうちは、どうしても「早く増やしたい」「周りより先に進みたい」という気持ちが出やすいです。

でも、本当にあとから差がつくのは、

大きく賭けた人より、

守り・育て・稼ぐをバランスよく整えた人

です。

新NISAは王道です。

でも、それだけで十分ではありません。

生活防衛資金がないと苦しい。

収入が増えないと積立額も広がりにくい。

制度を知らないと機会を逃しやすい。

副収入があると選択肢が増える。

つまり、20代の資産形成は、金融商品単体で見るより、

人生全体のお金の設計として見た方が強い

です。

そして最後に、20代の投資で一番大事なことをひとつ挙げるなら、

焦らないこと

です。

20代から始める価値は高いです。

でもそれは、20代のうちに一気に資産を作ることではありません。

20代の強みは、長い時間があることです。

だからこそ、無理に大きくやるより、

小さくても続く形を先に作る方がいいです。

投資は、若いから勝てるわけではありません。

若いうちに

正しい習慣を持てた人が強い

のです。

その意味で、20代の資産形成は「今すぐ大きく増やす」より、「将来まで続く仕組みを作る」ことに意味があります。

ここを押さえておけば、20代からの投資はかなり強い味方になります。

【重要】免責事項

  • 投資判断の最終責任: 本記事で紹介している銘柄やセクター、分析内容は、情報提供および学習の啓発のみを目的としており、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終決定は、必ずご自身の判断と責任で行ってください。

  • 成果の非保証: 過去のデータや予測は、将来の投資成果を保証するものではありません。市場環境の変化により、資産が減少するリスクがあります。

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  • 損失の補償: 本記事の内容に基づいて被ったいかなる損害(直接的・間接的を問わず)についても、筆者は一切の責任を負いません。

監修者:市川雄一郎 監修者:市川雄一郎 
GFS校長。CFP®。1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)。日本FP協会会員。日本FP学会会員。 グロービス経営大学院修了(MBA/経営学修士)。
日本のFPの先駆者として資産運用の啓蒙に従事。ソフトバンクグループが創設した私立サイバー大学で教鞭を執るほか、講演依頼、メディア出演も多数。著書に「投資で利益を出している人たちが大事にしている 45の教え」(日本経済新聞出版)

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