世帯年収600万円から始めて、老後に準富裕層を目指すには?

無理な一発逆転ではなく、家計管理・制度活用・積立投資で現実的に近づく方法をわかりやすく解説

はじめに

「世帯年収600万円で、老後に準富裕層なんて無理では?」
そう感じる人は多いと思います。
実際、今の生活費、住宅費、教育費、保険料、車、親のことまで考えると、毎月の家計に余裕を感じにくい家庭も多いはずです。
しかもニュースでは、富裕層や資産家の話になると、起業で成功した人や、何億円も相続した人、都心の不動産で大きく増やした人など、少し特別な例が目立ちます。
そうすると、「普通の世帯では無理だ」と思いやすくなります。

ただ、ここで大事なのは、準富裕層に入る条件は“年収”ではなく“純金融資産”だということです。
野村総合研究所の分類では、準富裕層は純金融資産5000万円以上1億円未満です。
つまり、年収1000万円以上でなければ入れないわけではありません。
極端に言えば、年収がそこまで高くなくても、長い時間をかけて金融資産を積み上げられれば到達可能です。
実際、NRIは、近年の富裕層・準富裕層の増加背景として、株高やリスク性資産の価格上昇を挙げています。 

一方で、現実は甘くありません。
世帯年収600万円は、日本全体から見れば極端に低い水準ではないものの、圧倒的な余裕があるとも言いにくいです。
厚生労働省の2024年調査では、全世帯の1世帯当たり平均所得金額は536万円でした。
つまり、世帯年収600万円は平均より少し高いくらいで、富裕層予備軍というより、工夫次第で老後資産形成をしっかり進められる層と見るほうが自然です。 

だからこそ、このテーマでは「夢を語ること」より、どうすれば現実に近づけるかが大切です。
毎月いくら積み立てる必要があるのか。
NISAとiDeCoはどう使い分けるのか。
教育費や住宅費とどう両立するのか。
そして何より、どのくらいの期間をかければいいのか。
このあたりを丁寧に整理しないと、単なる精神論で終わってしまいます。

この記事では、
世帯年収600万円世帯の立ち位置
準富裕層を目指すために必要な考え方
現実的な積立額の目安
NISAやiDeCoの活用法
途中で挫折しないための家計の組み立て方
を、順番に解説します。

結論を先に言えば、
世帯年収600万円から老後に準富裕層を目指すには、「高収入になること」よりも、「20年〜30年単位で、一定額を継続して投資へ回せる家計を作ること」のほうが重要です。
ここが見えてくると、準富裕層は「無理な夢」ではなく、「長期戦で届くかもしれない目標」に変わります。 

第1章 そもそも準富裕層とはどのくらいの層なのかをわかりやすく解説

最初に、目指すゴールをはっきりさせましょう。
準富裕層とは、先ほども触れたように、野村総合研究所の定義で純金融資産5000万円以上1億円未満の世帯です。
ここでいう純金融資産とは、預貯金、株式、投資信託、債券、保険性金融商品などの金融資産から、負債を差し引いたものです。
自宅不動産の評価額そのものは、通常この分類には含みません。
つまり、「家は高いけれど金融資産が少ない」人は準富裕層に入りませんし、逆に地方に住んでいても金融資産が5000万円を超えていれば準富裕層に入ります。 

2023年時点で、この準富裕層は403.9万世帯います。
さらに、富裕層・超富裕層まで含めると、1億円以上の世帯は165.3万世帯です。
総務省の住宅・土地統計調査では、日本の総世帯数は5621万5千世帯なので、1億円以上の富裕層・超富裕層は全体の**約2.9%**です。
一方で準富裕層だけでもかなり厚く存在しています。
つまり、日本では「資産5000万円以上1億円未満」の世帯は、完全に一握りではあるものの、決して都市伝説のような少なさではありません。 

また、この層が増えていることも重要です。
NRIによると、準富裕層は2021年から2023年にかけて24.4%増と大きく増加しました。
これは、株高や円安のもとで、もともと一定の金融資産を持っていた世帯が押し上がったことを示唆しています。
言い換えれば、準富裕層は「最初から高年収だった人」だけでなく、時間をかけて資産形成してきた人たちが、相場環境で一段上に押し上がることで到達しやすい層でもあります。
この点は、年収600万円世帯にとってかなり希望になります。
なぜなら、準富裕層を目指す勝負は、「年収の瞬間最大風速」より「積立と運用の継続」で決まりやすいからです。 

第2章 世帯年収600万円はどんな立ち位置なのかをわかりやすく解説

では、世帯年収600万円はどんな立ち位置なのでしょうか。
厚生労働省の2024年調査によると、全世帯の1世帯当たり平均所得金額は536万円です。
つまり600万円は、全体平均を少し上回る水準です。
ただし、平均より少し高いからといって、自然に資産5000万円へ届くわけではありません。
生活費、住宅費、教育費、税・社会保険料を払えば、実際の可処分はかなり削られます。
だから、世帯年収600万円は、準富裕層を自然体で目指せる層ではなく、意識して家計を設計すれば十分狙える層と表現するのが正確です。 

ここで大事なのは、「年収600万円」という数字だけを見ないことです。
同じ600万円でも、

  • 子どもがいるか
  • 住宅ローンがあるか
  • 車を持っているか
  • 住んでいる地域の生活費はどうか
  • 共働きか片働きか
    で、積立余力はかなり変わります。
    たとえば、家賃や住宅ローンが重く、教育費が高く、車も複数台必要な家庭では、600万円でも余裕は薄いでしょう。
    逆に、住宅費が軽く、夫婦で働き、子どもがまだ小さい時期なら、貯蓄率を上げやすい場合があります。

つまり、準富裕層を目指すときに見るべきなのは、年収そのものより、どれだけの割合を資産形成に回せるかです。
投資の世界では、年収よりも「貯蓄率」のほうが結果に効くことが多いです。
年収1000万円あっても使い切れば資産は増えませんし、年収600万円でも年間100万円以上を継続的に投資へ回せれば、20年・30年後の景色はかなり変わります。
ここを理解できるかどうかが、このテーマのスタートラインです。

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第3章 準富裕層を目指すカギは「収入」より「貯蓄率」だとわかりやすく解説

ここはかなり大事です。
準富裕層を目指すために、もちろん収入アップは有効です。
でも、現実に一番効くのは、貯蓄率を上げることです。
つまり、「年収の何%を積み立て・投資へ回せるか」です。

なぜなら、準富裕層になるまでの道のりは、基本的に
元本の積み上げ

運用による複利効果
の掛け算だからです。
運用利回りは市場次第でコントロールしにくいですが、毎月いくら積み立てるかは家計の意思決定でかなり変えられます。

たとえば、月5万円を25年、年3%で積み立てた場合の将来価値は約2230万円です。
月8万円なら約3568万円、月10万円なら約4460万円になります。
さらに、月10万円を25年、年5%で積み立てた場合は約5955万円です。
また、月7万円でも30年・年5%なら約5826万円になります。
もちろん、年3%や年5%は将来を保証する数字ではなく、あくまで試算です。
それでも、この計算からわかるのは、高収入より、長く続けることと積立額の確保が非常に重要だということです。

ここで初心者がよく誤解するのは、「5000万円は大きすぎるから無理」という感覚です。
たしかに大きい数字です。
でも、老後まで20年、25年、30年という時間があるなら、月7万〜10万円前後の積立を長期で続けることで、かなり現実味が出てきます。
もちろん家計条件によってはこの金額が難しいこともあります。
ただし、逆に言えば、毎月の積立額が2万円や3万円にとどまると、準富裕層まで届くにはかなり厳しいとも言えます。
だからこそ、このテーマで一番大事なのは、「何に投資するか」だけでなく、「毎月どこまで捻出できるか」なのです。

第4章 年収600万円世帯が最初にやるべきことは「投資」より家計の見える化だとわかりやすく解説

ここで拍子抜けする人もいるかもしれませんが、年収600万円世帯が準富裕層を目指すとき、最初にやるべきことは投資商品の選定ではありません。
まずは家計の見える化です。

なぜなら、月7万円や10万円を長期で投資へ回せるかどうかは、投資知識より家計構造で決まるからです。
食費、住居費、保険料、通信費、車関連費、教育費、レジャー、サブスク。
これらを「何となく」で管理している家庭では、積立余力を安定して作るのが難しいです。

準富裕層を目指すには、まず自分たちが
毎月どれだけ使っているか
固定費の中で重すぎるものは何か
今後5年〜10年で大きな支出イベントは何か
をはっきりさせる必要があります。
特に世帯年収600万円だと、住居費と保険料が重すぎるケースはかなり効きます。
生命保険料控除はありますが、先ほど整理した通り、控除額には上限があり、節税インパクトは大きくありません。
だから、必要以上に高い保険料を払ってまで「節税している気分」になるのは危険です。
必要保障は確保しつつ、資産形成の余力を削りすぎないバランスが必要です。 

また、教育費の見積もりも非常に大事です。
準富裕層を目指すつもりでも、子どもの進学時期に積立を大きく崩せば、長期計画はかなり揺れます。
だから、住宅費・教育費・老後資金は最初から分けて考えるほうがうまくいきやすいです。
家計の中に「使う時期が近いお金」と「老後まで寝かせられるお金」が混ざっていると、投資を続けにくくなります。

準富裕層を目指す戦略は、
投資で一発逆転する戦略ではなく、家計で積立可能額を確保し、それを長く途切れさせない戦略
です。
だからこそ、最初にやるべきことは、証券口座の前に家計の整備なのです。

第5章 NISAは年収600万円世帯の王道だとわかりやすく解説

では、投資の器として何を使うべきか。
まず王道なのは、やはりNISAです。

金融庁の2026年度税制改正資料でも、NISAは長期・安定的な資産形成を支援する制度として位置づけられています。
通常の課税口座では、株や投資信託の売却益・配当に**20.315%**の税金がかかりますが、NISA口座内での運用益は非課税です。
現行制度では、つみたて投資枠が年間120万円成長投資枠が年間240万円非課税保有限度額が合計1800万円です。
つまり、かなり大きな金額まで非課税で運用できます。 

年収600万円世帯にとってNISAが強い理由はシンプルです。
まず、使いやすい。
そして、引き出しやすい。
iDeCoのように60歳まで縛られないので、万一計画修正が必要になっても柔軟です。
もちろん老後資金を途中で使いすぎるリスクはありますが、自由度が高いのはやはり大きな魅力です。

また、NISAは「今の税金を減らす」制度ではありませんが、長期では非常に効きます。
積立投資で利益が出るたびに20.315%ずつ取られないため、再投資の効率が上がります。
年収600万円世帯のように、毎月の可処分を大きくは増やしにくい層ほど、増えた利益に税金がかからないことの効果はじわじわ大きくなります。

実務的には、老後に準富裕層を目指すなら、まずはつみたて投資枠を中心に、長期・分散型の投資信託をコツコツ積み上げるのが現実的です。
成長投資枠は余力が出てからでも遅くありません。
年収600万円世帯にとっては、NISAを「枠を埋めるゲーム」にするより、長く続ける器と考えるほうがうまくいきます。

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第6章 iDeCoは「老後専用の加速装置」だとわかりやすく解説

NISAと並んで重要なのがiDeCoです。
iDeCo公式では、そのメリットとして
掛金全額が所得控除
運用益が非課税
受取時も控除がある
の3つが明確に示されています。
たとえば月1万円の掛金でも、所得税10%・住民税10%なら年間2.4万円税負担が軽くなると案内されています。
つまりiDeCoは、NISAと違って、今の税金も、将来の運用益も、両方に効く制度です。 

年収600万円世帯にとってiDeCoが強いのは、老後資金を半強制的に切り分けられる点です。
準富裕層を目指すうえで厄介なのは、住宅費や教育費など、途中で使ってしまうお金との競合です。
NISAは自由度が高い一方で、途中で取り崩しやすい。
その点iDeCoは、原則60歳まで引き出しにくいので、「老後用のお金」を守りやすいです。

もちろん弱点もあります。
流動性が低い。
つまり、家計に余裕がないのに無理してiDeCoへ入れすぎると、逆に苦しくなります。
だから順番としては、生活防衛資金や当面の支出に備える資金を確保したうえで、老後専用としてiDeCoを使うのが自然です。

年収600万円世帯が準富裕層を目指すなら、現実的には
NISAで柔軟な長期積立
iDeCoで老後専用積立
を組み合わせるのがかなり強いです。
NISAだけでも資産形成はできますが、iDeCoの所得控除を使うことで、同じ可処分の中でも積立効率を上げやすくなります。

第7章 どのくらいの積立なら現実的なのかをわかりやすく解説

ここで、かなり気になる部分に踏み込みます。
世帯年収600万円で、どのくらい積み立てれば準富裕層が見えてくるのでしょうか。

あくまで単純な試算ですが、

  • 月5万円を25年、年3% → 約2230万円
  • 月8万円を25年、年3% → 約3568万円
  • 月10万円を25年、年3% → 約4460万円
  • 月10万円を25年、年5% → 約5955万円
  • 月7万円を30年、年5% → 約5826万円
    というイメージです。
    もちろん、年3%や年5%は将来を保証する利回りではなく、あくまで仮定です。
    それでも、ここからかなり大事なことがわかります。
    それは、準富裕層を目指すには、月数万円では厳しく、月7万円〜10万円前後を20年以上続けるイメージが現実的だということです。

この金額を見て、「そんなに無理だ」と感じる人もいると思います。
その感覚は正直です。
だからこそ、準富裕層は自然体で到達するものではなく、家計全体の意思決定の結果として到達する目標なのです。

たとえば、
夫婦でNISAを活用する。
iDeCoは会社員側が最大限使う。
ボーナスの一部は毎年積立に回す。
住宅費を上げすぎない。
保険は必要保障に絞る。
教育費は現金・NISA・学資準備を分ける。
こうした積み上げで、年間80万円〜120万円以上を長く投資へ回せるようになれば、かなり現実味が出てきます。

逆に言えば、年収600万円世帯で準富裕層が難しいのは、「収入が低いから」だけではありません。
住宅、車、保険、教育、レジャーの全部を同時に最大化してしまうと、積立原資が残らないからです。
つまり、準富裕層を目指すとは、収入の話であると同時に、優先順位の話でもあります。

第8章 年収600万円世帯が途中で失敗しやすいポイントをわかりやすく解説

ここもかなり大事です。
準富裕層を目指すうえで、よくある失敗パターンがあります。

一つ目は、住宅費を上げすぎることです。
年収600万円世帯にとって、住宅ローンや家賃は最大級の固定費です。
ここを高くしすぎると、20年単位の積立余力が消えます。
老後資産形成は、住宅の満足度より、住宅費率に左右される面がかなり大きいです。

二つ目は、保険を入りすぎることです。
生命保険料控除はありますが、控除額には限界があります。
必要以上に保険料を払っても、節税インパクトは限定的です。
「安心のため」と「何となく不安」で保険料を積み上げると、投資余力がかなり削られます。 

三つ目は、教育費を全部その時に賄おうとすることです。
教育費のピーク時にNISAや老後資金まで崩すと、準富裕層への道はかなり遠のきます。
教育費は教育費で別に設計し、老後資金と混ぜないことが重要です。

四つ目は、相場が下がったときにやめてしまうことです。
長期積立の最大の敵は、暴落そのものではなく、途中離脱です。
NISAやiDeCoは長期で使う制度なので、短期の値動きで全部やめると、複利の力が活きません。

五つ目は、収入アップを前提にしすぎることです。
もちろん昇給や転職、副収入は有効です。
でも、「そのうちもっと稼げるから」と今の家計を甘く見積もると、結局積立が先送りになります。
準富裕層を目指すなら、今ある収入の中でどこまで積立原資を作れるかが先です。

第9章 現実的な戦略は「富裕層を目指す」より「準富裕層に届く家計」を作ることだとわかりやすく解説

ここまで読んで気づくと思いますが、準富裕層を目指す戦略は、実はとても地味です。
大きな勝負や一発逆転ではありません。
むしろ、

  • 家計の固定費を整える
  • NISAを継続する
  • iDeCoを使う
  • ボーナスも一部積立に回す
  • 相場の上下でやめない
    という、かなり地道な積み上げです。

だから、目標設定も少し工夫したほうがよいです。
最初から「老後に5000万円」と考えると、遠すぎて挫折しやすい。
でも、
まず金融資産1000万円
次に2000万円
3000万円を超えたら投資収益の伸びを実感する
5000万円が見えたら準富裕層が現実化する
というふうに階段で考えると、かなり取り組みやすくなります。

NRIの分類でも、3000万円以上5000万円未満のアッパーマス層があり、この層は準富裕層の一歩手前です。
つまり、年収600万円世帯がまず狙うべきは、「いきなり富裕層」ではなく、アッパーマス層から準富裕層へ上がる道筋です。
この順番のほうが現実的です。 

また、老後に準富裕層を目指すとは、「現役時代にお金を使わない」ことではありません。
本当に大切なのは、
使うお金と残すお金を意識的に分けることです。
旅行もする、子どもにもお金をかける、趣味も持つ。
それでも、毎月の積立だけは崩さない。
このバランス感覚のほうが、長期戦では強いです。

おわりに

世帯年収600万円から始めて、老後に準富裕層を目指すことは、十分に可能性があります。
ただし、それは自然に到達するものではありません。
準富裕層は、NRIの定義で純金融資産5000万円以上1億円未満です。
ここへ届くには、株高の追い風だけでなく、家計設計、貯蓄率、制度活用、積立継続が必要です。 

NISAは、利益への課税を避けながら長期積立を続ける器として有力です。
iDeCoは、掛金全額所得控除と運用益非課税で、老後資金形成を加速しやすい制度です。
一方で、どれだけ良い制度でも、家計に積立余力がなければ意味がありません。
だから、準富裕層を目指す本当の出発点は、証券口座より、毎月の家計管理にあります。 

今回の結論を一言でまとめると、
世帯年収600万円から老後に準富裕層を目指すには、高収入よりも、長期で積み立て続けられる家計と制度活用の仕組みを作ることが最重要
です。
この視点を持てると、準富裕層は「無理な夢」ではなく、「地道な設計で近づける目標」に変わります。

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監修者:市川雄一郎 監修者:市川雄一郎 
GFS校長。CFP®。1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)。日本FP協会会員。日本FP学会会員。 グロービス経営大学院修了(MBA/経営学修士)。
日本のFPの先駆者として資産運用の啓蒙に従事。ソフトバンクグループが創設した私立サイバー大学で教鞭を執るほか、講演依頼、メディア出演も多数。著書に「投資で利益を出している人たちが大事にしている 45の教え」(日本経済新聞出版)

公式X アカウント 市川雄一郎@お金の学校 校長

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