
悔しさを知る世代だからこそ、投資を“逆転の一手”ではなく“立て直しの技術”にしたい
はじめに
就職氷河期世代という言葉を聞くと、胸の奥が少しざわつく人は多いと思います。
ただの世代論では片づけられないからです。
努力が足りなかったわけではない。
真面目にやっていなかったわけでもない。
それでも、新卒の入り口が極端に狭く、非正規や不安定雇用に押し込まれ、そこから立て直すのに長い時間がかかった。そういう記憶がある人にとって、「就職氷河期」は単なる社会用語ではなく、かなり個人的な痛みを伴う言葉です。
政府もこの世代を対象とした支援を続けており、内閣官房は2026年度の関連施策集やKPI案を公表しています。厚生労働省も、就職氷河期世代を含む中高年世代向けに、ハローワーク、地域若者サポートステーション、各種支援機関などを通じた支援を案内しています。つまり、国レベルでも「この世代には特有の困難があり、追加的な支援が必要だ」と認識されているわけです。
だから、「気のせいじゃない」とまず言いたいです。
就職氷河期世代が感じてきた損失感は、被害者意識の作り話ではありません。実際に、社会の入り口で不利な時代にぶつかり、そこからの賃金、キャリア、結婚、住宅、老後資金の形成にまで影響が残りやすかった。悔しいのは自然ですし、悲しいのも当然です。
ただし、ここで止まるわけにはいきません。
悔しいことは事実でも、悔しさを抱えたまま老後まで突っ込んでいくのは、もっとつらいからです。
そして、ここで投資の話が出てきます。
投資というと、「今さら?」「余裕のある人の話では?」「もっと早く始められた人が得をする世界でしょ」と感じる人もいるはずです。その感覚も、とてもよく分かります。実際、NISAは恒久化され、2026年度の税制改正でも制度の拡充が進んでおり、資産形成を後押しする仕組みは以前より整ってきています。けれど、だからこそ逆に、氷河期世代にはこう感じやすいのです。
「また自分たちは、遅れている側なのか」と。
でも、この記事で伝えたいのはそこではありません。
投資は、氷河期世代にとって一発逆転の夢ではありません。
もっと現実的で、もっと地に足のついたものです。
それは、取り返せなかった時間の代わりに、お金に少し働いてもらう技術です。
人生の前半で社会から十分に報われなかった分、後半を少しでも立て直すための道具です。
この記事では、その話をします。
第1章 就職氷河期世代が「損した」と感じるのは、甘えではない
まず、いちばん大事なところから始めます。
就職氷河期世代が「自分たちの世代は損をした」と感じるのは、甘えでも、言い訳でもありません。
むしろ自然な感覚です。
就職氷河期世代をめぐる政府資料では、今もなお世代特有の支援が必要な対象として位置づけられています。内閣官房の2025年11月時点の資料では、地方公共団体の中途採用試験における就職氷河期世代の採用実績が整理されており、令和2年度から令和6年度に実施した中途採用試験での採用者数は18,601名とされています。わざわざこうした枠組みが継続されていること自体、この世代が通常の競争条件では不利を背負いやすかったことの裏返しです。
しかも、問題は「新卒のとき苦労した」で終わらないことです。
社会人の最初の数年で正規雇用に乗れなかったり、職歴が積みにくかったりすると、その後の賃金、昇進、転職市場での見られ方にまで響きます。つまり、最初のつまずきが、あとから何年も尾を引く。これが氷河期世代のきつさでした。
本人の努力だけではどうにもならない要因があったのに、あとからは「自己責任」のように扱われやすかった。そこに、多くの人の怒りや空しさがあります。
しかも今、物価高が続き、家計の余裕は広がっていません。総務省の2026年2月の全国消費者物価指数では、総合は前年同月比1.3%上昇でした。家計調査の最新公表資料でも、家計を取り巻くコスト感は軽くありません。氷河期世代は、若い頃に賃金が伸びにくかったうえに、中年期に入ってからは物価上昇や社会保険負担の重さとも向き合っています。だから「頑張れば報われる」と軽く言われるほど、かえってしんどいのです。
ここで、まず言っておきたいことがあります。
悔しがっていい。
腹が立っていい。
あの時代を不公平だったと思っていい。
そこを無理にきれいに飲み込む必要はありません。
ただし、その感情をずっと握りしめたままだと、今度は未来まで持っていかれてしまう。
だから次に必要なのは、悔しさの正当性を確認した上で、どう立て直すかに視線を移すことです。
第2章 氷河期世代にとって投資が必要なのは、「豊かになるため」だけではない
投資という言葉には、少し嫌な響きがあるかもしれません。
特に氷河期世代にはそうです。
社会にちゃんと受け止めてもらえなかった感覚がある人ほど、「また自己責任でお金を増やせってこと?」「国や会社が十分に面倒を見なかったのに、最後は投資しろと言うのか」と思いやすいからです。
その反応は、かなり自然です。
けれど、氷河期世代にとって投資が重要なのは、「お金持ちになるため」だけではありません。
もっと切実な理由があります。
それは、賃金だけでは埋めにくい時間の遅れを補う必要があるからです。
若い頃から安定的に給与が上がり、退職金や企業年金も手厚く、住宅も比較的早く持てた世代なら、資産形成は給与の積み上げだけでもある程度成立しました。
でも、氷河期世代はそこが弱い人が少なくありません。
キャリアの立ち上がりが遅れた。
収入が安定しない時期が長かった。
結婚や出産や住宅取得のタイミングも後ろにずれやすかった。
その結果、「普通に働いていれば自然に資産ができる」ルートに乗りにくかったのです。
だから氷河期世代にとって投資は、ぜいたくな追加メニューではありません。
不足しやすい部分を埋めるための補助装置です。
もっと言えば、給料一本では苦しい現実の中で、もう一つのエンジンをつくる行為です。
これは気合い論ではなく、構造の問題です。
自分が怠けたからではなく、社会に入るタイミングで不利を受けたなら、その分だけ「賃金以外のルート」も使っていかなければ、老後の守りが薄くなりやすい。だから投資を考える価値があるのです。
しかも、制度面では以前より始めやすくなっています。NISAは恒久化され、つみたて投資枠や成長投資枠など、長期・分散・積立を前提とした設計が広がっています。金融庁は2025年末の説明資料で、NISAの普及をさらに進め、若年層や高齢層を含む幅広い世代の長期・安定的な資産形成を支援する方向性を示しました。つまり今の制度は、「一部の詳しい人だけの投資」ではなく、「できるだけ多くの人が長期で使う前提」に近づいています。
もちろん、ここで変に夢を見せるつもりはありません。
投資を始めたからといって、失われた20年が一気に取り戻せるわけではありません。
でも、だから無意味なのかというと、まったく違います。
氷河期世代に必要なのは、派手な逆転ではなく、遅れた分を少しでも埋める現実的な戦略だからです。
投資はその一つです。
しかも、今からでも間に合う可能性がある数少ない手段の一つです。
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第3章 「今さら始めても遅い」という気持ちこそ、いちばん危ない
氷河期世代が投資に向き合うとき、最大の壁は知識不足ではありません。
多くの場合、最大の壁は感情です。
その代表が、**「今さら始めても遅い」**という感覚です。
この気持ちは、かなり手ごわいです。
なぜなら、ある意味で事実を含んでいるからです。
20代から毎月積み立てていた人と、40代後半から始める人では、時間の武器が違います。
これはきれいごとでは覆せません。
だから「遅くない、誰でも同じようにできる」とだけ言うのは不誠実です。
実際には、遅れはあります。
悔しいけれど、それはあります。
でも、ここで大事なのは次のことです。
遅れていることと、もう手遅れであることは別です。
この二つを一緒にしてしまうと、本当に何も始まらなくなります。
氷河期世代は、過去に何度も「乗り遅れた」と感じてきました。
就職、昇給、住宅、結婚、子育て、資産形成。
その経験が積み重なると、「どうせ今さら」と考えやすくなります。
でも、その心理こそがいちばん危ない。
なぜなら、それは将来の自分から見ると、「まだ間に合った時期」を自分で手放す行為になるからです。
投資は、始めるのが早いほど有利です。
これは本当です。
ただ、始めないまま10年過ぎると、さらに不利になります。
これも本当です。
だから氷河期世代に必要なのは、「若い人と同じ条件で勝つ」ことではありません。
そうではなく、ここから先の10年、15年、20年を、何もせずに流さないことです。
ここはかなり重要です。
氷河期世代のつらさは、「過去に損した」ことだけではありません。
その過去の悔しさが、今の行動を止めてしまうことにもあります。
過去の不公平に傷ついた結果、現在の一歩まで止まってしまう。
これがいちばんもったいない。
不公平だったことは変えられません。
でも、今の判断までは、まだ全部は奪われていません。
だから、ここで言いたいのは、無理に元気を出そうということではありません。
気持ちが重いままでいい。
悔しさが消えなくてもいい。
そのままでいいから、それでも一口だけ積む。
それでも制度を調べる。
それでも毎月の固定費を見直して、1万円の原資をつくる。
氷河期世代に必要なのは、きらきらした前向きさではなく、疲れていても続けられる現実的な前進です。
第4章 氷河期世代に向いている投資は、「逆転狙い」ではなく「守りながら増やす」投資
ここで、投資の中身の話をします。
氷河期世代は、投資でも感情に引っ張られやすい局面があります。
なぜなら、「これまで遅れた分を何とか取り返したい」という気持ちがあるからです。
すると、どうしても一発で大きく増える話に心が動きやすくなる。
でも、ここは本当に注意が必要です。
氷河期世代に向いているのは、逆転ホームランを狙う投資ではありません。
むしろ逆です。
守りながら、時間を味方につけて、少しずつ厚くする投資です。
理由ははっきりしています。
すでに人生の前半で不安定さを多く経験してきた世代が、資産形成の後半まで大きなギャンブルに寄ると、失敗したときのダメージが大きすぎるからです。
若い頃なら、失敗しても時間でやり直せる部分があります。
でも40代、50代では、時間の回復力が20代より小さい。
だからこそ、ここからの投資は「当てる」よりも、「外しにくくする」ほうが大切になります。
この意味で、長期・分散・積立という地味なやり方は、氷河期世代にかなり相性がいいです。
正直、派手さはありません。
SNSで自慢できるような話でもない。
でも、現実にお金を残しやすいのは、こういう方法です。
特にNISAのような非課税制度は、短期売買で振り回すより、長く積み立ててこそ力を発揮しやすい設計です。金融庁が長期・安定的な資産形成を制度趣旨として示しているのも、そのためです。
ここで、氷河期世代に向けてあえて強く言います。
「取り返したい」という気持ちは理解できる。でも、その気持ちのまま投資すると危ない。
この世代は、人生のいろいろな場面で「後から取り返す」ことを求められてきました。
就職も、昇進も、収入も、信用も。
でも投資でその心理が強く出ると、高値づかみや集中投資や無理なレバレッジにつながりやすい。
悔しさをエネルギーにするのはいい。
ただし、その悔しさをそのまま売買ボタンに乗せてはいけない。
そこは、本当に大事です。
氷河期世代の投資は、地味でいいのです。
いや、むしろ地味であるべきです。
毎月決まった額を、無理のない範囲で、長く続ける。
生活防衛資金を残しながら、積み立てる。
暴落時に全部やめない。
このくらいの話に見えるかもしれません。
でも、実際にはこれが一番難しく、一番効きます。
そして、この「大きく外さない」という設計こそ、これまで十分に守られてこなかった世代に必要な戦い方だと私は思います。
第5章 氷河期世代が最初に考えるべきなのは、投資の前に「土台」だ
ここで少し厳しいことも言います。
氷河期世代に投資が必要なのは本当です。
でも、投資だけで全部を解決しようとすると苦しくなります。
先に必要なのは、資産形成の土台を整えることです。
たとえば、毎月の収支がずっと赤字なら、投資以前に家計が持ちません。
高金利の借入があるなら、まずそこを整理する必要があります。
生活防衛資金がほぼゼロのまま投資を始めると、少しのトラブルで積立が止まり、相場が下がったときに一番悪いタイミングで売ることになりやすい。
つまり、投資を機能させるには、生活の安定が必要です。
これは氷河期世代にとって少し複雑な話です。
なぜなら、「そんな土台が簡単に作れないから苦労してるんだよ」と感じる人もいるからです。
その通りです。
だからここで言いたいのは、完璧な土台を作ってからでないと投資してはいけない、という話ではありません。
そうではなく、投資と並行して土台を整えるという考え方です。
たとえば、
固定費を1つだけ見直す。
通信費、保険、サブスク、住居費、車の持ち方を見直す。
副業やスキル更新を検討する。
公的支援や再就職支援を調べる。
厚生労働省は、ハローワークやサポステなど、就職氷河期世代を含む中高年世代向けの支援窓口を明示しています。こうした支援は「今さら使うのが恥ずかしい」と感じる人もいるかもしれませんが、使える制度は使っていいのです。
特に氷河期世代は、「自分で何とかしなければ」と抱え込みやすい傾向があります。
社会から十分に助けてもらえなかった経験があると、支援そのものへの期待が薄くなりやすいからです。
でも、だからこそ言いたい。
一人で全部背負わなくていい。
投資も、家計の立て直しも、仕事の再設計も、制度や支援や情報を使っていい。
恥ではありません。
むしろ、使えるものを使わずに耐え続けるほうが、これから先は危ないです。
投資は、強い人だけがやるものではありません。
むしろ、不安がある人ほど、生活の土台とセットで考える価値があります。
土台を整えながら、少額でも投資を始める。
この二本立てが、氷河期世代にはとても現実的です。
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第6章 氷河期世代の投資は、「子どもや若者のため」でもある
ここで、少し視点を広げます。
投資というと、自分の老後資金の話に聞こえるかもしれません。
もちろんそれは大事です。
でも、氷河期世代が投資を学ぶ意味は、それだけではありません。
次の世代に、同じ無力感を渡しすぎないためでもあります。
金融庁は2026年度税制改正の説明で、NISAの対象年齢見直しを含め、次世代の資産形成を促進する方向を打ち出しました。0~17歳向けの非課税投資枠を設ける「こどもNISA」の方向性も示されており、長期・安定的な資産形成をより早い時期から支える狙いがあります。制度の細部は今後も確認が必要ですが、少なくとも国は「資産形成は若いうちから」という流れを強めています。
これを見て、氷河期世代は少し複雑な気持ちになるかもしれません。
「自分たちが若い頃には、そんな追い風はなかった」と。
その気持ちも、よく分かります。
でも、その悔しさを抱えたままでも、次にできることはあります。
それは、自分が投資やお金の基礎を知り、家族や子どもや身近な若い人に伝えられる側になることです。
氷河期世代は、運が悪かっただけの世代ではありません。
むしろ、社会のほころびを早い時期に体で知った世代です。
雇用が安定しないこと。
会社に依存しすぎる危うさ。
給料だけでは守りきれない現実。
制度を知らないと損をしやすいこと。
そうした現実を、たぶんかなり生々しく知っています。
だからこそ、この世代は「お金の防御力」の大切さを語る資格があります。
投資をすることは、自分が金持ちぶることではありません。
「会社や景気がどう転んでも、少しでも自分で守れる力を持つ」ということです。
その姿勢は、次の世代にも受け継ぐ価値があります。
氷河期世代が投資を学ぶことには、悔しさの回収だけでなく、経験を知恵に変える意味もあるのです。
第7章 結局、就職氷河期世代はどう前を向けばいいのか
ここまで読んで、「言いたいことは分かる。でも、簡単じゃない」と感じている人も多いと思います。
その通りです。
簡単ではありません。
積み立て原資を出すのもしんどい。
将来への信頼も持ちにくい。
制度の説明を見ても、どこかで「もっと早く知りたかった」と思ってしまう。
それが正直なところでしょう。
でも、それでもなお言いたいことがあります。
就職氷河期世代は、ここからでも“損な世代”だけで終わる必要はない。
これがこの記事のいちばん大切なメッセージです。
もちろん、過去そのものは変えられません。
あの時代に正当に評価されなかったことも、低いスタートを強いられたことも、なかったことにはできない。
でも、これから先の10年、15年、20年をどう使うかは、まだ完全には決まっていません。
しかも今は、少なくとも資産形成の制度や情報へのアクセスは、昔よりずっと開かれています。支援施策も完全ではないにせよ存在しています。政府は就職氷河期世代向けの支援をなお継続し、金融庁は長期・安定的な資産形成の裾野を広げようとしています。完璧ではなくても、使える材料はあります。
だから、氷河期世代に必要なのは、希望を無理に信じ込むことではありません。
そうではなく、悲観しきらないことです。
希望が100なくてもいい。
でも、0にしない。
悔しさが消えなくてもいい。
でも、その悔しさを理由に全部投げない。
これが大事です。
この世代は、たぶん強がりすぎてきました。
あるいは、諦めることで自分を守ってきました。
でも、これから必要なのは、強がりでも完全な諦めでもありません。
静かな反撃です。
生活を整える。
制度を使う。
少額でも積み立てる。
学ぶ。
続ける。
派手ではないけれど、ちゃんと効く方法で、自分の後半戦を立て直していく。
私は、それが氷河期世代にいちばん似合う前進の仕方だと思います。
おわりに じゃあ、どうする?
では、どうするか。
ここは具体的にいきます。
まず、今日やることは一つで十分です。
NISA口座の有無を確認する。
持っていなければ、どの金融機関で開くかを調べる。
もう持っているなら、何に投資しているか、あるいは何も買っていないままになっていないかを見る。
最初の一歩は、それでいいです。
次に、毎月の中で「未来の自分に回すお金」を、金額の大小ではなく習慣として固定することです。
1万円でも、5,000円でもいい。
大事なのは、額の大きさより、「今の自分を守る支出」だけでなく、「10年後の自分を助ける支出」も家計に入れることです。
氷河期世代は、目の前をしのぐ能力はかなり高い世代です。
だからこそ、その力を未来側にも少し振り向ける必要があります。
そして最後に、これは一番伝えたいことですが、
自分たちの世代を、ずっと“かわいそうな世代”のまま終わらせないことです。
不公平だった。
しんどかった。
損もした。
その認識は間違っていません。
でも、その事実と、「これからもずっと不利なままでいるべきだ」は同じではありません。
そこは切り分けていい。
むしろ切り分けるべきです。
投資は万能薬ではありません。
でも、氷河期世代にとっては、遅れてしまった資産形成を少しでも取り戻すための、数少ない現実的な道具です。
だからこそ、やる価値があります。
怒りを抱えたままでいい。
悔しさが残っていていい。
それでも、積み立ては始められる。
それでも、制度は使える。
それでも、未来は少しずつ厚くできる。
就職氷河期世代は、たしかに厳しい時代を引き受けさせられました。
でも、そこで終わりではありません。
ここから先をどう生きるかまで、あの時代に決めさせる必要はない。
そのために、投資を使っていきましょう。
夢を見るためではなく、
自分の人生を、少しでも自分の手に戻すために。
【重要】免責事項
投資判断の最終責任: 本記事で紹介している銘柄やセクター、分析内容は、情報提供および学習の啓発のみを目的としており、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終決定は、必ずご自身の判断と責任で行ってください。
成果の非保証: 過去のデータや予測は、将来の投資成果を保証するものではありません。市場環境の変化により、資産が減少するリスクがあります。
情報の正確性: 2026年2月時点の情報に基づき作成されていますが、その正確性や完全性を保証するものではありません。最新の業績やニュースは、必ず各企業のIRサイトや一次資料でご確認ください。
損失の補償: 本記事の内容に基づいて被ったいかなる損害(直接的・間接的を問わず)についても、筆者は一切の責任を負いません。
監修者:市川雄一郎
GFS校長。CFP®。1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)。日本FP協会会員。日本FP学会会員。 グロービス経営大学院修了(MBA/経営学修士)。
日本のFPの先駆者として資産運用の啓蒙に従事。ソフトバンクグループが創設した私立サイバー大学で教鞭を執るほか、講演依頼、メディア出演も多数。著書に「投資で利益を出している人たちが大事にしている 45の教え」(日本経済新聞出版)
公式X アカウント 市川雄一郎@お金の学校 校長
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