共働きで年収600万円でも安心じゃない?リアル家計から考える「お金が足りなくなる未来」と対策

ある日の夜、子どもを寝かしつけたあと、ふとした会話から始まりました。

「ねえ、このままで本当に大丈夫かな?」

突然の一言に、少しドキッとしました。

「どうしたの急に?」

「なんかさ、教育費とか老後とか…ちゃんと準備できてるのかなって思って」

正直、同じことを考えていました。

でも、忙しさを理由にどこかで後回しにしていた部分でもあります。

「貯金はしてるけど…なんとなく不安はあるよね」

「だよね。でも投資って怖いし…」

「うん。でも、このまま何もしない方が怖い気もする」

少し沈黙が流れてから、こう続きました。

「じゃあさ、月1万円でもいいから、何か始めてみる?」

この会話、特別な家庭の話ではありません。

むしろ、多くの共働き家庭で、同じような会話が起きています。


共働き=安心ではないという現実

まず前提として、

共働きだから安心、という時代ではなくなっています


■ ケース:一般的な共働き家庭

・夫:年収550万円

・妻:年収100万円

世帯年収:650万円


一見すると

「普通にやっていけそう」

でも、ここからが重要です。


実際の家計を全部出してみる

■ 手取り

約50万円前後


■ 固定費

・住宅ローン or 家賃:11万円

・保育園・教育費:3万円

・通信費:1.8万円

・保険:2万円

・光熱費:2.5万円

合計:約20.3万円


■ 生活費

・食費:7万円

・日用品:1.5万円

・外食・娯楽:4万円

合計:約12.5万円


合計支出:約33万円


■ 残り

約17万円


「意外と余裕ある」と思いますよね。


でも現実はここから削られる


■ 見えにくい支出

・習い事:1万円

・旅行・レジャー:月平均3万円

・家電・修理:月平均2万円

・急な出費:2万円

約8万円消える


■ 最終的な余り

約9万円


さらに

・コンビニ

・Amazon

・なんとなくの出費

月3万円消える


残り:約6万円


年間:約72万円


一見、問題なさそうに見える

でもここで止まると危険です。


将来にかかるお金を現実的に見る


■ 教育費

・小学校(公立):約200万円

・中学校(公立):約150万円

・高校(公立):約150万円

・大学(私立):約800万円

約1300万円


でも実際は

・塾

・習い事

・私立の可能性

1500万〜2000万円が現実ライン


■ 老後資金

約2000万〜3000万円


合計すると

約3500万〜5000万円必要


今の貯金ペースだとどうなるか

年間72万円


20年後

約1440万円


完全に足りない

教育費でほぼ消える

老後ゼロ


ここで初めて気づく

「普通に生活してるだけだと足りない」


じゃあどうする?

ここからが本題です。


解決策①:貯金+投資に変える


■ ケース:月3万円投資

・毎月3万円

・年利5%

・20年


約1200万円


貯金と合わせて

約2600万円


一気に現実的になる


解決策②:共働きを最大活用


■ ケース

・夫:1.5万円

・妻:1.5万円

合計3万円


無理がない

継続できる


解決策③:早く始める


■ 比較

30歳スタート

約1200万円


40歳スタート

約500万円


差:700万円以上


投資は「怖いもの」ではなく「慣れるもの」

最初の会話を思い出してください。

不安だったのは

投資が怖いから

でも実際は

やらない方がリスクが大きい


重要な考え方

完璧にやらなくていい

小さく始めればいい


まとめ

・共働きでも安心ではない

・貯金だけでは足りない

・でも少しの行動で未来は変わる


結論

「気づいた今」が一番早いタイミング

【重要】免責事項

  • 投資判断の最終責任: 本記事で紹介している銘柄やセクター、分析内容は、情報提供および学習の啓発のみを目的としており、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終決定は、必ずご自身の判断と責任で行ってください。

  • 成果の非保証: 過去のデータや予測は、将来の投資成果を保証するものではありません。市場環境の変化により、資産が減少するリスクがあります。

  • 情報の正確性: 2026年2月時点の情報に基づき作成されていますが、その正確性や完全性を保証するものではありません。最新の業績やニュースは、必ず各企業のIRサイトや一次資料でご確認ください。

  • 損失の補償: 本記事の内容に基づいて被ったいかなる損害(直接的・間接的を問わず)についても、筆者は一切の責任を負いません。

監修者:市川雄一郎 監修者:市川雄一郎 
GFS校長。CFP®。1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)。日本FP協会会員。日本FP学会会員。 グロービス経営大学院修了(MBA/経営学修士)。
日本のFPの先駆者として資産運用の啓蒙に従事。ソフトバンクグループが創設した私立サイバー大学で教鞭を執るほか、講演依頼、メディア出演も多数。著書に「投資で利益を出している人たちが大事にしている 45の教え」(日本経済新聞出版)

公式X アカウント 市川雄一郎@お金の学校 校長

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