
【初心者必読】株式投資の勉強は何から始める?重要用語15選と失敗しない5つの鉄則を徹底解説!
株式投資の世界へようこそ!「何から手をつければいいかわからない」という不安を抱えている初心者の方に向けて、これだけは絶対に外せない代表的な専門用語と、失敗を避けるための注意点を網羅したガイドを作成しました。
長文になりますが、項目ごとに整理していますので、辞書代わりに使いながら読み進めてみてください。
監修者:市川雄一郎
GFS校長。CFP®。1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)。日本FP協会会員。日本FP学会会員。 グロービス経営大学院修了(MBA/経営学修士)。
日本のFPの先駆者として資産運用の啓蒙に従事。ソフトバンクグループが創設した私立サイバー大学で教鞭を執るほか、講演依頼、メディア出演も多数。著書に「投資で利益を出している人たちが大事にしている 45の教え」(日本経済新聞出版)
公式X アカウント 市川雄一郎@お金の学校 校長
序章:なぜ「用語」の勉強が必要なのか?
株式投資は、いわば「数字と用語で書かれたルールのあるゲーム」です。 ルール(用語)を知らずに飛び込むのは、地図を持たずに未開のジャングルに入るようなもの。特に株の世界では、「知らないこと」がそのまま「損をすること」に直結します。
まずは基礎体力をつけるつもりで、以下の重要用語をマスターしましょう。
第1章:これだけは押さえておけ!「超」重要用語15選
「超」重要用語を一歩踏み込んで解説します。
単に言葉を覚えるだけでなく、「実際の画面でその数字を見たときに、どう判断すればいいのか」という実践的な視点で、具体的なシミュレーションを交えて深掘りしていきましょう。
株価が高いか安いかを判断する「モノサシ」がわかれば、根拠のない勘に頼る投資から卒業できます。
1. PER(株価収益率)— 「元を取るのに何年かかるか」
PERは、その会社の「純利益」と「株価」を比べる指標です。
具体的な例:
例えば、A社とB社、どちらがお買い得か考えてみましょう。
A社: 株価 1,000円 / 1株あたりの利益 100円
B社: 株価 2,000円 / 1株あたりの利益 100円
A社のPERは 1000 ÷ 100 = 10倍 です。B社のPERは 2000 ÷ 100 = 20倍 です。
これは言い換えると、「今の利益が続いた場合、投資した金額を回収するのにA社は10年、B社は20年かかる」ということです。
判断の目安:
日本株の平均は約15倍と言われています。
10倍以下: 「割安だ。利益のわりに株価が放置されているな」
30倍以上: 「期待されすぎ(割高)かな? それとも今後利益が急成長するのかな?」
と推測します。
2. PBR(株価純資産倍率)— 「解散価値」で見極める
PBRは、会社の「持っている資産」と「株価」を比べます。
具体的な例:
ある会社が、ビルや現金などの資産を1億円分持っているとします。もしこの会社を今すぐ畳んで資産を分け合ったら、株主1人あたり1,000円もらえる計算だとします。
株価が800円なら: PBRは 0.8倍。
これは「1,000円の価値がある財布が、なぜか800円で売っている」ような状態。これを「PBR1倍割れ」と呼び、超割安のサインとされます。
注意点: ただし、PBRが低いまま放置されている企業は、「将来性がない」と思われている可能性もあります。
3. ROE(自己資本利益率)— 「経営のプロ」かを見極める
ROEは、投資家から預かったお金(自己資本)を使って、どれだけ効率よく利益を出したかという「経営の効率」を示します。
具体的な例:
社長Cさん: 100万円の資金を使って、10万円の利益を出した(ROE 10%)
社長Dさん: 1,000万円の資金を使って、10万円の利益を出した(ROE 1%)
同じ10万円の利益でも、Cさんの方が「お金の使い方が上手」ですよね。投資家はROEが高い企業(一般に8〜10%以上)を好みます。
4. 配当利回り — 「お金に働いてもらう」感覚
銀行に預けても利息はわずかですが、株は配当という形でお金を運んできてくれます。
具体的な例:
株価が5,000円で、年間の配当金が200円の銘柄があるとします。
200 ÷ 5000 × 100 = 4.0%この場合の配当利回りは4.0%です。
今の日本では、利回りが3%を超えると「高配当株」の部類に入ります。
5. 成行(なりゆき)と 指値(さしね) — 買い方のルール
注文方法を間違えると、一瞬で損をすることもあります。
成行(スピード重視): 「今すぐ買いたい!」という時に使います。ただし、注文した瞬間に株価が急騰すると、想定より高い値段で買わされてしまうリスクがあります。
指値(価格重視): 「1,000円ちょうどで買いたい」と指定します。1,001円の時は買えませんが、予算オーバーを防げます。初心者はまず指値から始めるのが安心です。
6. 損切り(ロスカット) — 致命傷を避ける
投資で一番難しいのが「負けを認めること」です。
具体的なシミュレーション:
1,000円で買った株が900円(-10%)になったとします。
「また上がるはず」と持ち続け、500円まで下がってしまったら、元に戻すには2倍(+100%)の株価上昇が必要です。これは至難の業です。
「10%下がったら売る」と決めて実行できる人が、最後に生き残ります。
7. 時価総額 — 企業の「サイズ」を知る
株価だけ見ても、その会社の規模はわかりません。
例: * 株価10,000円のベンチャー企業
株価500円の超大手企業(例:三菱UFJなど)
株価が安くても、発行されている株の数が多い大手企業の方が「時価総額(会社の価値)」は圧倒的に大きいです。時価総額が大きいほど、株価が安定しやすく、小さいほど乱高下しやすいという特徴があります。
8. 銘柄コード(証券コード)
すべての日本株には4桁の数字が割り振られています(例:トヨタは7203)。名前が似ている会社と間違えないよう、必ずコードで確認する癖をつけましょう。
9. 権利確定日(けんりかくていび)
配当金や優待をもらうためには、この日に株を持っている必要があります。実際には「その2営業日前」までに買っておかなければならないというルールがあるので注意が必要です。
10. 損益計算書(PL)と 貸借対照表(BS)
難しそうですが、初心者はこの2点だけ見てください。
PL: 「今、いくら儲かっているか」(営業成績)
BS: 「今、いくら貯金があって借金があるか」(健康状態)
11. 出来高(できだか)
その日にどれだけの株が売買されたかという「量」です。出来高が多いほど、多くの人が注目しており、売りたい時にすぐ売れる(流動性が高い)ことを意味します。
12. キャピタルゲインとインカムゲイン
キャピタル: 値上がり益。一気に資産を増やすチャンス。
インカム: 配当・優待。コツコツ積み上げる安定感。
自分の目的が「攻め」か「守り」かで、どちらを重視するか決まります。
13. 信用取引(しんようとりひき)
証券会社からお金を借りて、手持ち資金の約3倍の取引をすることです。初心者は絶対に手を出してはいけません。 借金を背負うリスクがあるからです。まずは「現物(げんぶつ)取引」だけで十分です。
14. 投資信託(とうししんたく)と 個別株
個別株: 自分で1つの企業を選んで買う。
投資信託: 専門家にお金を預け、何百社に分散して投資してもらう(「詰め合わせパック」のようなもの)。
15. NISA(ニーサ)
本来、株の利益には約20%の税金がかかります(10万円儲かっても2万円引かれる)。NISA口座を使えば、この税金がゼロになります。投資を始めるなら、まずはNISA口座からが鉄則です。
現場で使える「判断のセット」
これら15個の用語を組み合わせて、こう考えてみてください。
「この銘柄(8)は、NISA(15)で買おう。時価総額(7)も大きく安定しているし、配当利回り(4)も3.5%と高い。PER(1)は12倍で割安だし、ROE(3)も10%超えで経営も上手だ。よし、欲を出さずに指値(5)で注文を出そう。万が一、10%下がったら損切り(6)をして、致命傷は避けるぞ」
このように用語がつながってくると、株式投資は一気に「論理的なゲーム」へと進化します。
第2章:株式投資の「3つの利益」と「2つのリスク」
第2章では、株式投資で得られる「アメ(利益)」と、避けては通れない「ムチ(リスク)」について深掘りします。
多くの初心者が「儲け方」ばかりに目を奪われがちですが、長く生き残る投資家に共通しているのは、「リスクを正しく理解し、コントロールできている」という点です。具体的なシミュレーションを交えながら、3つの利益と2つのリスクを詳しく見ていきましょう。
1. 株式投資で得られる「3つの利益」
株式投資には、大きく分けて3つのリターン(利益)の形があります。これらをバランスよく組み合わせることが、資産形成の鍵となります。
① キャピタルゲイン(売却益)
「安く買って、高く売る」ことで得られる差額の利益です。
具体的な例: ある企業の株を「1株 1,000円」で100株買ったとします(投資額10万円)。 1年後、その会社の業績が伸びて「1株 1,500円」になりました。 この時に売却すると、差額の500円×100株=5万円が利益となります。
特徴: 短期間で資産を2倍、3倍と大きく増やす可能性があります。一方で、株価が下がれば損失になるため、もっともエキサイティングでありながら、もっとも技術が必要な利益です。
② インカムゲイン(配当金)
企業が稼いだ利益の一部を、現金として株主に還元してくれるものです。
具体的な例: 「年間配当 40円」という株を100株持っていたとします。 あなたはただその株を保有しているだけで、毎年4,000円の現金を受け取ることができます。
特徴: 一度買えば、売らない限り定期的にお金が入ってきます。「お金に働いてもらう」という不労所得の感覚を一番実感できる利益です。株価が少々上下しても、配当が維持されていれば精神的に安定しやすいのがメリットです。
③ 株主優待(プレゼント)
企業がファンを増やすために、自社製品や金券、サービス券を贈る日本独特の制度です。
具体的な例:
飲料メーカー:自社のジュース詰め合わせ
外食チェーン:店舗で使えるお食事券
航空会社:航空券の割引券
特徴: 現金ではありませんが、生活費の節約に直結します。優待がある銘柄は「優待を楽しみに持ち続ける株主」が多いため、暴落時に株価が下がりにくい(底堅い)という副次的なメリットもあります。
2. 株式投資に潜む「2つのリスク」
リスクとは単に「損をする」という意味ではなく、「結果がどうなるか予測できない振り幅」を指します。
① 価格変動リスク(値下がり)
買った時よりも株価が下がってしまうリスクです。
なぜ起きる?: 企業の業績悪化だけでなく、景気の変動、戦争、金利の変化など、個別の企業にはどうしようもない理由で市場全体が下がることがあります。
対処法: 一度に全額をつぎ込まず、時期をずらして買う(時間分散)、または性質の違う複数の銘柄に分ける(資産分散)ことで、このダメージを和らげることができます。
② 倒産リスク(信用リスク)
投資先の企業が倒産し、株券が「ただの紙切れ(無価値)」になるリスクです。
なぜ起きる?: 巨額の不正発覚、借金の返済不能、急激な市場環境の変化などが原因です。
対処法: 第1章で学んだ「PBR」や「自己資本比率」をチェックし、企業の財務状態(借金まみれではないか)を確認する癖をつけましょう。
3. 【最重要】第3のリスク:「情報のリテラシー不足」
現代の投資において、価格変動や倒産以上に恐ろしいのが、「SNSや他人の情報を鵜呑みにしてしまうこと」です。これを「情報リスク」と呼びましょう。
SNSに溢れる「儲かる情報」の罠
X(旧Twitter)やYouTubeでは、毎日「この株が明日上がる!」「私はこれで1億円稼いだ」という威勢の良い言葉が飛び交っています。しかし、そこには以下の危険が潜んでいます。
ポジショントーク: 情報を発信している人は、すでにその株を大量に持っている場合が多いです。自分が持っている株をフォロワーに買わせて株価を上げ、自分だけ高値で売り抜ける「買い煽り」という手法が横行しています。
結果論の押し付け: たまたま運良く勝っただけの人が、さも「必勝法」のように語っているケースです。投資には100%の正解はありません。その人の成功が、あなたの成功を保証するものではありません。
詐欺への誘導: 「LINEグループに招待します」「特別な投資ソフトを教えます」といった勧誘は、99%が詐欺です。
「インフルエンサーが言ったから」は負けの始まり
「有名なAさんが勧めていたから買った」という判断には、自分の意思がありません。
もし株価が下がったとき、いつ売ればいいか判断できません(Aさんが「売れ」と言うまで待つのでしょうか?)。
Aさんがこっそり先に売っていても、あなたは気づけません。
結果、損をしたときに残るのは「Aさんのせいだ」という怒りだけで、自分の成長には繋がりません。
正しい情報の向き合い方
SNSやニュースは「きっかけ」として使うのはOKです。しかし、そこから先は必ず自分で確認しましょう。
自分で指標を確認する: 勧められた銘柄のPERは? 配当利回りは?
「なぜ上がるのか?」を言語化する: 「〇〇さんが言ったから」ではなく、「この会社は新製品がヒットしそうだから」と自分の言葉で説明できるか。
反対意見を探す: 「買い」の情報を見つけたら、あえて「その株の悪いニュース」も探してみてください。両方を知ることで、冷静な判断が可能になります。
まとめ:リスクを「知る」ことが最大の防御
株式投資で成功している人は、決してリスクをゼロにしているわけではありません。 「どんなリスクがあるかをあらかじめ想定し、許容できる範囲で勝負している」のです。
3つの利益(売却益・配当・優待)のうち、自分はどれを狙うのか?
そのために、価格変動や情報の罠というリスクをどう管理するのか?
このバランス感覚こそが、10年後、20年後に大きな資産を築くための「最強の武器」になります。他人の声に耳を貸す前に、まずは自分のモノサシ(知識)を磨くことから始めていきましょう。
・投資で収入を得たい、資産を増やしたい YES or NO
・リスクはできるだけ抑えたい YES or NO
・投資先の見極め方を知りたい YES or NO
・成功している投資家と接点が欲しい YES or NO
・物価上昇への対策には投資が必要と考えている YES or NO
第3章:初心者が絶対にハマる「5つの落とし穴」と注意点
第3章で触れた「5つの落とし穴」は、実はベテラン投資家でも一瞬の油断で足元をすくわれる、いわば「投資の世界の地雷原」です。
株式投資は、正しく向き合えば資産を増やす助けになりますが、決して「誰でもボタン一つで楽して儲かる魔法」ではありません。むしろ、自分の「欲」や「恐怖」という感情をコントロールし続ける、非常に地味で根気のいる作業です。
なぜ初心者が負けてしまうのか、その深すぎる落とし穴を具体的に掘り下げていきましょう。
1. 「余剰資金」のルールを破る —— 精神の崩壊
投資において最も強い武器は、資金力でも知識でもなく「心の余裕」です。
落とし穴: 「どうせ増えるんだから」と、半年後に使う予定の結婚資金や、生活費の予備を注ぎ込んでしまう。
なぜ危険か: 自分のお金が10%減ったとき、それが「なくなっても困らない余剰資金」なら冷静に「損切り」や「放置」ができます。しかし、それが「来月の家賃」だったら? パニックになり、本来売るべきでないところで投げ売りしたり、逆に損を取り戻そうとしてギャンブルのような勝負に出てしまいます。
鉄則: 投資は、「最悪の場合、ドブに捨てても明日からの生活が変わらないお金」で行うのが大前提です。
2. 「全力投球(集中投資)」の誘惑 —— ギャンブルとの境界線
「一つの銘柄に絞った方が、上がった時の利益が大きい」という考え方は、理論上は正解ですが、初心者には猛毒です。
落とし穴: テレビで話題の有名企業や、SNSで見た「期待の星」1社だけに全財産を投資すること。
なぜ危険か: どんなに優良な企業でも、不祥事、災害、あるいは突然の業績悪化で株価が半分になるリスクは常にあります。1社だけに賭けていると、その一撃であなたの投資人生は終わってしまいます。
鉄則: 「分散」は唯一の無料ランチと言われます。最低でも3〜5銘柄、できれば業種の違うもの(例:IT系、銀行系、食品系など)に分けることで、一つの失敗が致命傷になるのを防ぎます。
3. SNSの「偽預言者」を信じる —— 思考停止の代償
前章でも触れましたが、「楽して儲けたい」という心の隙間に、SNSの情報は入り込んできます。
落とし穴: 「この株は絶対上がる」「目標株価は今の3倍」といった、出所不明の自信満々な言葉を信じて買うこと。
なぜ危険か: 投資の世界には「タダより高いものはない」という真理があります。本当に儲かる情報を、見ず知らずのあなたに無料で教えるメリットが相手にあるでしょうか? ほとんどの場合、彼らは自分たちが売り抜けるための「カモ」を探しているだけです。
鉄則: 情報を「参考」にするのは良いですが、最後は必ず自分で企業のホームページを見たり、業績を確認したりして、「なぜ自分はこれを買うのか」を一行の文章で説明できるようになってから買いましょう。
4. 「損切り」ができない —— 塩漬けという病
「売らなければ損は確定しない」という言葉は、投資家にとって最も甘美で危険な言葉です。
落とし穴: 値下がりした株を「いつか戻るはず」と持ち続け、数ヶ月、数年と放置すること。これを「塩漬け」と呼びます。
なぜ危険か: 塩漬けにしている間、そのお金は拘束され、他の「本当に成長する株」に投資するチャンスを奪い続けます。これを「機会損失」と言います。また、倒産寸前まで下がってからでは、もう手遅れです。
鉄則: 買う前に「10%下がったら何があっても売る」という出口の設計図を書いておきましょう。損切りは「負け」ではなく、次の勝利のための「経費」です。
5. 「手数料」と「短期売買」の罠 —— 証券会社を太らせるだけ
初心者は、株価が1円動くたびに一喜一憂し、何度も売買を繰り返してしまいがちです。
落とし穴: 1日で何度も売ったり買ったりして、小さな利益を積み上げようとすること。
なぜ危険か: 1回の取引にかかる手数料はわずかでも、積み重なればバカになりません。また、短期的な値動きはプロの投資家やAIが支配する世界です。初心者がスマホ一台で挑んでも、手数料を支払うだけで利益が残らない「手数料負け」の状態になります。
鉄則: 投資は「農業」に似ています。種をまき(株を買い)、水をやり(成長を見守り)、収穫の時期(数年後)を待つ。ガチャガチャ動かさないことが、実は一番の近道です。
株式投資は「地道な努力」の継続
ここまで読んでお気づきの通り、株式投資は「一攫千金を狙う派手なゲーム」ではなく、「リスクを極限まで減らし、地味な作業を淡々と続ける自己管理」です。
「楽に儲かる」と謳う広告や投稿はすべて嘘だと思ってください。 しかし、
用語を学び(知識)
自分で考え(思考)
感情をコントロールし(規律)
長い時間を味方につける(忍耐)
この4つを揃えることができれば、株式投資はあなたの人生を豊かにする最高のパートナーになってくれます。焦らず、まずは小さな一歩から、自分の足で歩き始めましょう。
≫ 無料講座:お金のプロが教える「初心者が毎月収入を得る投資の始め方」
第4章では、基礎を学んだ後の「次の一歩」をどう踏み出すかについて深掘りします。
多くの初心者は、用語を覚えるとすぐに「どの株が儲かるか」という答えを探しに行きます。しかし、投資の世界で長く、安定して勝ち残るために最も重要なのは、特定の銘柄情報ではなく「自分の中に確かな判断基準(OS)を作ること」です。
そのために有効な、具体的なステップアップ法と、なぜ「自己投資」が最強の武器になるのかを解説します。
1. 「少額投資」で脳に汗をかく体験をする
本を100冊読むよりも、実際に自分のお金を100円動かす方が、学びのスピードは10倍早くなります。
少額から始める理由: 1株単位(単元未満株)で購入できる証券口座(SBI証券、楽天証券など)を活用しましょう。数百円、数千円であれば、もし10%値下がりしてもダメージは数百円です。しかし、**「自分のお金が市場の波にさらされている」**という緊張感は、あなたのニュースを見る目、経済指標を確認する姿勢を劇的に変えます。
実践のポイント: 自分が普段使っているサービスの会社(スマホのキャリア、よく行くカフェ、愛用している家電メーカーなど)を1株買ってみてください。すると、その企業の決算発表や新製品のニュースが「自分事」として脳に入ってくるようになります。
2. 「会社四季報」は最強の武器庫
中級者への登竜門と言われるのが「会社四季報」の読破です。これは日本国内の全上場企業のデータが網羅された、いわば「企業の健康診断書」です。
どこを見るべきか: 初心者は最初からすべてを読む必要はありません。「業績(売上と利益)」の欄が右肩上がりになっているか、「ニコニコマーク(四季報記者のコメント)」がついているか、といった簡単なチェックから始めましょう。
メリット: SNSで流れてくる「誰かの意見」ではなく、客観的な「数字」で企業を見る癖がつきます。数字が読めるようになると、他人の言葉に惑わされない「投資の軸」が定まります。
3. 本やスクールへの「自己投資」が最強である理由
投資の世界には「複利(ふくり)」という概念があります。利益が利益を生み、雪だるま式に資産が増える仕組みですが、これは知識にも当てはまります。
① 本による体系的な学習
ネット上の情報は断片的になりがちです。一方で、長く読み継がれている「投資の名著」には、時代が変わっても通用する本質的な考え方が詰まっています。
投資: 数千円の本代
リターン: 生涯使える「負けないための知識」と「騙されないための知恵」 数千円の投資を惜しんで数万円の損をするのは、投資家として最も避けたい事態です。
② 投資スクールやコミュニティの活用
独学ではどうしても「自分の都合の良い情報」ばかりを集めてしまう(確証バイアス)傾向があります。
なぜスクールが有効か: プロの講師や同じ志を持つ仲間がいる環境では、「強制的に基礎を固められる」ことと、「自分の間違いを指摘してもらえる」というメリットがあります。 ただし、注意点もあります。高額すぎる怪しい講座ではなく、運営元がしっかりした歴史のあるスクールを選びましょう。
「時短」を買う感覚: 独学で10年かかる失敗と経験を、スクールで1年で学べるなら、残りの9年分を「利益を出す時間」に充てることができます。
4. 「投資日記」をつけて自分のクセを知る
ステップアップに欠かせないのが、自分の取引を振り返る作業です。
書くべき内容:
購入した理由(例:PERが低く、新製品が期待できるから)
目標株価と、損切りライン
その時の感情(例:ワクワクしている、少し不安だ)
振り返りの効果: 数ヶ月後に読み返すと、「自分はニュースに煽られて買う癖があるな」「損切りを先延ばしにする傾向がある」といった自分の弱点が浮き彫りになります。自分の弱点を知ることこそ、最強のリスク管理です。
5. 知識こそが「暴落」からあなたを守る
株式市場では、数年に一度必ず「暴落」が起きます。そのとき、丸腰の初心者は恐怖に耐えられず、最も安いところで株を売って逃げ出してしまいます。
しかし、自己投資を続け、勉強を重ねてきた人は違います。 「この暴落は一時的なものだ」「この指標から見れば、今はむしろ絶好の買い場だ」と、知識を盾にして冷静に行動できるのです。
株を買う前に、まずは自分の頭に投資してください。 「自分自身の知識をアップデートすること」が、結果的に最も利回りの良い、そして最もリスクの低い投資先になるのです。
楽をして稼ごうとする「ギャンブラー」ではなく、学び続ける「投資家」として、最初の一歩を力強く踏み出しましょう。
「投資の勉強を何からやっていいかわからない」「投資で資産を作りたい、収入を増やしたい」
そんな時は無料で視聴できるオンライン講座「GFS監修 投資の達人講座」をまずはお試ししてください。
投資の達人になる投資講座は、生徒数50,000人を超え講義数日本一の投資スクールGFSが提供する無料オンライン講座です。プロの投資家である講師が、未経験者や苦手意識がある人でも分かるように、投資の仕組みや全体像、ルールを基礎から図解を交えて解説します。
投資の勉強をなるべく効率よく始めたい人は、ぜひ一度ご視聴ください。




