
はじめに|
「株を始めてみたいけど、何から手をつければいいかわからない」
「買い方を間違えて損をしそうで怖い」
これは、株式投資に興味を持ったほぼ全員が最初に感じる不安です。実際、「株 初心者 買い方」というキーワードで検索する人の多くは、知識ゼロ〜超初心者であり、専門用語だらけの解説を読むと、途中で挫折してしまいます。
この記事では、
- なぜ今、株式投資を始めるべきなのか
株とは何かという超基本的なこと
株初心者が最初にやるべき準備
実際の株の買い方(具体的手順)
- 少額で株式投資ができる(単元未満株)
- 初心者におすすめの銘柄選び
あらゆる局面を想定しておくリスク管理
2026年注目のテーマと今後
- 株初心者でも安心して続けるコツ
までを、専門知識ゼロでも理解できるように丁寧に解説します。
「この記事を読み終えたら、株を1株買える状態になる」ことをゴールにしています。
監修者:市川雄一郎
GFS校長。CFP®。1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)。日本FP協会会員。日本FP学会会員。 グロービス経営大学院修了(MBA/経営学修士)。
日本のFPの先駆者として資産運用の啓蒙に従事。ソフトバンクグループが創設した私立サイバー大学で教鞭を執るほか、講演依頼、メディア出演も多数。著書に「投資で利益を出している人たちが大事にしている 45の教え」(日本経済新聞出版)
公式X アカウント 市川雄一郎@お金の学校 校長
第1章|なぜ今、株式投資を始めるべきなのか?
「貯金だけしていれば安心」という時代は終わりました。まずは、なぜ今あなたが株を検討すべきなのか、その本質的な理由を整理しましょう。
1. インフレから資産を守る「防衛策」
2020年代半ば、世界的な物価上昇(インフレ)が続いています。銀行に預けているだけの現金は、物価が上がると相対的に価値が目減りします。株は「ビジネス(企業)」への投資であり、物価上昇に合わせて利益を伸ばす企業も多いため、インフレ対策として非常に有効です。
2. 複利の力が資産を爆発的に増やす
アインシュタインが「人類最大の発明」と呼んだのが複利です。投資で得た利益を再び投資に回すことで、雪だるま式に資産が増えていきます。
例えば、年利5%で運用できた場合、元本は14.4年で2倍になります。始める時期が早ければ早いほど、将来の資産額には大きな差がつきます。
3. 社会の仕組みがわかるようになる
株を始めると、ニュースの見方が変わります。円安の影響、新技術の普及、政治の動向が、自分の保有銘柄にどう影響するか。投資を通じて社会を学ぶことは、ビジネスマンとしての視座を高めることにも繋がります。
第2章|そもそも株とは何か?初心者向けに超シンプル解説
株=会社の一部を持つこと
株とは、会社のオーナーの一部になる権利です。
たとえば、あなたがA社の株を1株買うと、
A社の事業が成長すれば株価が上がる可能性がある
利益が出れば配当金がもらえることがある
株主として議決権を持つ場合もある
という立場になります。
難しく考える必要はありません。
「株を買う=その会社を応援し、成長の恩恵を受ける」
これが基本的な考え方です。
第3章|株初心者が最初にやるべき5つの準備
3-1. 生活防衛資金を確保する
株を始める前に必ず確認してほしいのが、
生活費3〜6か月分の現金があるか
という点です。
株は価格が上下します。生活費まで投資に回してしまうと、下落時に冷静な判断ができなくなります。
3-2. 投資の目的を決める
老後資金を作りたい
数年後に使うお金を増やしたい
勉強として少額から始めたい
目的によって、選ぶ銘柄や買い方は変わります。
3-3. 余剰資金で始める
株初心者は、
なくなっても生活に支障がないお金
で始めることが鉄則です。
3-4. 証券口座を開設する
株を買うには、証券会社の口座が必要です。
ネット証券であれば、
口座開設無料
スマホで完結
少額投資が可能
と、初心者に向いています。
3-5. NISA制度を理解する
株初心者は、まずNISA(少額投資非課税制度)を知りましょう。
利益に税金がかからない
長期投資と相性が良い
という大きなメリットがあります。
1.株は短期売買で儲けるのが効率がよい
2.テクニックさえ覚えれば株に知識は不要
3.投資のプロでなくても年利50%は可能
第4章|株初心者の買い方|実際の購入手順を完全解説
ここからが本題です。株を買うまでの具体的な流れを解説します。現代ではスマートフォン一つで、最短翌日から取引が可能です。
ステップ1:証券会社を選ぶ
株を売買するための「口座」が必要です。初心者は、手数料が圧倒的に安く、アプリの使い勝手が良いネット証券一択で間違いありません。
- SBI証券: 国内株式の売買手数料が無料(※条件あり)。取扱商品が最も豊富。
- 楽天証券: 楽天ポイントで投資ができ、画面が直感的で初心者でも使いやすい。
- マネックス証券: 米国株の分析ツールが強力。
- auカブコム証券: Pontoポイントとの連携が魅力。
ステップ2:口座開設の申し込み
証券会社の公式サイトから申し込みます。必要なものは以下の3点です。
- マイナンバーカード(または通知カード+運転免許証)
- 銀行口座情報
- スマートフォン(本人確認の撮影用)
【重要】特定口座(源泉徴収あり)を選ぼう
口座開設時に「特定口座(源泉徴収あり)」を選択すると、証券会社が納税を代行してくれるため、面倒な確定申告が原則不要になります。
ステップ3:資金を入金する
口座が開設されたら、自分の銀行口座から証券口座へ資金を移動します。多くのネット証券では「即時入金」サービスがあり、振込手数料無料で即座に反映されます。
ステップ4:銘柄(企業)を探す
自分が応援したい企業や、知っている企業の名前をアプリの検索窓に入れてみましょう。
- 例:トヨタ自動車 (7203)、ソニーグループ (6758)、任天堂 (7974)
- ※数字4桁は「銘柄コード」と呼ばれます。
ステップ5:注文を出す
買いたい銘柄が決まったら、数量と価格を決めて注文ボタンを押すだけです。具体的な注文方法(指値・成行)については後述します。
「注文ボタン」を押す前に知っておくべき、2つの注文方法を解説します。
指値(さしね)注文
「〇〇円になったら買う」と価格を指定する方法です。
- メリット: 予想外の高値で買わされることがない。
- デメリット: その価格まで下がらないと、いつまでも買えない。
成行(なりゆき)注文
「いくらでもいいから、今すぐ買う」という方法です。
- メリット: 即座に取引が成立する。
- デメリット: 相場の変動が激しいとき、想定より高い価格で買ってしまうリスクがある。
アドバイス:初心者の方の購入の際は、まずは**「指値注文」**から始めることをおすすめします。自分のコントロールできる範囲で売買するのが、精神衛生上も良いでしょう。
おすすめの証券会社はここ!最適な証券会社 選ぶ5つのポイント
第5章:10万円以下で買える!少額投資のススメ
「株は100万円くらいないと始められない」というのは昔の話です。現在は**「単元未満株(ミニ株)」**というサービスが普及しています。
通常、日本株は100株単位(単元)で取引されます。株価が5,000円なら、最低50万円必要です。しかし、楽天証券の「かぶミニ」やSBI証券の「S株」を使えば、1株から購入可能、つまり5000円で1株を手に入れられます。
1株投資のメリット
- 5,000円で大企業の株主になれる: 少額なので、失敗してもダメージが少ない。
- 分散投資がしやすい: 10万円あれば、10社の株を1株ずつ持つことができ、リスクを分散できます。
- 配当金ももらえる: 1株保有でも、持分に応じた配当金がしっかり振り込まれます。
第6章:初心者におすすめの「銘柄選び」3つの基準
「どの株を買えばいいかわからない」という壁を突破するための、プロも実践する選び方を紹介します。
あなたが普段使っているiPhone(アップル)、よく行くカフェ(スターバックス)、毎日使う洗剤(花王)。「なぜ自分はこの商品を使っているのか?」という視点は、強力な投資判断材料になります。顧客として満足度が高い企業は、長期的に成長する可能性が高いからです。
持っているだけで定期的にお金(配当金)が入ってくる銘柄です。
配当利回り: 株価に対して年間いくらの配当が出るか(3.5%以上なら高水準)。
増配(ぞうはい): 毎年配当金を増やしている企業は、経営が安定している証拠です。
日本株特有の魅力が「株主優待」です。お米、クオカード、自社製品、食事券などがもらえます。
例:マクドナルド (2702) の食事券、オリエンタルランド (4661) のディズニー1デーパスポート(※保有数・期間による)。
株式投資で企業選びの視点は多岐にわたり、指標の分析などは自身の投資のスタイルなどでも違ってきます。四季報の分析やチャートのツールを使えるようになるとより成功率が高まります。
第7章:暴落に備える「リスク管理」の鉄則
投資に「絶対」はありません。しかし、大きな損を避けるための「ルール」は存在します。
1. 資金を分ける(アセットアロケーション)
生活費や、2〜3年以内に使う予定のあるお金(結婚資金、教育費など)で株を買ってはいけません。あくまで「なくなっても生活が破綻しない余裕資金」で行うのが鉄則です。
2. 時間を分散する(ドル・コスト平均法)
一度に全額を投資せず、毎月一定額を買い増していく手法です。
株価が高いときは少なく、安いときは多く買うことになるため、平均購入単価を下げることができます。
3. 損切り(ロスカット)の基準を持つ
「株価が買値から20%下がったら一度売る」といったルールをあらかじめ決めておきましょう。これをしないと、ズルズルと下がり続ける株を持ち続ける「塩漬け」状態になってしまいます。
第8章:2026年の注目テーマとこれからの展望
最新の市場動向を少しだけ覗いてみましょう。
- 生成AIの社会実装: 2023年から始まったAIブームは、2026年には「ツール」から「インフラ」へと進化しています。AIを活用して利益を爆発させている企業に注目です。
- 日本の高金利シフト: 長らく続いたゼロ金利政策が終わり、銀行株などの「金利上昇メリット銘柄」に資金が集まりやすくなっています。
- サステナビリティ: 脱炭素や環境配慮(ESG)はもはや常識。これに対応できない企業は投資対象から外される時代です。
第9章|株初心者でも安心して続けるコツ
定期的に振り返り、失敗や成功の要因を自分で省みることで以降の成功確率を上げます。
勉強と実践を並行する。金融知識はとても幅広く、実践だけでは知識は追いつかないことがほとんどでしょう。かといって勉強だけしていてもいつまでもスタートできない人も多くいます。実践と勉強を同時に行うことで自身の知識と経験を資産にすることができます。
焦らない。市場の動きは誰にも予測はできません。様々な局面を想定して、株価の動きに一喜一憂しないことが大切です。
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まとめ|株初心者の買い方は「正しい順番」がすべて
株初心者にとって最も大切なのは、
正しい知識
無理のない資金計画
正しい手順
です。
この記事で紹介した流れ通りに進めれば、「株は怖いもの」から「理解できるもの」へ変わるはずです。
まずは一歩、小さく始めてみてください。それが株式投資の第一歩です。株式投資は、単なる金儲けの手段ではありません。あなたが投じた資金が企業の活動を支え、新しい技術を生み、社会を豊かにします。そして、その対価としてあなたに利益が還元される。これこそが資本主義の健全なサイクルです。
まずは「証券口座の開設」という、誰にでもできる小さな一歩から始めてみてください。1年後のあなた、5年後のあなたは、今日行動を起こした自分に感謝しているはずでしょう。
次のステップとしておすすめのアクション
- まずはネット証券(SBIや楽天)のサイトを開いて、口座開設の手順を確認してみましょう!
投資の第一歩はとても勇気がいることですが、少しづつ実践を重ねてぜひノウハウを身に着けてほしいと思います
その際、独断におちいらず、実際に成功した個人投資家のノウハウをきちんと学んでみることが大切です。
私たちGFSには5万人を超える生徒が在籍し、2000以上の講義動画を好きなときに視聴して自由に投資の勉強をしています。
その中にはテンバガー探しの講義や、成功した投資家たちによる小型株投資の講義もいろいろあり、ノウハウをおしげもなく披露しています。興味のある方は、まずは投資の基本が無料で学べる下記の『GFS監修 投資の達人講座』を受講してみてください。
(注:本記事は一般的な投資教育を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資は自己責任で行ってください。)





