60歳で貯金1億円の割合は1%!?余裕ある老後を過ごすための5つの対策とは

老後1億

・60歳は貯金が1億円あったら、余裕のある老後をおくれるのだろうか
・60歳で貯金1億円がない場合はどうすればよいのだろうか

と思っている方もいるのではないでしょうか。
60歳で1億円の貯金を達成することは、多くの人にとって魅力的に思えますよね。

しかし、、、

投資信託協会からのデータ(60歳代以上の投資信託等に関するアンケート調査)によると

貯金が1億円ある世帯は60歳以上の人でわずか1%しかいません。

次のデータをご覧ください。

60歳で貯金1億円ある世帯は1%

投資信託協会からのデータによると、60歳で貯金が1億円ある世帯はわずか1%です。

引用:2022年(令和 4 年) 3 月60歳代以上の投資信託等に関するアンケート調査(投資信託協会)

また日本の60代の金融資産は平均2,499万円です。

             (グラフ:知るぽるとのデータを元に作成)

これをみていただくと、
60歳で貯金が1億円ある人のほうが圧倒的に少ないことがお分かりいただけると思います。


なので、もしも今あなたの貯金が1億円も無いことに、焦りや不安を感じているのなら心配ありません。
多くの60歳以上の世帯は1億円の貯金がないということなのですから。

将来の安心と豊かな老後のために、
今からできることをこの記事を通しておさえていきましょう!

その最初ステップとしておすすめなのが、
実際に60歳以降で必要な費用を事前にイメージしてみることです。
次の章をご覧ください。

 

60歳以降で必要な生活費は二人世帯で約25万円、単身世帯で約15万円

一般的に60歳以降で必要な生活費は、二人世帯で約25万円、単身世帯で約15万円必要です。
下記のデータは65歳以降となっていますが、60歳からでもほぼ同じくらいの生活費が必要になってくるでしょう。

引用:2023年(令和5年)の家計調査報告(家計収支編)

とはいえ、明確に必要な生活費は人それぞれ異なりますので、
データ上の金額はあくまでも参考にする程度にしておいたほうが良いです。
これよりも多い人もいれば、少なく済む人もいます。

例えば寿命は伸びていますし、物価も高騰していますよね。
そのようなこと
も加味して自分が必要な金額を算出できるようにしておくと安心です。

ここまでで、必要な生活費をイメージできましたか?

では、さらにここからは次のステップとして、

60代をお金に困らず過ごすために
今から気をつけたい6つの対策について解説します。

60歳以降お金に困らないように今からできる5つの対策

60歳を迎えると、定年退職や年金生活が現実のものとなり、収入源が限られてくることが多くなります。
そのため、今後の生活を安心して送るためには、早めにお金の管理や計画を立てることが非常に重要です。

ここでは、60歳以降にお金に困らないために今からできる5つの対策を解説します。
早めに準備を始めて、安心で豊かなシニアライフを目指しましょう。

  • 1.生活水準を上げない
  • 2.家計の見直しを行う
  • 3.突然の事故や病気へ備える
  • 4.いつまでどのくらい働けるのか確認しておく
  • 5.NISAやiDeCoなど将来に備えた投資を始める

1.生活水準を上げない

60歳以降になると退職や年金をもらう未来が見えてきます。できるだけ生活水準を上げることなく生活していきましょう。
なぜなら生活水準を上げてしまうと、退職後収入が下がったり、年金が思ったよりももらえなかった場合に、生活を続けるのが困難になる場合もあるからです。

できるだけ生活費を見直して生活水準を下げるということも視野に入れておきましょう。
結局は収入に対して月にいくらお金を使っているかで、今後の生活費が決まります。

筆者は30代後半ですが、現時点で上げた生活水準を下げるのは難しいなと実感しております。
ですので、見直せるなら60歳より前から自分の生活水準を見直したほうが良いなと感じました。

すでに60歳を迎えている人は、早めに自分の生活水準を見直しましょう。

2.家計の見直しを行う

一つ前の生活水準を上げないということにも繋がりますが、まずは家計を見直しましょう。
なぜなら無駄に使っている支出があるかもしれないからです。
そこを節約して貯金を増やすことで、老後の備えになります。

生活費は定期的に見直すことで、あの時は必要だったけど今は必要がない費用などが出てくる場合もあります。
毎月同じように出費していて、何年も見直していない費用などがあったらぜひ生活費の整理をしてみてください。

3.突然の事故や病気へ備える

年齢を重ねれば病気の確率も上がってきます。突然事故に遭う可能性もあります。
そういったときに、すでに貯金がたくさんあればしばらく働かなくても良いでしょう。
しかし貯金がない場合は、治療すらも受けられない可能性があります。

幸い日本は高額療養費制度がありますので、過度な心配は必要ありません。
が、夫婦などでどっちかがお世話をしないといけない場合などは、仕事を休んだりしないといけない可能性も…。
そうすると収入が途絶えることもあります。

ですので、早いうちから貯金の確認できるだけ健康でいるように心がけるなどをして、
突発的な事故や病気になっても困ることがないように備えておきましょう。

4.いつまで働けるのか確認しておく

60歳以降もいつまで働けるのか確認しておきましょう。
定年退職したあとも嘱託としてはたらけるのか、その場合はお給料も下がる場合がほとんどですからお給料もいくらか確認しておくのが大事です。

嘱託などで働けない場合は、次の就職先を見つけておくまたは探す準備をしておかなければなりません。
人生100年時代ですので、100歳まで生きるかもしれないと考えると、60歳以降あと40年もあります。
健康なうちはできるだけ働いて貯金も蓄えておいたほうが良いでしょう。

5.NISAやiDeCoなど将来に備えた投資を始める

老後の備えとして、現金の貯金だけでなく、NISAやiDeCoを使って投資をしておきましょう。
なぜなら現金の貯金だけではインフレにより実質目減りするからです。

NISAは運用益が非課税、iDeCoはNISAと同じように運用益が非課税プラス掛け金が全額所得控除にできます。

iDeCoは加入条件が70歳未満にまで引き上げられて、受給開始が75歳から可能になりました。
ですので60歳からiDeCoを始めても15年は運用ができるのです。

しかしNISAもiDeCoも投資になるので、元本保証はありません。iDeCoに関しては60歳まで引き出しはできません
60歳以降からはじめる場合は、最低でも5年の運用をしてから、つまり65歳まで運用すれば引き出せます。

NISAもiDeCoも行う際には商品選びをしっかり行うことと、できれば10年以上の長期運用ができれば、利益が増える可能性が高まります。


上記5つの対策を今から少しずつ、できるところから始めてみてください。
老後のお金の不安について、モヤモヤしていた部分が次第にクリアになってくるはずです。

…と、本来はここで話は終わるところなのですが、
ここまで読んでいただいた方の中には、

「そうは言っても60代で貯金1億円欲しい!」
「貯金1億とは言わずとも、せめて5000万程度の老後資金は準備したい…」

という方もいらっしゃると思います。

その気持ち、わかります。
やはり、貯金はあればあるほどに安心ですよね。

そこで!

ここまで読んでいただいた方のために、
貯金1億円を作るヒントを最後に少しだけご紹介したいと思います。

【おまけ】貯金1億円を作るヒント

 

結論からいうと、貯金1億円を作るヒント、
「資産運用」をなるべく早期に始めることに他なりません。

なぜなら、単純に預貯金だけで貯金1億円を達成することは実質不可能だからです。

例えば、定年まで働いた場合の生涯年収は、
大学・大学院卒の男性で2.7億円、
大学・大学院卒女性で2.2億円です。
(出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計―労働統計加工指標集―2021」)

1億円を貯めるには単純に考えると給料の半分を貯めることになり、
かなりハードルの高いことなのは目に見えています。

貯金1億円を達成するためには、
上手に貯金したお金を運用して増やすことが不可欠と言えるでしょう。

※逆に資産運用さえ成功すれば、
一般的な会社員でも貯金1億円や、それに近い貯金額を達成している方は数多くいらっしゃいます。

貯金1億円に一発逆転はない!資産運用を身に着けるならプロに学ぶことがオススメ

 

実は貯金1億円を貯めている人に一発逆転的な短期投資で利益を上げている人はほとんどいません。
どちらかというと、
貯金1億円を貯められる人の多くは、長期的にコツコツと資産形成をして成果を出しています。

とはいえ、投資の勉強をすることなしに積立投資などで成果をあげることは難しいといえます。

投資信託はプロが運用してくれるとはいえ、任せっきりでは投資信託を販売する会社にとって都合のいい商品を押し付けられることも少なくないからです。
また、投資はむやみに投資をして儲かるというものでもありません。

貯金1億円を達成するためには、投資を勉強し投資のスキルを身に着けることをオススメします。
投資のスキルを身に着けることで効率的に成果を上げていくことができます。

投資のスキルを身に着けるためには、
プロから学ぶことがオススメです。

独学で学ぶよりもずっと効率的に
実践的な投資の知識やスキルを身に着けることができます。

例えば、弊社の運営するGFS(グローバルファイナンシャルスクール)では、
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まとめ

いかがでしたでしょうか。
60歳で貯金1億円ある人はそこまで多くないということがわかっていただけたかと思います。
お金はあればあるだけ、生活にも精神的にも余裕が出ますし、蓄えておくにこしたことはありません。
しかし現金の貯金だけでは、大きく増やしていくのは中々難しいです。

ですので投資も併用することもおすすめします。
といっても、投資は元本保証ではありませんので、
しっかりと勉強することは必要不可欠です。

何から勉強するか迷ったら、
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