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この記事を読んでいるあなたは、
・友人が株を始めて儲かっているらしい
・将来の資産形成が給料だけで不安。株をやってみたい。
など、株式投資について興味がある方ではないでしょうか。
しかし始めようとしても「そもそもどうやって株を買うのか分からない」という方が多いと思います。
そんな方のために、こちらの記事では全く株の知識がなくても「株の買い方」が完全に理解できるように分かりやすく説明していきます。また、実践例を交えてオススメの買い方などもご紹介します。
この記事を読んだあなたが、実際に株を買えるようににアドバイスしていきます。
ぜひ本記事を見ながらひとつずつ進めて実際に株を買ってみてください!
目次
株を買うための2つの準備
本章では、株を買うための以下2つの準備について解説します。
- 証券口座の開設を行う
- 銀行口座から証券口座へ入金を行う
証券口座の開設を行う
まず株を買うためには、証券口座を開設する必要があります。
銀行口座を持っている方は多いと思いますが、株の売買は証券口座でなければ行えません。銀行口座は預金などを保有するためのものですが、証券口座は株式など金融商品の保有や投資を行うために必要な口座です。
なお、実際の証券口座の開設方法は下記をご参照ください。ここでは個人投資家に人気なSBI証券と楽天証券を載せておきます。
■SBI証券の口座開設手順HP
https://go.sbisec.co.jp/account/sogoflow_01.html?id=id01
■楽天証券の口座開設手順HP
https://www.rakuten-sec.co.jp/smartphone/account.html
銀行口座から証券口座へ入金を行う
証券口座を開設した後は、株を買うために銀行口座にあるお金を証券口座へ入金する必要があります。
証券口座への入金は、銀行振込やクレジットカード・電子マネーなど様々な方法で行うことができます。ご自身の投資戦略に応じて、適切な時期や金額で証券口座への入金を行うことが大切です。
実際の証券口座への入金手順は下記をご参照ください。
■SBI証券の入金手順HP
https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/help/inout_02_01.html
■楽天証券の入金手順HP
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/service/pay/
入金から株を買うまでの流れ
ここからは「入金」から「株を買う」までの流れをご説明します(楽天証券の場合)。
まずは入金について、以下の順番でご説明します。
入金
- 楽天証券TOPページにある「入金」を押す
- 銀行口座を選択する画面になったら自分の口座がある銀行を選ぶ
- 銀行口座から証券口座へ入金したい金額を入力して「確認する」を押す
- 確認欄にチェックをしてから「振込手続きをする」を押す
それぞれ画像つきで説明していきます。
1.まずは楽天証券のTOPページにある「入金」を押します(紫矢印)
2.銀行口座を選択する画面に推移するので、自分の口座がある銀行を選びます。
3.銀行口座から証券口座へ入金したい金額を入力し「確認する」を押します
4.最後に確認欄にチェックを押し「振込手続きをする」を押して入金完了です
続いて株を買うまでについて、以下の順番でご説明します。
株を買う
- 楽天証券TOPページから国内株式を選択する
- 推移した画面で買いたい銘柄を検索する
- 買いたい銘柄の情報ページが表示されたら「買い注文」を押す
- 必要箇所を入力して「注文」を押す
それぞれ画像つきで説明していきます。
1.まずはTOPページから国内株式を選択します
2.推移した画面で買いたい銘柄を検索します(今回は例としてトヨタ自動車)
3.買いたい銘柄の情報ページが表示されるので「買い注文」を押します
4.必要箇所(紫線)を入力し最後に「注文」を押せば完了です
※上記画像内の「価格」列にある「指値」と「成行」の違いは、次の章で解説します。
※取引暗証番号は口座開設の際にご自身で設定いただく番号になります。
株の基本的な買い方3選
続いて本章では、以下株の基本的なの買い方3つをご紹介します。どれも代表的な買い方になります。
- 指値注文
- 成行注文
- 逆指値注文
これらの買い方を使いこなせるようになれば便利ですのでぜひご参照ください。
指値注文
株の基本的な買い方一つ目は、指値注文です。
株の指値注文とは、投資家が特定の株の価格に対して、自分が買いたい(売りたい)と思う値段を指定して注文を出す方法です。注文が出された後、株価が指定した価格に達した場合に約定して取引が行われます。
指値注文を出すことで投資家は自分の希望する価格で取引を行うことが可能ですが、約定しない場合は未約定となり、そのまま注文がキャンセルされることもあります。
指値注文は、現在の市場価格とは異なる価格(自分の希望する価格)で株を取引したい場合に使われることが多いです。
・自分が望む目標価格での売買を行うことができる。買いたい価格を指定できる指値注文では、買いたい株価を事前に指定できるため。
・市場の動きに柔軟に対応することができる。コントロール感がある指値注文は、投資家が自身の投資戦略に基づいて株価を設定できるため。
・注文が市場で約定される保証がない。約定リスクがある指値注文では、指定した価格に達しなければ約定されないため。特に株価の急な変動がある場合、注文が成立しない可能性がある。
成行注文
株の基本的な買い方二つ目は、成行注文です。
株の成行注文とは、投資家ができるだけ早く株を買いたい(売りたい)という意思で注文を出す方法です。成行注文が出された後、注文が市場で即座に約定されます。ただし約定される価格は注文が出された時点での市場価格に依存するため、指定した価格とは異なることがあります。
成行注文は、取引をスピーディーに行いたい場合や注文量が多くて執行の確実性を重視する場合に使用されます。一方で、市場の値動きが激しい場合や注文量が多い場合に、成行注文の約定価格が予測しづらくなるリスクがあるため注意が必要です。
・成行注文であれば指定価格では注文が成立しづらい場合でも、即座に最適な価格で約定できる。株価の変動が多くても約定できる株価の変動が活発な場合、指値注文では狙った価格で約定せずに株価が上がっていってしまうことがある。
・注文価格が不確定な成行注文では、注文が成立する価格を事前に指定することはできない。したがって市場での実際の取引価格とは異なる場合がある。注文価格を予測することが困難であり、予期しない価格で約定する可能性もある。
逆指値注文
株の基本的な買い方三つ目は、逆指値注文です。
株の逆指値注文とは、指定した価格に達した場合に自動的に売買注文が出される方法です。
「指定した株価より高くなったら買い」「指定した株価より安くなったら売り」の注文を自動的に発注することが可能です。例えば今狙っている株があったとして、その株の株価が「◯◯円まで上げたら、もっと上がると思うから買いたい」と思った時に使用することができます。
逆指値注文の主な利点は、細かい価格変動を確実にキャッチすることができることです。これは投資家が株価の動きを監視する必要がなく自動的に売買注文が出されるからです。株価上昇に勢いがついている時に相場を見れなくても自動で買い注文を発注してくれます。
・株価の動き次第ではトリガー価格にならず、注文が発注されないという可能性もある。指定した株価にならないと注文が発注されない逆指値注文は「株価が◯◯以上になったら買い」「株価が◯◯以下になったら売り」というトリガーになる価格を設定するため。
実践別オススメの買い方3選
最後に、実践的オススメの買い方について解説します。オススメの買い方は以下3つです。
株価にとって好材料になるニュースや決算が出た翌日に成行注文で買う
日中に株価を見ながら少しでも有利な価格で指値注文で買う
株価の上値抜けを狙い逆指値注文で買う
株価にとって好材料になるニュースや決算が出た翌日に成行注文で買う
オススメの買い方一つ目は、株価にとって好材料になるニュースや決算が出た翌日に成行注文で買う方法です。
成行注文は前述した通り、注文が出された時点での市場価格で即座に約定するため、指値注文をしている人よりも優先して注文を約定させることが可能です。
細かい株価の値幅は気にせず、とにかく人より早く株を買いたい場合は成行注文がオススメです。
株価にポジティブな決算やニュースなどが夜に出た場合、次の日の株価は上がりやすいです。
もちろん株価が上がった後に一旦下げる値動きになることもありますが、長期的に見て上がっていくと予想するならば、一旦の下げが来ることを恐れずに株をいち早く株を買った方が良いです。このパターンの場合、少しでも安く買おうと指値注文で買いのタイミングを計っていると、その隙にドンドン株価が上がっていってしまい、せっかく上がる株を買えずに乗り遅れることがあります。一旦の下げが来ても長期的には株価が上昇すると見込むのであれば成行注文で確実に株を買ったほうが良いです。
具体例を出すと、下記は名村造船所の決算後の株価チャートです。決算発表翌日に大きく株価が上昇し成行で買えば、途中で上げ下げがあっても結果的に儲かったことになります。
このように好材料になるニュースや決算が出た翌日に成行で株を買っても儲かる株もあります。
■この買い方がオススメの人
・場中は仕事で相場を見れないが、買いたい株が決まっている人
■注意点
・株を高値掴みになりやすいため、好材料で買った株がダラダラ下がるようなら損切りをしっかり行いましょう。
日中に株価を見ながら少しでも有利な価格で指値注文で買う
オススメの買い方二つ目は、日中に株価を見ながら少しでも有利な価格で指値注文で買う方法です。
日中の株価を監視しておいて、少しでも安く株を買うことを狙いたい人は指値注文を使うことがオススメです。日中に株価を見ながら希望の価格で指値注文を入れておいてより有利な価格で株を買いましょう。
具体例として、下記は日産自動車のチャートです。朝に成行注文を入れておけば緑の部分で約定しますが、日中に株価を監視しておいて、成行注文より安い場所で買うことが指値注文では可能です。
ただし、指値注文でタイミングを狙うのは難易度が高めです。安くなったから買ったら更に株価が下がる可能性もあります。株価が下げ止まらないようであれば損切りも行いましょう。
■この買い方がオススメの人
・場中に相場を見れて自分で希望の価格を狙ってエントリーしたい人
・すでに買いたい価格が決まっている人
■注意点
・株価が希望の価格にならなくて注文しても約定しないことがあります
株価の上値抜けを狙い逆指値注文で買う
オススメの買い方三つ目は、株価の上値抜けを狙い逆指値注文で買う方法です。
逆指値注文で買う場合は、株価の直近の高値を上値を抜けた時に使用するのがオススメです。具体例としてトヨタ自動車のチャートでご説明します。下のチャートをご覧ください。
8月2日に2500円をつけた株価が1回下がり、その後再度上昇してきて2500円を抜きそうになっています。この場合は直近の高値(8月2日の2500円)を上に抜けたら更に株価に勢いがつく可能性があります。ですから「株価が2500円になったら買い」という逆指値注文を入れておくのがオススメです。
■この買い方がオススメの人
・チャートを利用して取引したい人
・株価の勢いを利用して取引したい人
■注意点
・株価が上抜けした瞬間に勢いが続かず下落してしまう可能性もあります。その場合は損切りを行いましょう。
株の買い方で寄せられる5つのQ&A
本章では、株の買い方で寄せられる質問にお答えします。
株価は1単元100株です。つまり株価✖️100の数字が最低購入金額になります。例えば500円の株は500✖️100で50000円が最低購入金額です。
また、証券会社によっては100単元未満で株を購入できるサービスもあります。ただし、このサービスは向いてる人と向いていない人がいるため関連記事である「ミニ株オススメしないは本当か?投資家が考える向いていない人の特徴」をご参照ください。
初心者には現物取引をオススメします。
現物取引とは、株式と現金を交換することで行われる通常の取引のことです。信用取引とは、現金や株式を担保として証券会社に預けて、証券会社からお金を借りて株式を買うことができる取引のことです。
信用取引では自身が持っている現金の3倍の資金を借りて取引することができます。ただし、もし仮に3倍の資金で取引した場合、儲かる時は自身の資金の3倍儲かりますが、損する時も3倍損します。そのため初心者には非常に危険なので現物取引をオススメします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は株の買い方についてご紹介しました。
本記事をご覧になったあなたが株の買い方の基本を理解して、実際に株式投資を実践できるようになれば幸いです。
最後におさらいをしましょう。
- 証券口座の開設を行う
- 銀行口座から証券口座へ入金を行う
1.指値注文
▶️メリット
・買いたい価格を指定できる
・コントロール感がある
▶️デメリット
・約定リスクがある
2.成行注文
▶️メリット
・約定が確実で早い
・株価の変動が多くても約定できる
▶️デメリット
・注文価格が不確定
3.逆指値注文
▶️メリット
・買い時を逃さないように注文を予約できる
▶️デメリット
・指定した株価にならないと注文が発注されない
2.日中に株価を見ながら少しでも有利な価格で指値注文で買う
3.株価の上値抜けを狙い逆指値注文で買う
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