
いま見ておきたい銘柄とその理由を整理する
第1章 はじめに:この記事は「おすすめ銘柄」ではなく、「いま市場がどこを見ているか」を整理するためのもの
最初にはっきり書いておきます。
この記事は、投資を勧めるためのものではありません。
また、売買を推奨する記事でもありません。
ここで書くのは、現時点で注目している日経平均採用銘柄と、その理由を個人の意見として整理したものです。
その前提を置いたうえで、今の日本株市場を一言で表すなら、
「日経平均は強いが、相場を押し上げている銘柄はかなり偏っている」
です。
実際、日経平均は4月23日に一時60,000を上回りましたが、その後は利益確定売りで失速し、終値は59,140.23でした。ロイターは、この戻りを支えたのがSoftBank GroupやAdvantestのようなAI関連の限られた大型株だったと報じています。また、東証プライム全体では約75%の銘柄が下落しており、指数の強さと市場全体の広がりには温度差がありました。
さらに、4月18日までの1週間には、外国人投資家が日本株を2.38兆円買い越しました。前の週には3.94兆円の買い越しがあり、2週連続で大きな資金流入が続いています。ロイターは、その背景として中東情勢の改善期待とAI関連株の上昇を挙げており、SoftBank Groupはその週に19.83%、Advantestは**11.52%**上昇したと報じています。
つまり、現時点の日本株を見るうえで大事なのは、
「日経平均が高いから全部強い」
と雑に見ることではありません。
むしろ、どの銘柄に資金が集中しているのか、なぜそこに買いが集まっているのか、そしてその勢いにどんな裏付けとリスクがあるのかを見た方が実態に近いです。
加えて、J.P. Morganは4月22日に日経平均の年末見通しを70,000へ引き上げましたが、同時に足元の相場には過熱感もあると示唆しています。つまり、強気材料と警戒材料が同時にあるのが今の相場です。
そこで今回は、私が現時点で注目している日経平均採用銘柄を5つに絞ります。
選んだのは、次の5銘柄です。
ソフトバンクグループ
アドバンテスト
東京エレクトロン
DISCO
ファーストリテイリング
意図的に、AI・半導体の主力4銘柄と、それとは違う軸で注目できる1銘柄を混ぜています。
理由は簡単で、いまの日本株はAI関連が相場の中心にある一方で、AIだけ見ていると相場全体のバランスを見失いやすいからです。
この5社を並べると、今の日本株市場がどこに期待し、どこにリスクを抱えているのかがかなり見えやすくなります。
この記事では、それぞれの会社について、
なぜいま注目に値すると私が見ているのか
を、できるだけ断定的に、遠回しな推量を抑えて整理していきます。
ただし繰り返しますが、これはあくまで個人の見方です。
「買うべきだ」と言うつもりはありません。
むしろ、いま市場が何を重視しているのかを読み解くための整理として読んでいただくのが一番合っています。
第2章 いまの日本株をどう見るか──「指数は強いが、物色はかなり偏っている」
個別銘柄に入る前に、現時点の相場認識を整理しておきます。
これを押さえておかないと、個別株の強さを必要以上に大きく見てしまいやすいからです。
まず事実として、足元の日経平均は非常に強いです。
4月23日には一時60,000を突破し、その水準は日本株にとってかなり象徴的でした。
ただし、ロイターが伝えているように、その日の相場は途中から利益確定売りに押されて終値では60,000を維持できませんでした。
この値動きが示しているのは、相場に勢いはあるが、その勢いを市場参加者全員が無条件で信じているわけではないということです。
加えて重要なのが、上昇の中身です。
ロイターは今回の戻りを「AI関連の限られた銘柄が押し上げた相場」と表現しており、特にSoftBank GroupやAdvantestの存在感が大きかったと報じています。
これはかなり大事です。
指数が強い時でも、実際には一部の大型株が引っ張っているだけ、ということはよくあります。
その場合、指数だけを見て
「日本株全体が盤石だ」
と判断すると、現実を見誤りやすいです。
現に、4月23日は東証プライム全体で下落銘柄が多数派でした。
では、なぜその一部の銘柄に資金が集まるのか。
ここで効いているのが、
AI投資ブーム
と
海外マネーの流入
です。
ロイターは、4月18日までの週に外国人投資家が日本株を2.38兆円買い越したと報じ、その背景に中東情勢の緩和期待とAI関連株の上昇を挙げました。
前の週も3.94兆円の買い越しがあったため、資金の入り方はかなり強いです。
この外部資金が、値がさのハイテク株やAI関連株に集中し、日経平均を強く押し上げています。
一方で、この構図には明確な弱点もあります。
物色が偏る相場は、強い間は非常に強いですが、逆回転した時も速いです。
実際、ロイターは4月23日の記事で、AI関連株に支えられた今回の上昇がかなり限られた銘柄によるものだったこと、そしてNT倍率が過去最高圏にあることを伝えています。
これは、「日経平均の上昇」と「相場全体の厚み」が一致していないことを意味します。
だから、今の相場で個別銘柄を見るなら、
強い銘柄の理由をきちんと把握し、その強さが何に支えられているのかを見ないといけない
ということになります。
そのうえで、私が現時点で注目しているのは、
強さにファンダメンタルズの裏付けがある銘柄
です。
単に短期で騰がったからではありません。
業績見通しが引き上げられている、AI需要の本流に乗っている、設備投資や受注が伸びている、自社株買いのような株主還元もある。
そうした複数の材料が重なっているかどうかを重視して見ています。
この基準で選ぶと、今は自然と半導体・AIの周辺に注目が集まります。
そして、その集中ぶりそのものも、今の日本株を理解するための重要なヒントになります。
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第3章 注目株① ソフトバンクグループ──日本株のAIレバレッジ銘柄としての存在感
最初に挙げるのは、ソフトバンクグループです。
いまの日本株を語るなら、この会社を外すことはできません。
理由は明確で、日本株の中で最も“AI期待”を価格に強く乗せている大型株のひとつだからです。
まず足元の値動きそのものが強いです。
ロイターは、4月18日までの1週間でSoftBank Groupの株価が**19.83%**上昇したと報じています。
これは同期間の日本株の中でもかなり目立つ動きであり、外国人投資家の買い越しが日本株全体に入る中で、AI関連の象徴として資金を集めた形です。
この強さの背景にあるのは、OpenAIとの結びつきです。
ロイターは3月27日、ソフトバンクグループがOpenAI向け投資と一般資金需要のために400億ドルのブリッジローンを確保したと報じました。
さらに、Vision Fund 2を通じてOpenAIに300億ドルを投資するコミットメントがあると伝えています。
また4月23日には、Bloomberg報道ベースで、OpenAI持ち分を担保にした100億ドル規模のマージンローンを模索しているとロイターが伝えました。
つまり市場は、ソフトバンクを単なる投資会社ではなく、AIへの資本投下を極端なまでに加速させている会社として見ています。
私は、ソフトバンクグループを「いまの日本株の空気を最も映す銘柄のひとつ」と見ています。
なぜなら、この会社には
OpenAIへの巨額投資
Armを通じた半導体戦略
AIインフラ投資への関与
という、いま市場が最も好むテーマが詰まっているからです。
AI期待が高まる時、この会社は指数以上に強く買われやすいです。
実際、ロイターは3月31日に、孫正義氏のソフトバンク帝国が年末までにOpenAIへ650億ドルの自己資本を入れる見通しだとするBreakingviews記事を配信しており、市場でも「AIチェーンの中心にいるプレイヤー」として扱われています。
ただし、ここには明確な注意点もあります。
ソフトバンクのAI戦略は、期待が大きい一方で、資金調達依存度も高いです。
ロイターが伝える40億ドル、100億ドル規模の借入やローンの話は、そのまま「レバレッジの強さ」を意味します。
つまり、上昇局面では非常に強いが、AI期待や資金市場の環境が崩れると反動も大きい。
この特徴ははっきりしています。
それでも現時点で注目株に入れる理由は、
今の日本株市場でAI期待がどこに集中しているかを見るうえで、ソフトバンクは最重要級の観測点だから
です。
買いかどうかは別として、今の相場の熱を測るには必ず見ておきたい銘柄です。
第4章 注目株② アドバンテスト──AI半導体需要を業績で受け止めている日本代表
次に挙げるのは、アドバンテストです。
ソフトバンクが「AI期待を乗せる銘柄」だとすれば、アドバンテストは
AI需要を実際の業績に落とし込めている日本株
として注目しています。
ロイターは1月28日、アドバンテストが2026年3月期の営業利益見通しを21.4%引き上げて4,540億円にしたと報じました。
加えて、10〜12月期の営業利益は64%増の1,136億円、売上高も過去最高でした。
背景にあるのは、AI向け半導体需要の拡大による半導体テスト装置需要の強さです。
この会社は、NVIDIA向けの供給網でも重要な位置にいるため、AIデータセンター投資が続くほど恩恵を受けやすい構造があります。
そして、足元の株価の強さも市場全体で認識されています。
ロイターは4月23日、4月18日までの1週間でアドバンテスト株が11.52%上昇したと報じました。
さらに、日経平均が60,000を試した局面でも、ロイターはSoftBank Groupとともにアドバンテストを相場押し上げの中心に挙げています。
つまりこの銘柄は、
期待先行で買われているだけでなく、実際の業績の上方修正と市場の資金集中が同時に起きている
のです。
私がアドバンテストを高く見る理由は、AIテーマの中でも
「GPUや先端半導体が増えるほど必要になる工程」にいる
からです。
AI相場ではどうしてもNVIDIAやTSMCのような目立つ名前に注目が集まります。
でも、半導体は作るだけでは終わりません。
高性能になればなるほど、テスト工程の重要性は上がります。
その意味で、アドバンテストはAIブームの“地味だが不可欠な部分”を押さえています。
このポジションはかなり強いです。
もちろん、リスクがないわけではありません。
半導体設備投資には波がありますし、AI需要が市場の期待ほど伸びない局面では、関連銘柄全体がまとめて調整されやすいです。
ただ、現時点では「AIデータセンター投資が続くなら、どこが業績で受け止めやすいか」という問いに対して、アドバンテストはかなり答えが明確な銘柄です。
その意味で、私はこの銘柄を“いまの日本株のAI本流銘柄”として見ています。
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第5章 注目株③ 東京エレクトロン──半導体設備投資の王道として外せない
3つ目は東京エレクトロンです。
半導体関連を見るなら、この会社は外せません。
理由は単純で、AI向け半導体投資が増えるほど、製造装置の需要も伸びやすいからです。
アドバンテストが「検査」の本命なら、東京エレクトロンは「製造装置」の本命です。
ロイターは2月6日、東京エレクトロンが2026年3月期の純利益予想を12.7%引き上げて5,500億円にしたと報じました。
同時に、最大1,500億円、750万株までの自社株買いも発表しています。
この組み合わせはかなり強いです。
業績見通しの引き上げに加え、株主還元も明確に打ち出しているからです。
東京エレクトロンを注目銘柄に入れる理由は、AI相場を
「半導体の需要増」だけでなく「工場で何が必要になるか」まで見られる銘柄
だからです。
半導体ブームがあっても、製造装置投資が伴わなければ業界全体は伸びません。
反対に、製造装置企業が強い時は、業界の設備投資サイクルが本当に動いていることを示しやすいです。
その意味で、東京エレクトロンの業績見通し引き上げは、AIブームの裾野の広さを示すシグナルとしてかなり重要です。
加えて、東京エレクトロンは日本株の中でも、海外投資家が
「日本のAI・半導体代表銘柄」として見やすい会社です。
ソフトバンクが資本市場のAIテーマ、アドバンテストが検査工程なら、東京エレクトロンは製造設備そのもの。
これで日本株のAIチェーンがかなり見えてきます。
ロイターは4月23日の市場記事でも、SoftBankやAdvantestの名前ほど強くは出していないものの、当日の朝方には東京エレクトロンなどのテック株が相場上昇に寄与していたと伝えています。
私は、東京エレクトロンを「熱狂しすぎないAI銘柄」として見ています。
もちろん値動きは大きいです。
でも、この会社の魅力は、単なる生成AI人気ではなく、
半導体産業の設備投資そのものに連動していること
にあります。
AIだけでなく、先端ロジックやメモリー投資全体の流れも読みやすい。
だから、短期のテーマ株というより、今の日本株の本丸を確認するための銘柄として価値があります。
第6章 注目株④ DISCO──生成AI需要を“出荷額”で確認できる実務派銘柄
4つ目はDISCOです。
この会社は、半導体を切る、削る、磨くといった精密加工装置に強い会社で、一般の知名度では東京エレクトロンやアドバンテストほど高くないかもしれません。
ただ、現時点での注目度という意味では非常に面白い存在です。
ロイターは4月6日、DISCOが2026年1〜3月期の出荷額を発表し、981億円で過去最高になったと報じました。
前年同期比では28.2%増、前四半期比でも9%増です。
会社側は、この増加の背景として生成AI向けの需要の強さを挙げています。
つまり、この会社はAI関連の追い風を、かなりストレートに数字へ反映できているわけです。
私がDISCOを注目銘柄に入れる理由は、
AI相場の恩恵を受けていることが、出荷額という分かりやすい指標で確認できる
からです。
株式市場では、テーマ性だけで株価が動く銘柄が多いです。
でもDISCOは、テーマだけではなく、装置の出荷という現実の数字がついてきています。
この“実務で裏付けが取れる感じ”はとても強いです。
さらに、会社自身の発信でも、生成AIを背景に高性能メモリーや先端ロジック向けの投資が続いていることに触れています。
Reutersではありませんが、DISCOの3月2日のリリースでは、生成AI需要に支えられて高性能メモリーや先端ロジック向け投資が継続していると説明しています。
ただ、この記事では主にロイターの事実ベースに寄せると、やはり重要なのは過去最高の出荷額です。
この数字が出ている以上、私はDISCOを現時点の日本株AIサプライチェーンの有力観測点と見ます。
一方で、DISCOはかなり値動きが荒い銘柄でもあります。
設備投資サイクルの影響を強く受けますし、期待が高いぶん失望売りも出やすい。
その意味で、初心者にとって“買いやすい銘柄”とは言いません。
ただ、
いま何が本当に伸びているのかを見る銘柄
としては非常に優秀です。
私にとってDISCOは、「AIブームが現場の加工装置まで届いている」と確認するための銘柄です。
第7章 注目株⑤ ファーストリテイリング──AI一辺倒の相場で、あえて見る価値がある非AI主力株
最後は少し色を変えて、ファーストリテイリングです。
ここまでAI・半導体の4銘柄を並べてきましたが、あえてこの会社を入れる理由があります。
それは、今の日本株がAI一辺倒になっている中で、AI以外で業績の強さを確認できる代表格だからです。
ロイターは4月9日、ファーストリテイリングの2026年8月期第2四半期の営業利益が29.4%増の1,898億円だったと報じました。
市場予想の1,616億円を大きく上回り、通期営業利益見通しも7,000億円へ引き上げています。
これは5年連続の過去最高益見通しです。
記事では、北米と欧州で2022年以降、売上が30~50%の年率で伸びてきたことも紹介されており、海外展開の強さが明確です。
さらに、東京市場での株価は2026年に入ってから18%上昇していると伝えられています。
私がファーストリテイリングをいま注目銘柄に入れる理由は、
“AIテーマがなくても、業績の強さで評価される日経主力株”
だからです。
いまの日本株は、AI関連の強さばかりに目が向きやすいです。
でも、相場全体を安定して見るには、AI以外の大型株でどこに実力があるのかも見た方がいい。
そのとき、ファーストリテイリングはかなり分かりやすいです。
ユニクロという強いブランドを軸に、海外成長を実際の利益で示しているからです。
もちろん、リスクもあります。
ロイターは同じ記事で、中東情勢による原油高がポリエステルなどの供給網に影響しうること、中国市場の消費鈍化が重しになっていることにも触れています。
つまり、AI株とは違う形で、景気、原材料、地政学の影響を受ける銘柄です。
それでも、今の日本株を見るうえで、
「AI相場とは別の軸で、しっかり業績を積み上げている大型株」
としてファーストリテイリングは外しにくいです。
私は、相場がAI関連に偏っている時ほど、こういう会社を並べて見る価値があると考えています。
そうしないと、
「日本株=AIだけ」
という見方になりやすいからです。
実際には、指数の中にはAI主導株もあれば、グローバル消費成長を取り込む会社もある。
その対比を見るだけでも、相場の理解はかなり深くなります。
第8章 結局、現時点で何をどう見るべきか──私の整理
ここまで5銘柄を見てきました。
私の整理をかなりシンプルに書くと、現時点ではこうです。
まず、今の日本株の中心はAI関連です。
これはもうかなりはっきりしています。
ソフトバンクグループ、アドバンテスト、東京エレクトロン、DISCO。
この4社を見るだけでも、今の相場がどこに期待をかけているのかはかなり分かります。
ロイターが繰り返し報じている通り、外国人資金の流入も含めて、AI関連が日経平均を引っ張っているのは事実です。
ただし、ここで気をつけたいのは、
相場の主役であることと、無条件に安全であることは別
だという点です。
AI関連は今の本流ですが、本流であるほど期待も大きい。
期待が大きいということは、資金が集まりやすい一方で、少しの失望でも大きく揺れやすいということです。
その意味で、私はいまの日本株を
「強いが、かなり偏っている」
と見ています。
この温度感が大切です。
そのうえで、ファーストリテイリングのような非AI大型株もあわせて見る価値があります。
なぜなら、相場の本流がどれだけAIに偏っていても、結局企業価値を支えるのは利益の持続力だからです。
AIは市場テーマとして強い。
でも、AI以外でしっかり利益を伸ばしている会社があるなら、その存在も相場全体を読むうえで重要です。
私はその意味で、今の注目株をAI関連だけに閉じないようにしています。
もう一つ付け加えるなら、現時点では
「何が上がるか」より「なぜその銘柄に資金が集まっているのか」
を見る方がずっと大事です。
ソフトバンクにはAI資本投下の物語、アドバンテストにはAI向け検査需要、東京エレクトロンには設備投資、DISCOには出荷額という数字、ファーストリテイリングには海外成長と利益の実績。
この“理由”が明確な銘柄は、少なくとも見ておく価値があります。
一方で、「なんとなく上がっているから」という理由しかない銘柄は、今の偏った相場では特に危ういです。
第9章 まとめ:現時点の注目日経株は、「いま相場が何を評価しているか」を教えてくれる
最後にもう一度整理します。
現時点で私が注目している日経平均採用銘柄は、次の5つです。
ソフトバンクグループ
アドバンテスト
東京エレクトロン
DISCO
ファーストリテイリング
このうち前半4社は、いまの日本株市場がAI・半導体テーマにいかに強く反応しているかを映す銘柄です。
ソフトバンクグループはAI資本市場の象徴、アドバンテストは検査工程、東京エレクトロンは製造装置、DISCOは加工装置。
それぞれ役割は違いますが、全部いまの相場の本流にいます。
一方で、ファーストリテイリングはAI一辺倒の相場の中で、利益成長そのもので評価される非AI主力株として見ています。
こういう銘柄を一緒に並べると、相場の偏りと、それでもなお残る企業実力の軸が両方見えやすくなります。
あらためて書きますが、この記事は推奨ではありません。
私は「この銘柄を買うべきだ」と言っているのではなく、
いま日本株市場がどのテーマと業績を評価しているかを、個人の見方として整理しているだけです。
その意味で、この記事の価値は、売買判断よりも
相場の地図を描くこと
にあります。
いまの日本株は強いです。
ただ、強さの中身を見るとかなり偏っています。
だからこそ、指数の数字だけでなく、
「誰がその指数を押し上げているのか」
「その強さには業績の裏付けがあるのか」
を確認することが大切です。
現時点の注目日経株を見る意味は、まさにそこにあります。
【重要】免責事項
投資判断の最終責任: 本記事で紹介している銘柄やセクター、分析内容は、情報提供および学習の啓発のみを目的としており、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終決定は、必ずご自身の判断と責任で行ってください。
成果の非保証: 過去のデータや予測は、将来の投資成果を保証するものではありません。市場環境の変化により、資産が減少するリスクがあります。
情報の正確性: 2026年時点の情報に基づき作成されていますが、その正確性や完全性を保証するものではありません。最新の業績やニュースは、必ず各企業のIRサイトや一次資料でご確認ください。
損失の補償: 本記事の内容に基づいて被ったいかなる損害(直接的・間接的を問わず)についても、筆者は一切の責任を負いません。
監修者:市川雄一郎
GFS校長。CFP®。1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)。日本FP協会会員。日本FP学会会員。 グロービス経営大学院修了(MBA/経営学修士)。
日本のFPの先駆者として資産運用の啓蒙に従事。ソフトバンクグループが創設した私立サイバー大学で教鞭を執るほか、講演依頼、メディア出演も多数。著書に「投資で利益を出している人たちが大事にしている 45の教え」(日本経済新聞出版)
公式X アカウント 市川雄一郎@お金の学校 校長
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