このほど、グローバルファイナンシャルスクール（GFS）へ入校された生徒さんの男女比を調べたところ、女性が42.88％と半数近く入校していることがわかりました。

※2021年3月18日現在

※入校時のユーザー登録情報をもとにカウント

近頃、女性向け雑誌やファッション雑誌などで「投資女子」という言葉を使って投資相談や情報欄が開設されているのを目にしたり、グローバルファイナンシャルスクール（GFS）の事務局スタッフからも「最近、女性からの問い合わせが増えている」という話を聞いていたので、女性が多いのは実感していましたが、こんなにいらしゃったんですね！

そして、投資をする女性の比率が増えているのは、どうやらGFSだけではないようです。フィディリティが毎年行っている「ビジネスパーソン1万人アンケート」によると、2020年には投資をしている人の比率が40.5％となり、その内訳を見てみると、20代や30代といった若い女性の比率がこの5年で10ポイント以上も上昇しています。では、なぜ今「投資女子」が増えているのでしょう？

（出典／フィディリティ「2020年ビジネスパーソン1万人アンケート」より）

グローバルファイナンシャルスクール（GFS）の講師たちによると、「女性は生活関連銘柄のトレンドに詳しい人が多いので、女性ならではの視点で優良企業を見つけることができる。だから投資に向いている」のだそうです。

奥さんや娘さんの「最近、ベビー用品の西松屋が人気だよ。安くて品揃えもいいから、いつも行っちゃう」といった情報から、有望な銘柄がわかることも多いそうです。

また、筆者が女性雑誌や女性向けウェブマガジンで目にした記事によると、若い女性の間では、「婚活サイトに会費を払って婚活に励むよりは、そのお金を元手に投資を勉強したり、実際に投資をしたほうがいい」と考える人も増えているようです。婚活で消耗するより、勉強してマネー活、というわけですね。

若い女性が投資を始めるようになった背景には、最近のFIREブームの影響もあるかもしれません。FIREとは、Financial Independence, Retire Early の略で、欧米では、10代20代の若者たちが、アーリーリタイアをねらって、積極的に投資をする人が多いのです。日本にも、このFIREブームが広がってきています。億万長者を目指すのではなく、数千万円の資産で、物価の安い地方に移住して趣味に没頭したり、好きなことをして質素に暮らす生き方を目指す女性が増えているのです。

筆者の友人である20代の女性は、昼間はウェイトレス、夜はウーバーイーツのアルバイトで生活していますが、最近ついに投資の勉強を始めました。友人はダンサーですが、専業でダンサーとして生計を立てるのは、日本ではとても難しいのだそうです。そこで、友人は持ち前のリズム感を生かしてDJの仕事も始め、それなりの収入を得られるようになってきたところに、コロナの打撃でDJの仕事も全くなくなり、ウーバーイーツのアルバイトを始めたのでした。

仕事はかなりハードですが、収入は生活するのがぎりぎり程度の額。時間も体力もアルバイトに割かれてしまい、何より本業であるはずのダンサーの活動ができません。「こんなことではいけない。踊ることがわたしの最大の人生の喜びなのに」と自省したといいます。

そして、グローバルファイナンシャルスクール（GFS）の講師でもある堀哲也さんの話題の著書「日本株独学で60万円を7年で3億円にした実践投資法」を読み、投資で豊かな生活を目指して、鋭意、勉強中です。

いま、多くの銘柄が、1銘柄100円から購入できるようになっています。投資未経験の女性におすすめなのは、まずこの「100円投資」です。100円なら、リスクは低いですよね。

毎日飲んでいるジュース代を節約して、あるいは、おつりを投資に回して、といった形で、まずは経験を積み着実に、リスクを抑えて実践しながら投資を学んでいく人が増えているようです。

いかがでしたか？予想以上に女性の間で広がっている投資ブーム。3月に生徒数6,000人を超えたグローバルファイナンシャルスクール（GFS）は、こうした女性たちの「自分らしい生き方」の模索にお役に立てれば、と切望しております。

＜出典元＞

・2020年ビジネスパーソン1万人アンケート

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