今、投資の勉強を始める女性が増えています。グローバルファイナンシャルスクール(GFS)にも、多くの女性の方々から関心が寄せられていますが、家庭や仕事の両立など、女性はいつも忙しい!子育て中で「勉強時間が取れないのでは」と心配になる方もいるでしょう。元記者で、運営会社社員の筆者が、忙しい女性のための勉強法を紹介します。
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今、投資の勉強を始める女性が増えています。グローバルファイナンシャルスクール(GFS)にも、多くの女性の方々から関心が寄せられていますが、家庭や仕事の両立など、女性はいつも忙しい!子育て中で「勉強時間が取れないのでは」と心配になる方もいるでしょう。元記者で、運営会社社員の筆者が、忙しい女性のための勉強法を紹介します。
筆者の20年来の親友が、最近ファイナンシャルプランナーの資格を取りました。両親が高齢になったため、相続のことが気になってきたそうです。また、自分の老後のために投資もしなくちゃ、とも言っていました。二人の小学生の子育てや家事、忙しい研究者の仕事をこなしながら、見事な合格でした。いま、筆者の親友のように、投資を勉強したいと思う女性が増えています。
女性は、結婚、出産、育児、介護などの影響を受けやすく、収入が安定しにくい傾向があります。育児と仕事の両立のために育休明けは時短勤務を選択したり、親の介護のために正規から非正規雇用者になったりする人もいます。
投資を勉強したいと思う女性が増えている背景として、iDeCo(イデコ)やNISA(ニーサ)のように節税しながら資産形成できる制度が、初心者向けの資産運用方法としてメディアで頻繁に取り上げられていることが考えられます。
優遇制度を上手く利用して投資をしたほうが、貯蓄より資産形成できるのではないかと考える女性が、まずは勉強を、という社会の風潮となっているようです。結婚や出産をしない女性なら、いずれ自分でマイホームを買わなくちゃ、と考えている人もいるでしょう。
親友は夫婦共稼ぎで、ローンを組んでマイホームも購入しました。子供の学習塾代、週末の子供のお稽古事の月謝もまかなわなくてはなりません。
「ワーキングマザーの勉強で一番大事なのは、とにかく『やる!』と決めること。上の子が中学生になったら、下の子が小学生になったら…と先延ばしにしていたら、資格を取れないまま、夢を実現できないまま人生が終わってしまうから、『言い訳なし、今やる!』って決めたの」とも話しています。
グローバルファイナンシャルスクールの講師のひとりは、「1日30分の動画視聴でいいんですよ」と話します。1講義は約30分。2倍速にすれば、15分で1レッスンが終了します。1日30分でも、1日で1~2講義を見終えることができますから、毎日コツコツと動画を視聴すれば、基礎的な投資の勉強は十分網羅できることになります。ただし、わからないところは、何度も繰り返し視聴するのが勉強のコツだそう。
忙しい日々のなかで資格取得をした親友に、さらに勉強のコツを聞いてみました。
すきま時間に勉強できる人は安定的に成績がよいと聞き、実践したそうです。「お風呂で湯船につかったら、5つ暗記。通勤時間は、最高の勉強タイム。最寄り駅までのバスの中でもテキストを広げて勉強。同僚との楽しいランチはあきらめて、お昼休みにオフィスの休憩室で、パンとお菓子をかじりながら勉強した」とのこと。「To doリストの上位に勉強をリストアップして、ほかのことの時間を削ったり、後回しにした」とも話していました。
こうやって、すきま時間の勉強を毎日続けて習慣にしたところ、勉強が苦にならなくなったそうです。そして、「家では家事育児に追われるから、あんまり勉強しなかったよ」と言います。のらない気分でだらだらと夜に勉強するのではなく、昼間のすきま時間に効率的に勉強をしたのが、メリハリがついてよかったのかも、と振り返っていました。
(写真/自宅を自習室に。ZOOM医進館より)
筆者の最愛の妹(ふたりの中学生の母)も、国家資格である保育士の資格をめざして勉強中です。子育てのために会社を辞めたのですが、子供が成長したのを機に、子供たちの学費捻出のためにと一念発起しています。
そんな妹に、忙しい女性たちにおすすめの勉強方法を聞いてみたところ、「Zoomを使った無料オンライン自習室がいい」とのこと。「顔は映らないけど利用者の勉強している様子が感じられて、みんなが勉強しているのだから、つながっている間はやるしかない!という気分になれる」と妹は話しています。
親友や妹の勉強方法の話を聞いて、筆者も若いころスキルアップのために勉強していた経験を思い出しました。社会人として伸び悩んでいた20代のころ、英語を武器にしようと思い立ち、毎週土曜の早朝に個人レッスンを受けていたことがあります。
ワインが大好きな筆者は、それまで金曜日は仕事仲間とよく飲みに行っていたのですが、その習慣をきっぱりやめました。翌日の早朝がレッスンなので、無理だったんです。愚痴を言い合ったりする仕事仲間との飲み会は楽しくもありましたが、「勉強しているほうが、さわやかでいいな」と思いました。
日本のワーキングマザーは、世界的にみても、睡眠時間が少ないことで知られます。そんな中、この言い方はちょっときついかもしれませんが、勉強しない理由はいくらでもつけられます。やるかやらないか、だと思うのです。
子育て中であっても、すきま時間を活用して、メリハリをつけて、1日30分でもいいから毎日コツコツと継続すれば、夢はかなうかもしれません。
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