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純資産って何?高収入な人が、真のお金持ちとは限らないって本当?

純資産って何?高収入な人が、真のお金持ちとは限らないって本当?

グローバルファイナンシャルスクール(GFS)が目指していることのひとつに、「日本に純資産を増やす勉強を広めたい」ということがあります。ひとくちに「資産」といっても、総資産と純資産ではだいぶ意味が違います。純資産って何?お金って何?元記者で、運営会社社員の筆者が友人のケースをもとに、解説していきます。

純資産って何?

資産といっても、総資産か、純資産か、でだいぶ意味は違ってきます。総資産が多くても、負債が多ければ、お金持ちとはいえません。

 

総資産-負債=純資産です。個人の総資産には、貯金や車、持ち家(土地建物)、終身保険などが挙げられるでしょう。負債には、住宅ローン、教育ローン、自動車ローン、クレジットカードの未払いなどがあります。純資産が多い人が「お金持ち」ということになります。

 

では、そもそもお金とは何でしょうか?長いお金の歴史を経て、現代ではキャッシュだけでなく、不動産、株なども含まれるようになりました。真のお金持ちになるには投資も必要な時代となり、グローバルファイナンシャルスクール(GFS)では、多くの方々が“純資産持ち”になれるよう、歴史、金融、経済、投資と、お金にまつわる全てが学べます。

生活費がまかなえればいい?

 

筆者の友人のケースを紹介しましょう。

友人は、2人の子供をアメリカの大学に留学させています。年収は1000万円近いのですが、留学費用を捻出するため、週末に副業を始めました。資格を生かした副業なのですが、土日も朝から夜まで働き詰めです。住宅ローンもあるので、年収1000万円でも足りないのだそうです。

 

年収1000万円といえば、一般的には高収入な人というイメージですが、友人のように「負債」が大きければ、実際はそれほどお金持ちではない、ということになります。

 

実際、この友人は「貯金は1000万円もないよ」と言います。以前は「生活費が捻出できればいい。ぜいたくしたいわけじゃないし、借金があるわけじゃないし。資格を生かして、ずっと働けばいいんだから」と納得していました。しかし、最近人間ドックに行ったら生活習慣病が見つかったそうです。友人である筆者としては、働きすぎが原因なのでは…と心配になりました。

 

友人は、この病気を機に夫婦ふたりでの老後資金についても心配になったといいます。「純資産を増やすためには、投資も考えてみようかな」「投資なら、週末に家族と一緒に過ごしながら、在宅でできる」と話しています。

 

以前の友人のように、「生活費がまかなえればいい」と考える人は多いようです。そして、友人の場合、子供を外国に留学させるという夢の実現のために、生活費以上のお金が必要になったわけです。夢を実現するために必要なお金をどうするか、という局面に直面する人は、多いのではないでしょうか。夢をあきらめるか、もっと収入を増やすか。収入を増やすためにはどうするか、と悩んでいる方も多いと思います。

“純資産持ち”は、人生の選択肢が増える

お金持ち

 

もう一人の友人のケースを紹介します。

この友人は、会社を経営しながら投資も行っており、このほど、ふたつめのNPOを立ち上げました。労働収入だけでなく、投資でも収益を生み出している純資産持ちです。

 

友人は「純資産が多いことで人生の選択肢が広がっている」と話しています。日本では、LGBTの方々の権利が欧米諸国と比べてまだまだ十分とはいえないことに心を痛めていて、LBGTの方々の地位向上のための活動を日本で展開したいと思い立ったそうです。「他者を応援できることが最大のぜいたくだと思うから、自分は今とても幸せだ」と言っています。

 

この友人も、30代のころは「好きなゴルフができればいい」と話していたのですが、社会に貢献したいという夢を叶えるために、純資産が役立ったわけです。

 

 

筆者も、40代でなけなしの資産をはたいて、「ニューヨークで新しい挑戦をする」という夢を叶えました。いくつになっても成長したい、夢を追いたい、という人にとっては「純資産持ち」になることは、とても意味があることといえるのではないでしょうか。

 

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