( 写真/サイバー大学youtubeから)
市川雄一郎は、サイバー大学では2つのキャリア科目を担当しています。「ファイナンシャルプランニング入門」の講義では、資産運用の基本を丁寧に学べます。日常のニュースでもよく聞く、インフレーションとは何か、デフレーションとは何か。知っているようでも実はよく理解していないことを、「知っているとこんな事がわかる!」という興味を深める講義を展開しています。
他大学でのファイナンシャル・プランニング入門は、概ね資格試験に直結したカリキュラムが組まれていることが多いのですが、市川は国内の他大学のFP関連のカリキュラムを全て調査し、他の大学には絶対にない、実生活にもすぐ活きる内容の講義を展開しています。
そのため、生徒からは「この科目は必須科目にするべき!」「このクラスを取ったことで日常生活の視点が変わった」などの声が毎回届くそうです。
市川はこう言います。「ただわかりやすいだけの講義なら、私がやらなくてもいいと思うんです。市川の講義だから他とは違う、と思ってもらえる講義を常に昔から目指してきているんです」と。
また、ここまで市川が、初歩からわかりやすく教えることにこだわるのには、それ相応の理由があります。
日本人は、小さい頃からお金に関わる教育を受ける機会がほとんどないと言います。言い方が少し大げさに聞こえるかもしれませんが、”1億総素人状態”といってもいいと感じているそうです。とかく日本は昔から、「お金の話なんてするもんじゃない」という伝統的文化とも言える価値観から、みんな無知な状態で放置されているのが現実だと思います。
米国などでは、例えばニューヨークの一部の話になりますが、義務教育の課程で投資の勉強をしている場合があります。一般庶民でも、収入の3割程度は、資産運用によって収益を得るのが普通だといいます。
それに比べ、日本はまだまだこれから!初歩の初歩から、正しい実践的な知識を入れていくのがいいのです。
市川が教えるもう1科目の「資産運用実践論」では、ファイナンシャル・プランニング入門で学んだ内容を踏まえて、更に暗号資産(仮想通貨)のことやブロックチェーンの基礎知識などを含むフィンテックについても学べます。こちらも人気科目になっているようです。